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公開番号
2024163839
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023194845
出願日
2023-11-16
発明の名称
電力供給システム
出願人
株式会社辰巳菱機
代理人
個人
主分類
H02J
3/38 20060101AFI20241115BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 簡単に商用電源と負荷の間に発電装置などを設けることが可能な電力供給システムを提供する。
【解決手段】 電力供給システムは、第1発電部と、パワーコンディショナーと、制御部と、を有する第1電力供給部と、第1双投スイッチと、を備える。前記第1双投スイッチの共通接点は、他のスイッチを介して、若しくは、他のスイッチを介さずに、負荷に接続される。前記第1双投スイッチの常閉接点は、前記パワーコンディショナーを介して、前記第1発電部に接続される。前記第1双投スイッチの常開接点は、他のスイッチを介して、若しくは、他のスイッチを介さずに、商用電源に接続される。前記第1発電部から供給される電力に関する情報に基づいて、前記制御部は、前記第1双投スイッチの共通接点と前記第1双投スイッチの常閉接点とが接続した状態を、前記第1双投スイッチの共通接点と前記第1双投スイッチの常開接点とが接続した状態に切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
再生可能エネルギー由来電力発生装置を含む第1発電部と、パワーコンディショナーと、制御部と、を有する第1電力供給部と、
第1双投スイッチと、を備え、
前記第1双投スイッチの共通接点は、他のスイッチを介して、若しくは、他のスイッチを介さずに、負荷に接続され、
前記第1双投スイッチの常閉接点と常開接点の一方は、前記パワーコンディショナーを介して、前記第1発電部に接続され、
前記第1双投スイッチの常閉接点と常開接点の他方は、他のスイッチを介して、若しくは、他のスイッチを介さずに、商用電源に接続され、
前記第1発電部から供給される電力に関する情報と、前記パワーコンディショナーを介して供給される電力に関する情報と、前記商用電源から供給される電力に関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記制御部は、前記第1双投スイッチの共通接点と前記第1双投スイッチの常閉接点とが接続した状態を、前記第1双投スイッチの共通接点と前記第1双投スイッチの常開接点とが接続した状態に切り替える、電力供給システム。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記第1発電部で得られた電力に基づいて水素を発生させる水素発生装置と、前記水素発生装置で得られた水素に基づいて発電する燃料電池を含む第2発電部と、を有する第2電力供給部と、
第2双投スイッチと、を更に備え、
前記第1双投スイッチの共通接点は、前記第2双投スイッチを介して、前記負荷に接続され、
前記第2双投スイッチの共通接点は、前記負荷に接続され、
前記第2双投スイッチの常閉接点と常開接点の一方は、前記第1双投スイッチの共通接点に接続され、
前記第2双投スイッチの常閉接点と常開接点の他方は、前記第2発電部に接続され、
前記第1発電部から供給される電力に関する情報と、前記パワーコンディショナーを介して供給される電力に関する情報と、前記水素発生装置で得られた水素に関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記制御部は、前記第2双投スイッチの共通接点と前記第2双投スイッチの常閉接点とが接続した状態を、前記第2双投スイッチの共通接点と前記第2双投スイッチの常開接点とが接続した状態に切り替える、請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項3】
前記第1電力供給部は、前記第1発電部からの電力を蓄積する蓄電部を有し、
前記第1発電部からの電力及び前記蓄電部からの電力が、前記第1双投スイッチと前記第2双投スイッチを介して、前記負荷に供給され、前記第1双投スイッチと前記第2双投スイッチを介さずに、前記第2電力供給部に供給される、請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項4】
内燃機関若しくは外燃機関で得られた運動エネルギーに基づいて発電する発電装置を含む第3発電部と、前記第3発電部で使用する燃料を貯蔵する燃料貯蔵部と、を有する第3電力供給部と、
