TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024161819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-20
出願番号2023076882
出願日2023-05-08
発明の名称給電システム
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02J 50/90 20160101AFI20241113BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】機械式駐車場におけるワイヤレス給電を実現する給電システムを提供する。
【解決手段】給電システムは、電気自動車を下方から支持し、前記電気自動車を上下方向、左右方向、前後方向、及び/又は、ヨー方向の移動によって運搬し、所定位置に格納する搬送機と、前記搬送機によって運搬されて格納される前記電気自動車の格納部とを有し、前記格納部の断面は略凹状をなし、前記搬送機は、前記電気自動車を下方から支持しながら前記格納部の凹部に進入及び所定位置で下降し、前記電気自動車を前記凹部の上方に架橋させて駐車する駐車システムにおいて、前記格納部の前記凹部を前後左右及び上下のうち、少なくとも一方向に移動可能な給電コイルを備え、前記給電コイルは前記電気自動車に搭載された受電コイルに給電を行なう。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気自動車を下方から支持し、前記電気自動車を上下方向、左右方向、前後方向、及び/又は、ヨー方向の移動によって運搬し、所定位置に格納する搬送機と、
前記搬送機によって運搬されて格納される前記電気自動車の格納部と
を有し、
前記格納部の断面は略凹状をなし、
前記搬送機は、前記電気自動車を下方から支持しながら前記格納部の凹部に進入及び所定位置で下降し、前記電気自動車を前記凹部の上方に架橋させて駐車する駐車システムにおいて、
前記格納部の前記凹部を前後左右及び上下のうち、少なくとも一方向に移動可能な給電コイルを備え、
前記給電コイルは前記電気自動車に搭載された受電コイルに給電を行なう、
給電システム。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記電気自動車を識別する車両識別部と、
前記給電コイルの移動及び給電制御を実行する制御部と
を有し、
前記制御部は、前記車両識別部で得られる情報により、前記電気自動車が前記受電コイルを搭載しており、且つ、前記電気自動車のユーザから給電が望まれていることを認識した場合に、前記給電コイルからの給電を行なう、
請求項1に記載の給電システム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記車両識別部で得られる情報に基づき前記電気自動車が前記受電コイルを搭載していると判断される場合、前記車両識別部で得られる情報により前記給電コイルの位置を決定し、
前記搬送機が前記格納部の前記凹部から退避した後、決定した位置へ前記給電コイルを移動させ、
給電を開始する
請求項2に記載の給電システム。
【請求項4】
前記給電コイル及び/又は前記受電コイルは、前記電気自動車の幅方向に長辺をなす長方形状のコイルである、
請求項1から3のいずれか1項に記載の給電システム。
【請求項5】
前記電気自動車の前記駐車システムにおける駐車料金に対し、前記給電コイルから給電した電力量を加算して出力する
請求項1から3のいずれか1項に記載の給電システム。
【請求項6】
前記格納部の前記凹部の底面は、磁性体であること
請求項1から3のいずれか1項に記載の給電システム。
【請求項7】
前記格納部の前記凹部の底面は、中空であるか、又は、パンチングメタル若しくはエキスパンドメタルで構成されている
請求項1から3のいずれか1項に記載の給電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機械式駐車場におけるワイヤレス給電を実現する給電システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車が普及し始めており、駐車エリアに停められた車両に給電する給電装置が駐車場に設置されている。電気自動車に搭載されている蓄電池への給電の方法は、有線による給電と、無線によるワイヤレス給電とがある。有線による給電では、ユーザがケーブルを車両に取り付ける作業が必要であるのに対し、ワイヤレス給電では、駐車エリアに固定された給電コイルの場所に合わせた駐停車さえできれば、ユーザの作業なしに給電を開始できる。ただしワイヤレス給電では、車両の位置を、固定された給電コイルの位置に合わせて給電効率を維持することが容易でない。地上の平面駐車場では車両の下方の空間が少ないために給電コイルを動かす機構を設けることは困難である。
【0003】
