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公開番号2024153187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023066932
出願日2023-04-17
発明の名称充電装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類H02J 7/04 20060101AFI20241022BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電利用可能時間内に、普通充電モードにより充電を行ったときの蓄電池の充電率が所定の蓄電率に到達する場合には、充電モードを普通充電モードとして蓄電池の充電を行い、蓄電池の劣化を抑制する充電装置を提供する。
【解決手段】充電装置1は、普通充電モードまたは急速充電モードにより車両の蓄電池の充電を行う充電部30と、充電利用可能時間内に、普通充電モードにより充電を行ったときの蓄電池の充電率が所定の充電率に到達するか否かを判定する判定部13と、充電部30の充電モードを普通充電モードまたは急速充電モードとする制御部14と、を備えている。制御部14は、判定部13において蓄電池の充電率が所定の充電率に到達すると判定された場合には、充電部30における充電モードを普通充電モードとする制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
普通充電モードまたは急速充電モードにより車両の蓄電池の充電を行う充電部と、
充電利用可能時間内に、前記普通充電モードにより充電を行ったときの前記蓄電池の充電率が所定の充電率に到達するか否かを判定する判定部と、
前記充電部における充電モードを前記普通充電モードまたは前記急速充電モードとする制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記判定部において前記蓄電池の前記充電率が前記所定の充電率に到達すると判定された場合には、前記充電部における前記充電モードを前記普通充電モードとする制御を行うことを特徴とする充電装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
利用予約情報を取得する予約情報取得部を備え、
前記充電利用可能時間が前記利用予約情報に基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
【請求項3】
充電待ち車両を検出する充電待ち車両検出部を備え、
前記制御部は、前記充電待ち車両が検出されたときには、前記充電部における前記充電モードを前記急速充電モードとすることを特徴とする請求項1または2に記載の充電装置。
【請求項4】
前記蓄電池の前記充電率が前記所定の充電率に到達したことを検出する充電完了検出部と、
前記充電完了検出部において前記蓄電池の前記充電率が前記所定の充電率に到達したことが検出されたときに、前記車両および前記車両のユーザの少なくとも一方に前記車両の移動依頼に関する情報を通知する通知部と、
を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の充電装置。
【請求項5】
1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、普通充電モードまたは急速充電モードにより車両の蓄電池の充電を行う充電部と、を備え、
前記1つまたは複数のプロセッサは、
充電利用可能時間内に、前記普通充電モードにより充電を行ったときの前記蓄電池の充電率が所定の充電率に到達するか否かを判定する判定部と、
前記充電部における充電モードを前記普通充電モードまたは前記急速充電モードとする制御部と、
を含み、
前記制御部は、前記判定部において前記蓄電池の前記充電率が前記所定の充電率に到達すると判定された場合には、前記充電部における前記充電モードを前記普通充電モードとする制御を行うことを特徴とする充電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、環境保護の観点から、外部電源より充電可能な蓄電池を備えた電気自動車やプラグインハイブリッド車が普及している。
電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電に要する時間は、一般に、長い時間を要することから、蓄電池の充電を効率的に行う必要がある。
【0003】
例えば、この種の技術として、普通充電より高い充電出力の急速充電により蓄電池の充電を行い、充電待ち時間を短縮する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-153604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、車両の蓄電池を急速充電により充電を行う場合には、普通充電より大きな電流を蓄電池に流して充電を行うため、蓄電池自体の温度が高温になり、蓄電池の劣化を加速させてしまう虞がある。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、充電装置の充電利用可能時間に関係なく、常に急速充電により蓄電池の充電が行われるため、蓄電池の劣化を加速させてしまうという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、充電利用可能時間内に、普通充電モードにより充電を行ったときの蓄電池の充電率が所定の蓄電率に到達する場合には、充電モードを普通充電モードとして蓄電池の充電を行い、蓄電池の劣化を抑制する充電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、普通充電モードまたは急速充電モードにより車両の蓄電池の充電を行う充電部と、充電利用可能時間内に、前記普通充電モードにより充電を行ったときの前記蓄電池の充電率が所定の充電率に到達するか否かを判定する判定部と、前記充電部における充電モードを前記普通充電モードまたは前記急速充電モードとする制御部と、を備え、前記制御部は、前記判定部において前記蓄電池の前記充電率が前記所定の充電率に到達すると判定された場合には、前記充電部における前記充電モードを前記普通充電モードとする制御を行うことを特徴とする充電装置を提案している。
【0008】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、利用予約情報を取得する予約情報取得部を備え、前記充電利用可能時間が前記利用予約情報に基づいて決定されることを特徴とする電装置を提案している。
【0009】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、充電待ち車両を検出する充電待ち車両検出部を備え、前記制御部は、前記充電待ち車両が検出されたときには、前記充電部における前記充電モードを前記急速充電モードとすることを特徴とする充電装置を提案している。
【0010】
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記蓄電池の前記充電率が前記所定の充電率に到達したことを検出する充電完了検出部と、前記充電完了検出部において前記蓄電池の前記充電率が前記所定の充電率に到達したことが検出されたときに、前記車両および前記車両のユーザの少なくとも一方に前記車両の移動依頼に関する情報を通知する通知部と、を備える充電装置を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

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