第3双投スイッチと、を備え、
前記第3双投スイッチの共通接点は、少なくとも前記第1双投スイッチを介して、負荷に接続され、
前記第3双投スイッチの常閉接点と常開接点の一方は、前記商用電源に接続され、
前記第3双投スイッチの常閉接点と常開接点の他方は、前記第3発電部に接続され、
前記第1発電部から供給される電力に関する情報と、前記パワーコンディショナーを介して供給される電力に関する情報と、前記商用電源から供給される電力に関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記第3双投スイッチの共通接点と前記第3双投スイッチの常閉接点とが接続した状態が、前記第3双投スイッチの共通接点と前記第3双投スイッチの常開接点とが接続した状態に切り替えられる、請求項1または請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項5】
内燃機関若しくは外燃機関で得られた運動エネルギーに基づいて発電する発電装置を含む第3発電部と、前記第3発電部で使用する燃料を貯蔵する燃料貯蔵部と、を有する第3電力供給部と、
第3双投スイッチと、を備え、
前記第1電力供給部は、前記第1発電部からの電力を蓄積する蓄電部を有し、
前記第1発電部からの電力及び前記蓄電部からの電力が、少なくとも前記第1双投スイッチを介して、前記負荷に供給され、
前記第3双投スイッチの共通接点は、少なくとも前記第1双投スイッチを介して、負荷に接続され、
前記第3双投スイッチの常閉接点と常開接点の一方は、前記商用電源に接続され、
前記第3双投スイッチの常閉接点と常開接点の他方は、前記第3発電部に接続され、
前記第1発電部から供給される電力に関する情報と、前記パワーコンディショナーを介して供給される電力に関する情報と、前記商用電源から供給される電力に関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記第3双投スイッチの共通接点と前記第3双投スイッチの常閉接点とが接続した状態が、前記第3双投スイッチの共通接点と前記第3双投スイッチの常開接点とが接続した状態に切り替えられ、
前記蓄電部は、前記第3発電部の負荷試験のために、前記第3発電部からの電力を蓄積する、請求項1または請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項6】
前記第1電力供給部は、前記第1発電部からの電力を蓄積する蓄電部を有し、
前記第1電力供給部は、前記パワーコンディショナーと前記第1双投スイッチの間に、単投スイッチを有し、
前記制御部は、前記第1発電部から供給される電力に関する情報と、前記蓄電部の充電率に関する情報の少なくとも一方に基づいて、前記単投スイッチのオンオフ状態を切り替える、請求項1または請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項7】
前記単投スイッチは、常開接点を含む単極単投式スイッチで構成される、請求項6に記載の電力供給システム。
【請求項8】
前記第1発電部から供給される電力が、第1電力閾値以上に多い場合、若しくは、前記蓄電部の充電率が第1充電率閾値よりも高い場合、前記制御部は、第1発電機若しくは蓄電部から前記負荷に電力供給されるように、前記第1双投スイッチを制御し、
前記第1発電部から供給される電力が、前記第1電力閾値よりも少ない第2電力閾値よりも少なく、前記蓄電部の前記充電率が第2充電率閾値よりも低い場合、前記制御部は、前記商用電源からの電力が前記負荷に供給されるように、第1双投スイッチを制御し、
前記第1発電部から供給される電力が、前記第2電力閾値よりも少なく、前記蓄電部の充電率が第3充電率閾値よりも低い場合、前記制御部は、前記第3単投スイッチをオフ状態にし、
前記第1発電部から供給される電力が、前記第1電力閾値以上に多い、若しくは前記蓄電部の前記充電率が第4充電率閾値以上に高い場合、前記制御部は、前記第3単投スイッチをオン状態にし、
前記第1充電率閾値は、前記第2充電率閾値以上に大きい値であり、
前記第3充電率閾値は、前記第2充電率閾値よりも大きい値であり、
前記第4充電率閾値は、前記第3充電率閾値以上に大きい値である、請求項6に記載の電力供給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力供給システムなどに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1のように、電力を蓄積し、蓄積した電力を電気自動車などに供給するシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-208132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、発電装置などの他の電源と商用電源との切り替えの際の逆流防止などの構成が複雑になるおそれがあった。
