TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024155274
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069873
出願日2023-04-21
発明の名称充電器
出願人株式会社東光高岳
代理人個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20241024BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】大きな定格入力容量のコンバータを用いることなく、充電対象の二次電池に効率良く電気エネルギーを供給する。
【解決手段】本発明の一態様においては、充電対象の二次電池に電気エネルギーを供給する充電器が提供される。充電器は、充電対象の二次電池に電気エネルギーを供給するための電池であって、並列に接続された複数の二次電池を有する組電池を備える。充電器は、組電池が有する二次電池の起電力及び内部抵抗の推定値に応じて、組電池が有する二次電池のうち、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが異なる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
充電対象の二次電池に電気エネルギーを供給する充電器であって、
充電対象の二次電池に電気エネルギーを供給するための電池であって、並列に接続された複数の二次電池を有する組電池を備え、
前記組電池が有する二次電池の起電力及び内部抵抗の推定値に応じて、前記組電池が有する二次電池のうち、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが異なる、充電器。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
充電対象の二次電池の状態が第1状態であるときと第2状態であるときとで、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが異なる、請求項1に記載の充電器。
【請求項3】
充電対象の二次電池の状態が変化したときに、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが切り替わる、請求項1に記載の充電器。
【請求項4】
充電対象の二次電池を充電するときの許容電流が第1値であるときと第2値であるときとで、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが異なる、請求項1に記載の充電器。
【請求項5】
充電対象の二次電池を充電するときの許容電流が変化したときに、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが切り替わる、請求項1に記載の充電器。
【請求項6】
充電対象の二次電池における電流スルーレートが第1割合であるときと第2割合であるときとで、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが異なる、請求項1に記載の充電器。
【請求項7】
充電対象の二次電池における電流スルーレートが変化したときに、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが切り替わる、請求項1に記載の充電器。
【請求項8】
前記組電池が有する二次電池の充放電回数に基づいて推定される前記起電力及び前記内部抵抗の推定値に応じて、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが異なる、請求項1に記載の充電器。
【請求項9】
前記組電池が有する二次電池を最後に充電又は放電したときの電池状態に基づいて推定される前記起電力及び前記内部抵抗の推定値に応じて、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが異なる、請求項1に記載の充電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電器に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車のバッテリーなど、メインバッテリーとして使用される二次電池は、充電に時間がかかる。特許文献1から特許文献3に記載の技術は、二次電池の充電器に関する技術である。
【0003】
特許文献1に記載の技術は、充電対象の二次電池に充電するときの充電電圧と充電電流との関係性を利用して、充電に必要な最大電流を出力することにより、充電対象の二次電池を短時間で充電する。
【0004】
特許文献2に記載の技術は、充電対象の二次電池と、予め満充電された充電器の二次電池とを直結させて、短時間で充電する。
【0005】
特許文献3に記載の技術は、充電器の二次電池と充電対象の二次電池とを直結する前に、充電器の二次電池の第1電圧と充電対象の二次電池の第2電圧とを測定する。そして、特許文献3に記載の技術は、許容電流の範囲内となる場合に、充電器の二次電池を使用して充電を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-273192号公報
特開2010-273427号公報
特開2017-108556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の技術は、例えば電気自動車のバッテリーのような二次電池を充電するために使用するとなると、充電に必要な最大電流が大きいことから、大きな定格入力容量のコンバータが必要となる。大きな定格入力容量のコンバータは、大きな設置コストがかかるだけでなく、高圧設備のための電気保安体制が必要になる。なお、充電に必要な最大電流は、充電対象の二次電池が接続されたときにのみ必要となる。
【0008】
特許文献2に記載の技術は、二次電池を備える充電器であり、電力需要の平準化が期待できる。しかし、特許文献2に記載の技術は、充電器の二次電池と充電対象の二次電池とを直結させるため、充電対象の二次電池の許容電流を超える可能性、及び過充電となる可能性がある。
【0009】
特許文献3に記載の技術は、許容電流について考慮されている。しかし、充電器の二次電池の第1電圧と充電対象の二次電池の第2電圧とは、充電器の二次電池と充電対象の二次電池とを直結すると同じ値となる。そのため、特許文献3に記載の技術は、充電中に許容電流が変化しても、許容電流を超えないように制御できない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様においては、充電対象の二次電池に電気エネルギーを供給する充電器が提供される。充電器は、充電対象の二次電池に電気エネルギーを供給するための電池であって、並列に接続された複数の二次電池を有する組電池を備える。充電器は、組電池が有する二次電池の起電力及び内部抵抗の推定値に応じて、組電池が有する二次電池のうち、電気エネルギーを供給するために用いられる二次電池の組み合わせが異なる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社東光高岳
開閉装置
今日
株式会社東光高岳
接地開閉器、及び開閉装置
今日
個人
静電モータ
7日前
個人
通電確認器具
14日前
株式会社アイシン
制御装置
16日前
株式会社ExH
接触ユニット
11日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
23日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
23日前
株式会社東光高岳
開閉器
22日前
株式会社東光高岳
開閉装置
今日
株式会社アイシン
車両用駆動装置
7日前
竹内工業株式会社
配線ダクト
1日前
トヨタ自動車株式会社
積層コア
7日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
7日前
日産自動車株式会社
ロータ
7日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
14日前
日産自動車株式会社
ロータ
1日前
株式会社高砂製作所
力率改善回路
11日前
住友電装株式会社
電気接続箱
14日前
三菱電機株式会社
半導体装置
22日前
住友電装株式会社
電気接続箱
15日前
住友電装株式会社
電気接続箱
15日前
住友電装株式会社
電気接続箱
11日前
住友電装株式会社
電気接続箱
15日前
アズビル株式会社
配線確認システム
7日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
22日前
ダイハツ工業株式会社
クレードル装置
14日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
11日前
株式会社ダイヘン
電力システム
11日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
7日前
株式会社ダイヘン
電力システム
11日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
14日前
本田技研工業株式会社
回転電機
11日前
富士電機株式会社
電力変換装置
1日前
富士電機株式会社
電力変換装置
14日前
本田技研工業株式会社
回転電機
14日前
続きを見る