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公開番号2024135984
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046924
出願日2023-03-23
発明の名称中継装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人
主分類H02J 50/50 20160101AFI20240927BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 無線電力伝送と無線信号伝送との間で生じる干渉を抑制することを可能とする中継装置を提供する。
【解決手段】 中継装置は、無線送電局から出力される電力伝送波を中継する中継部と、前記中継部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、無線基地局から出力される信号伝送波及び前記電力伝送波の干渉を抑制する特定制御を実行する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
無線送電局から出力される電力伝送波を中継する中継部と、
前記中継部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、無線基地局から出力される信号伝送波及び前記電力伝送波の干渉を抑制する特定制御を実行する、中継装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記信号伝送波の優先度及び前記電力伝送波の優先度に基づいて前記特定制御を実行する、請求項1に記載の中継装置。
【請求項3】
前記中継部は、前記電力伝送波を反射するか透過するか切り替え可能に構成されており、
前記制御部は、前記信号伝送波の優先度が前記電力伝送波の優先度よりも高い場合に、前記特定制御として、前記中継部によって前記電力伝送波を透過する、請求項2に記載の中継装置。
【請求項4】
前記中継部は、前記電力伝送波を反射するか透過するか切り替え可能に構成されており、
前記制御部は、前記信号伝送波の優先度が前記電力伝送波の優先度よりも低い場合に、前記特定制御として、前記中継部によって前記電力伝送波を反射する、請求項2に記載の中継装置。
【請求項5】
前記中継部は、前記電力伝送波を反射する方向を切り替え可能に構成されており、
前記制御部は、前記特定制御として、前記中継部によって前記電力伝送波を反射する方向を制御する、請求項1に記載の中継装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記特定制御として、前記電力伝送波を受電する端末の位置情報を前記無線送電局及び前記無線基地局の少なくともいずれか1つに送信する制御を実行する、請求項1に記載の中継装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線電力伝送で用いる電力伝送波を中継する中継装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電力伝送を無線で行う技術(無線電力伝送)が知られている。無線電力伝送としては、電流を電力伝送波に変換することによって電力伝送を実行する方式が知られている。電力伝送波としては、マイクロ波(電波)又はレーザ光を用いることが可能である。
【0003】
例えば、ドローン等の小飛行体に電力伝送を無線で行う電力送信装置(以下、無線送電局)を選択する技術が提案されている。無線送電局としては無線基地局が用いられるケースも想定される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-191038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、無線電力伝送で用いる電力伝送波は、遮蔽物などによって著しく減衰するため、無線電力伝送で電力を伝送可能な対象の位置は、無線送電局の見通しの範囲内に限られてしまう。
【0006】
このような背景下において、無線送電局から出力される電力伝送波の到達範囲を拡大するために、無線送電局から出力される電力伝送波を中継する中継装置が想定される。
【0007】
ところで、無線電力伝送が実行されるエリアにおいて、無線基地局と端末との間の無線信号伝送が実行されるエリアが重複するケースが想定され、無線電力伝送で用いる周波数と無線信号伝送で用いる周波数とが近接する場合には、無線電力伝送と無線信号伝送との間で干渉が生じる可能性がある。
【0008】
そこで、本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、無線電力伝送と無線信号伝送との間で生じる干渉を抑制することを可能とする中継装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の一態様は、無線送電局から出力される電力伝送波を中継する中継部と、前記中継部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、無線基地局から出力される信号伝送波及び前記電力伝送波の干渉を抑制する特定制御を実行する、中継装置である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、無線電力伝送と無線信号伝送との間で生じる干渉を抑制することを可能とする中継装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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