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公開番号2024158119
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073058
出願日2023-04-27
発明の名称ステッピングモータ
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類H02K 37/14 20060101AFI20241031BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータ外部への磁束漏れを低減する。
【解決手段】周方向に交互に配設された第一の櫛歯を有するインヨーク7、8と、第一の櫛歯間に配置される第二の櫛歯を有するアウトヨーク3、4と、インヨーク7、8とアウトヨーク3、4との間に配置された励磁コイル5、6を有するステータ16と、ステータ16内部に配設されるとともに、その周面が異なる極に交互に着磁されたマグネット9を有するロータ17と、ロータ17を回転自在に支持する軸受2と、軸受2の端部に設けられた押さえ板1とを備え、押さえ板1が磁性体からなることを特徴とする。
【選択図】図1




特許請求の範囲【請求項1】
周方向に交互に配設された第一の櫛歯を有するインヨークと、前記第一の櫛歯間に配置される第二の櫛歯を有するアウトヨークと、前記インヨークと前記アウトヨークとの間に配置された励磁コイルを有するステータと、
前記ステータ内部に配設されるとともに、その周面が異なる極に交互に着磁されたマグネットを有するロータと、
前記ロータを回転自在に支持する軸受と、
前記軸受の端部に設けられた押さえ板と
を備え、
前記押さえ板が磁性体からなることを特徴とするステッピングモータ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記押さえ板は、前記アウトヨークとその周縁部において接触していることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
【請求項3】
前記軸受に保持され、前記ロータの回転軸となるシャフトを有し、
前記押さえ板は、前記シャフトの端部を覆っていることを特徴とする請求項1または2に記載のステッピングモータ。
【請求項4】
前記押さえ板は、貫通穴を有することを特徴とする請求項1または2に記載のステッピングモータ。
【請求項5】
前記軸受に保持され、前記ロータの回転軸となるシャフトを有し、
前記シャフトは非磁性体からなることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータ内で回転するシャフトとマグネットを有するロータと、そのロータのスラスト方向に位置規制する押さえ板を備えたステッピングモータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来のモータにおいて、ステータ内のロータの凹部に設けられたコイルバネによってロータがスラスト方向に付勢され、モータの回転時にシャフトがスラスト方向に暴れることでたたき音が発生することがあった。これに対し、例えば特許文献1に開示されているように、ロータをスラスト方向に位置規制する押さえ板が使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-147277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、押え板が非磁性体であると、モータ内部から発生する磁束がスラスト方向に漏れやすく、例えばカメラ内で使用されるセンサが近接して配置された場合には、ノイズとなってしまう可能性があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記を鑑み、本発明に係るステッピングモータは、
周方向に交互に配設された第一の櫛歯を有するインヨークと、前記第一の櫛歯間に配置される第二の櫛歯を有するアウトヨークと、前記インヨークと前記アウトヨークとの間に配置された励磁コイルを有するステータと、
前記ステータ内部に配設されるとともに、その周面が異なる極に交互に着磁されたマグネットを有するロータと、
前記ロータを回転自在に支持する軸受と、
前記軸受の端部に設けられた押さえ板と
を備え、
前記押さえ板が磁性体からなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、モータ外部に漏れる磁束を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施例1に係るステッピングモータの断面図
本発明の実施例1に係るステッピングモータの分解斜視図
本発明の実施例2に係るステッピングモータの断面図
本発明の実施例5に係るステッピングモータの上面図
本発明の実施例6に係るステッピングモータの上面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施例1)
以下、本発明の実施例1に係るステッピングモータの一例であるモータMについて説明する。モータMは、PM(Parmanent Magnet)型ステッピングモータであり、図1はその構造を示す断面図である。また、図2はモータMの分解斜視図であり、以下の説明においては少なくともいずれかの図面に記載された構成について説明する。
【0009】
モータMは、非磁性体からなるシャフト10(回転軸)を含むロータ17がステータ16内部に排泄され、ステータ16に対し回転自在に支持されることで構成されている。ロータ17はシャフト10と、その周面が周方向に交互に異なる極に着磁されたマグネット9から構成される。
【0010】
その周囲には、インヨーク7、8と励磁コイル5、6とアウトヨーク3、4から構成されるステータ16が配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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