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公開番号
2024162471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078005
出願日
2023-05-10
発明の名称
制御盤の扉
出願人
株式会社サタケ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02B
1/38 20060101AFI20241114BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】扉の垂れ下がり乃至扉の垂れ下がりの進行を抑えるとともに、扉を閉じた状態において、扉を正常な姿勢に矯正することが可能な制御盤の扉を提供する。
【解決手段】扉本体21が開き戸式に回動することにより、制御盤本体10の開口部10aを開閉する、制御盤1の扉20である。扉本体21の表側に回動自在に設けられた施解錠レバーと、扉本体21の裏側で、施解錠レバーと連結されるリンク機構33から下方に延び、施解錠レバーの回動に連動して昇降する下側係止ロッド36と、下側係止ロッド36の下端部に固定される第1セットカラー40と、を備えている。第1セットカラー40の下端は、開口部10aを閉じた状態で、施解錠レバーを回動させて下側係止ロッド36が下降した場合に、制御盤本体10の下端部の下側突出部18に上方から当接することで、扉本体21の傾きを矯正するような高さに設定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
扉本体が開き戸式に回動することにより、制御盤本体の開口部を開閉する、制御盤の扉であって、
上記扉本体の表側に回動自在に設けられた把手と、
上記扉本体の裏側で、上記把手と連結されるリンク機構から下方に延び、当該把手の回動に連動して昇降する第1棒状部材と、
上記第1棒状部材の下端部に固定される第1セットカラーと、を備え、
上記第1セットカラーの下端は、上記開口部を閉じた状態で、上記把手を回動させることにより上記第1棒状部材が下降した場合に、上記制御盤本体の下端部に設けられた第1被当接部に上方から当接することで、当該扉本体の傾きを矯正するような高さに設定されていることを特徴とする制御盤の扉。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
上記請求項1に記載の制御盤の扉において、
上記扉本体の裏側で、上記リンク機構から上方に延び、当該把手の回動に連動して昇降する第2棒状部材と、
上記第2棒状部材の上端部に固定された第2セットカラーと、を備え、
上記第2セットカラーの上端は、上記開口部を閉じた状態で、上記把手を回動させることにより上記第2棒状部材が上昇した場合に、上記制御盤本体の上端部に設けられた第2被当接部に下方から当接するような高さに設定されていることを特徴とする制御盤の扉。
【請求項3】
上記請求項2に記載の制御盤の扉において、
上記把手は、回動されることで、上記扉本体を施錠または解錠する施解錠レバーであり、
上記第1棒状部材は、上記開口部を閉じた状態で、上記施解錠レバーを施錠側に回動させることにより下降して、上記第1セットカラーよりも下方に延びる先端部が、上記第1被当接部に形成された第1係止孔に挿通されるように構成され、
上記第2棒状部材は、上記開口部を閉じた状態で、上記施解錠レバーを施錠側に回動させることにより上昇して、上記第2セットカラーよりも上方に延びる先端部が、上記第2被当接部に形成された第2係止孔に挿通されるように構成されていることを特徴とする制御盤の扉。
【請求項4】
上記請求項2に記載の制御盤の扉において、
上記扉本体の裏側に設けられ、上記第1および第2棒状部材をそれぞれ上記第1および第2係止孔に誘導するガイド部材を備えていることを特徴とする制御盤の扉。
【請求項5】
上記請求項2に記載の制御盤の扉において、
上記制御盤本体には、その内部に棚板が設けられていることを特徴とする制御盤の扉。
【請求項6】
上記請求項5に記載の制御盤の扉において、
上記棚板は、上記開口部を閉じた状態で上記扉本体と対向する上記制御盤本体における背面と、対向方向である奥行方向に、当該制御盤本体の奥行寸法の10~20%に相当する間隔を空けて配置されているとともに、奥行方向における当該背面側の端部が上方に延びていることを特徴とする制御盤の扉。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御盤の扉に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
制御基板等をその内部に収容する矩形箱状の制御盤本体の開口部を、開き戸式に回動する扉本体で開閉するようにした制御盤が従来から知られている。
【0003】
このような制御盤では、扉本体の表側面に制御モニターや液晶パネル等を取り付ける一方、扉本体の裏側面に制御基板等を設置することが多いことから、かかる扉本体を主要部とする扉が重くなってしまう傾向にある。このため、この種の制御盤では、扉自体が重いことと、扉本体を開き戸式に回動させるヒンジ等の経年劣化と、が相俟って、扉が垂れ下がってしまう(ヒンジと反対側が下方に下がるように扉が傾いてしまう)という問題がある。
【0004】
例えば特許文献1には、配電盤の扉が反蝶番(ヒンジ)側に垂れていても、扉を軽く押すだけで扉が完全に閉じるようにするために、扉の反蝶番側に箱体に向けて水平軸の周りに回動自在なローラを取付け、扉を閉じた状態でローラを下方から水平に支持する支持板を箱体に取付け、支持体に扉に向けて下方に開くガイド板を延設した、配電盤の扉案内装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平6-98426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記特許文献1のものは、開閉に支障が生じる程度に垂れ下がってしまった扉に適用されるものであるが、言うまでもなく、扉の垂れ下がり自体を抑える(予防する)ことができるのであれば、それに越したことはない。
【0007】
また、開閉に支障がない程度ではあるが、既に扉が垂れ下がり始めている場合には、垂れ下がりの進行を抑えることが望ましい。
【0008】
さらに、制御盤では、扉本体の裏側面に矩形枠状のゴムパッキン等を設ける一方、制御盤本体の開口部周りに矩形枠状の突出部を設け、扉本体で制御盤本体の開口部を閉じた際に、突出部がゴムパッキンに当接することで、制御盤の気密性を保っていることが多い。このため、開閉に支障がない程度とはいえ、扉が垂れ下がっていると、突出部とゴムパッキンとにズレが生じ、制御盤の気密性が低下するおそれがある。それ故、扉を閉じた状態において、垂れ下がっていない正常な姿勢に扉を矯正することも求められる。
【0009】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、扉の垂れ下がり乃至扉の垂れ下がりの進行を抑えるとともに、扉を閉じた状態において、扉を正常な姿勢に矯正することが可能な制御盤の扉を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するため、本発明に係る制御盤の扉では、扉の裏側に設けられた、昇降する棒状部材の下端部に固定されたセットカラーを、扉を閉じた状態で、制御盤本体の下端部に設けられた被当接部に上方から当接させるようにしている。
(【0011】以降は省略されています)
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