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公開番号
2024155633
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023070509
出願日
2023-04-21
発明の名称
ポータブル電源
出願人
株式会社B&GLOBAL
代理人
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20241024BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】デザイン性及びユーザビリティに優れたポータブル電源を提供すること。
【解決手段】このポータブル電源1は、直流の充放電が可能な箱型の車用バッテリB1と、車用バッテリB1から取り出された直流を交流に変換するインバータユニット31と、それらを収容するケース2と、を備える。ケース2は、車用バッテリB1を収容する下側ケース部21と、インバータユニット31を収容する上側ケース部11とにより構成される。下側ケース部21は、車用バッテリB1を出し入れ可能な上部開口22を有する。上側ケース部11は、上部開口22を塞ぐ状態で、下側ケース部21に対して分離可能に取り付けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
直流の充放電が可能な箱型の車用バッテリと、前記車用バッテリから取り出された直流を交流に変換するインバータユニットと、前記車用バッテリ及び前記インバータユニットを収容するケースと、を備えたポータブル電源であって、
前記ケースは、前記車用バッテリを収容する下側ケース部と、前記インバータユニットを収容する上側ケース部とにより構成され、
前記下側ケース部は、前記車用バッテリを出し入れ可能な上部開口を有し、
前記上側ケース部は、前記上部開口を塞ぐ状態で、前記下側ケース部に対して分離可能に取り付けられている
ことを特徴とするポータブル電源。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記下側ケース部は、前記下側ケース部の内壁面から突出して前記車用バッテリの側面に当接するバッテリ固定部材を有することを特徴とする請求項1に記載のポータブル電源。
【請求項3】
前記下側ケース部は、異なるサイズの前記車用バッテリを収容可能な大きさを有し、
前記バッテリ固定部材は、前記車用バッテリのサイズに応じて突出量が変更可能である
ことを特徴とする請求項2記載のポータブル電源。
【請求項4】
前記下側ケース部は、外壁面における複数箇所に折り畳み可能な把持手を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のポータブル電源。
【請求項5】
前記下側ケース部は、底面における複数箇所にストッパ付きのキャスターを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のポータブル電源。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポータブル電源に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、屋外等で商用電源を必要とする機器を使用したいときに便利な可搬式の給電装置として、ポータブル電源がよく知られている。一般的にこの種のポータブル電源は、直流の充放電が可能なリチウムイオンバッテリ等の蓄電器、蓄電器から取り出された直流を交流に変換するインバータユニット、それらを収容するケースなどによって構成されている。ところで、ユーザにおいては、リチウムイオンバッテリの代わりに、自動車等に搭載されている箱型の車用バッテリ(カーバッテリ)を蓄電器として利用したいという要望が少なからずあった。
【0003】
このような事情のもと、カーバッテリを蓄電器として利用可能なポータブル電源が従来すでに提案されている(例えば特許文献1の図1~図3を参照)。特許文献の図3に示す従来技術のポータブル電源は、略直方体状の筐体の内部にカーバッテリ及びインバータ回路を完全に収納し、筐体の上面側に操作パネルを設けた構成を備えている(以下、便宜上「第1の従来装置」と称する。)。
【0004】
また、特許文献の図1、図2には、第1の従来装置をベースにして改良されたポータブル電源が開示されている(以下、便宜上「第2の従来装置」と称する。)。第2の従来装置であるポータブル電源は、一方の側面から視たときに逆L字状となり、前方から視たときには略方形となるように形成された筐体を備えている。筐体の前面には、計器、スイッチ及びソケットなどを有する操作パネルが設けられている。筐体の上面には、両側面に跨がる横棒を設けることで把手が形成されている。逆L字状の部位の空所には、ベルトを設けることでカーバッテリが着脱自在な構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第2722046号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記第1及び第2の従来装置には、いくつかの欠点があった。
【0007】
第1の従来装置では、筐体の内部にカーバッテリを完全に収納して一体化した商品形態をなすものであるため、基本的にカーバッテリを取り替えることを想定した構成を備えていない。よって、仮にカーバッテリを取り替えようとしても、そもそもカーバッテリが筐体から取出不能であるか、あるいは取出可能であったとしても煩雑な作業を余儀なくされる。
【0008】
また、たとえカーバッテリを取り出すことができたとしても、複数の異なるサイズのカーバッテリの取り付けに対応することができない。具体的には、元々収納されていたカーバッテリよりも小さいサイズのカーバッテリの場合、筐体内面との間に隙間ができてしまい、安定的に収納することができない。逆に、元々収納されていたカーバッテリよりも大きいサイズのカーバッテリの場合、そもそも筐体内にスペースがなく収納することができない。
【0009】
さらに、一部のユーザにおいては、インバータ回路を含むユニットと、カーバッテリを含むユニットとを分離して個別に使用したいという要望もある。しかしながら、第1の従来装置の構成では、このような要望に応じることができない。
【0010】
その点、第2の従来装置では、筐体が逆L字状であって、カーバッテリを収納する構造にはなっていない。それゆえ、複数の異なるサイズのカーバッテリの取り付けに対応することが可能と考えられる。しかしながら、第2の従来装置では、カーバッテリが常時外部に露出した状態で取り付けられるため、ユーザに対して非常に煩雑な印象を与え、見た目が良いものであるとは言い難い。特に、大きいサイズのカーバッテリを取り付けたような場合には、左右方向にカーバッテリが張り出してしまい、見た目をさらに害してしまう。
(【0011】以降は省略されています)
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