地上の空間を有効に利用するため、地上又は地下の高さ方向に車両を格納する機械式駐車場が普及している。機械式駐車場には、ゴンドラ式や昇降式など、車両を格納した格納部自体が動く方式と、特許文献1及び2のように、搬送装置が車両を搬送して格納部にそれぞれ格納する方式とがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第2872962号
特許第2787435号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
機械式駐車場において、床面に設置された給電コイルと電気自動車の受電コイルの位置合わせは困難である。
【0006】
本発明は、機械式駐車場におけるワイヤレス給電を実現する給電システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態の給電システムは、電気自動車を下方から支持し、前記電気自動車を上下方向、左右方向、前後方向、及び/又は、ヨー方向の移動によって運搬し、所定位置に格納する搬送機と、前記搬送機によって運搬されて格納される前記電気自動車の格納部とを有し、前記格納部の断面は略凹状をなし、前記搬送機は、前記電気自動車を下方から支持しながら前記格納部の凹部に進入及び所定位置で下降し、前記電気自動車を前記凹部の上方に架橋させて駐車する駐車システムにおいて、前記格納部の前記凹部を前後左右及び上下のうち、少なくとも一方向に移動可能な給電コイルを備え、前記給電コイルは前記電気自動車に搭載された受電コイルに給電を行なう。
【0008】
本開示の給電システムでは、機械式駐車場においても車両が駐車スペースに格納されたことに応じて給電を開始する制御が可能である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、駐車スペースの下方に空間を有するような機械式駐車場におけるワイヤレス給電が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
機械式駐車場の模式斜視図である。
車両が載置される格納部の拡大図である。
給電コイルの配置を示す模式図である。
給電装置を含む給電システムの構成を示すブロック図である。
給電装置の構成を示すブロック図である。
制御部による給電開始処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態における給電システムの構成を示すブロック図である。
給電装置の構成を示すブロック図である。
第2実施形態における制御部による給電開始処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態における制御部による給電開始処理の一例を示すフローチャートである。
識別体及び車両識別部の設置位置の一例を示す図である。
第3実施形態における給電装置の構成を示すブロック図である。
第3実施形態における制御部による給電開始処理の一例を示すフローチャートである。
第3実施形態における制御部による給電開始処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社ダイヘン
碍子
8日前
株式会社ダイヘン
電力システム
3日前
株式会社ダイヘン
電力システム
3日前
株式会社ダイヘン
絶縁紙巻き機構
8日前
株式会社ダイヘン
プリント基板の補強構造
6日前
株式会社ダイヘン
溶接検査装置および溶接検査方法
6日前
株式会社ダイヘン
溶接波形制御装置及び溶接波形制御方法
6日前
個人
インバーター
29日前
個人
通電確認器具
6日前
株式会社アイシン
制御装置
8日前
株式会社ExH
接触ユニット
3日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
15日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
15日前
株式会社アイシン
ロータ
16日前
株式会社東光高岳
開閉器
14日前
株式会社アイシン
モータ装置
16日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
6日前
株式会社高砂製作所
力率改善回路
3日前
住友電装株式会社
電気接続箱
3日前
マツダ株式会社
電力変換装置
28日前
住友電装株式会社
電気接続箱
7日前
住友電装株式会社
電気接続箱
7日前
住友電装株式会社
電気接続箱
6日前
住友電装株式会社
電気接続箱
7日前
住友電装株式会社
電気接続箱
28日前
三菱電機株式会社
半導体装置
14日前
富士電機株式会社
電力変換装置
6日前
富士電機株式会社
電力変換装置
28日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
3日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
充放電システム
28日前
本田技研工業株式会社
回転電機
6日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
6日前
ダイハツ工業株式会社
クレードル装置
6日前
株式会社ダイヘン
電力システム
3日前
株式会社ダイヘン
電力システム
3日前
続きを見る