【0005】
したがって本発明の目的は、簡単に商用電源と負荷の間に発電装置などを設けることが可能な電力供給システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る電力供給システムは、再生可能エネルギー由来電力発生装置を含む第1発電部と、パワーコンディショナーと、制御部と、を有する第1電力供給部と、第1双投スイッチと、を備える。
前記第1双投スイッチの共通接点は、他のスイッチを介して、若しくは、他のスイッチを介さずに、負荷に接続される。
前記第1双投スイッチの常閉接点と常開接点の一方は、前記パワーコンディショナーを介して、前記第1発電部に接続される。
前記第1双投スイッチの常閉接点と常開接点の他方は、他のスイッチを介して、若しくは、他のスイッチを介さずに、商用電源に接続される。
前記第1発電部から供給される電力に関する情報と、前記パワーコンディショナーを介して供給される電力に関する情報と、前記商用電源から供給される電力に関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記制御部は、前記第1双投スイッチの共通接点と前記第1双投スイッチの常閉接点とが接続した状態を、前記第1双投スイッチの共通接点と前記第1双投スイッチの常開接点とが接続した状態に切り替える。
【0007】
第1双投スイッチの常閉接点側の電源(第1発電部など)からの電力と、第1双投スイッチの常開接点側の電源(商用電源など)からの電力のいずれか一方だけが、負荷への電力供給に用いられる。
第1双投スイッチの常閉接点側の電源(第1発電部など)からの電力供給と、第1双投スイッチの常開接点側の電源(商用電源など)からの電力供給とが混在することはなく、第1双投スイッチの常閉接点側の電源(第1発電部など)からの電力が、商用電源に逆流することを抑制出来る。
従って、電力会社との系統連系協議などを行う必要もなく、簡単に、商用電源と負荷の間に、第1電力供給部などを設けて運用することが出来る。
【0008】
好ましくは、電力供給システムは、第1発電部で得られた電力に基づいて水素を発生させる水素発生装置と、前記水素発生装置で得られた水素に基づいて発電する燃料電池を含む第2発電部と、を有する第2電力供給部と、第2双投スイッチと、を更に備える。
前記第1双投スイッチの共通接点は、前記第2双投スイッチを介して、前記負荷に接続される。
前記第2双投スイッチの共通接点は、前記負荷に接続される。
前記第2双投スイッチの常閉接点と常開接点の一方は、前記第1双投スイッチの共通接点に接続される。
前記第2双投スイッチの常閉接点と常開接点の他方は、前記第2発電部に接続され、
前記第1発電部から供給される電力に関する情報と、前記パワーコンディショナーを介して供給される電力に関する情報と、前記水素発生装置で得られた水素に関する情報の少なくとも1つに基づいて、前記制御部は、前記第2双投スイッチの共通接点と前記第2双投スイッチの常閉接点とが接続した状態を、前記第2双投スイッチの共通接点と前記第2双投スイッチの常開接点とが接続した状態に切り替える。
【0009】
第2双投スイッチの常閉接点側の電源(商用電源など)からの電力と、第2双投スイッチの常開接点側の電源(第2発電部)からの電力のいずれか一方だけが、負荷への電力供給に用いられる。
第2双投スイッチの常閉接点側の電源(商用電源)からの電力供給と、第2双投スイッチの常開接点側の電源(第2発電部)からの電力供給とが混在することはなく、第2双投スイッチの常開接点側の電源(第2発電部)からの電力が、商用電源に逆流することを抑制出来る。
従って、電力会社との系統連系協議などを行う必要もなく、簡単に、商用電源と負荷の間に、第1電力供給部と第2電力供給部などを設けて運用することが出来る。
【0010】
さらに好ましくは、前記第1電力供給部は、前記第1発電部からの電力を蓄積する蓄電部を有する。
前記第1発電部からの電力及び前記蓄電部からの電力が、前記第1双投スイッチと前記第2双投スイッチを介して、前記負荷に供給され、前記第1双投スイッチと前記第2双投スイッチを介さずに、前記第2電力供給部に供給される。
(【0011】以降は省略されています)
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