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公開番号2024151908
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065723
出願日2023-04-13
発明の名称電子機器
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 7/14 20060101AFI20241018BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータ内へのシャフトの過度の押し込みを回避することができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器1は、孔17aと孔17aを形成する面17bとを有するカバー12と、カバー12に覆われたハウジング11と、を有する筐体10と、カバー12に収容されたモータ30と、ハウジング11に収容された1又は複数の電子部品50と、を備える。カバー12の孔17aの内側にはモータ30のシャフト31が配置されている。シャフト31にはブッシュ42が設けられている。シャフト31の長手方向においてブッシュ42はカバー12の面17bに対向している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
孔と前記孔を形成する面とを有するカバーと、前記カバーに覆われたハウジングと、を有する筐体と、
前記カバーに収容されたモータと、
前記ハウジングに収容された1又は複数の電子部品と、を備え、
前記カバーの前記孔の内側には前記モータのシャフトが配置されており、
前記シャフトにはブッシュが設けられており、
前記シャフトの長手方向において前記ブッシュは前記カバーの面に対向している、電子機器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記カバーの前記孔の内側には軸受が配置されており、
前記ブッシュに対して前記軸受は前記カバー側に配置されている、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記モータは、前記シャフトと、前記シャフトを支持する複数の軸受と、ケースと、を有する、請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記1又は複数の電子部品は、制御回路と、電源回路と、を含み、
前記制御回路は、前記モータを収容する空間と前記電源回路を収容する空間との間に配置されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるように、例えば開閉弁に組み込まれる電動モータが知られている。この電動モータでは、シャフトに弁体等の負荷が取り付けられる。シャフトは軸受に回転自在に支持される。電動モータはケーシング内に収容され、シャフトのみがケーシングの外側に突出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-313550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
開閉弁の組み立て時、弁体は、シャフトの軸線方向に沿ってシャフトに圧入される。この圧入によって、シャフトはその軸線方向に電動モータ内に押し込まれる。電動モータはケーシング内に収容されているので、シャフトの押し込みは軸受のみで支持される。したがって、シャフトを過度に押し込むと、軸受が破損することがある。
【0005】
そこで、本発明は、モータ内へのシャフトの過度の押し込みを回避することができる電子機器を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電子機器は、孔と前記孔を形成する面とを有するカバーと、前記カバーに覆われたハウジングと、を有する筐体と、前記カバーに収容されたモータと、前記ハウジングに収容された1又は複数の電子部品と、を備え、前記カバーの前記孔の内側には前記モータのシャフトが配置されており、前記シャフトにはブッシュが設けられており、前記シャフトの長手方向において前記ブッシュは前記カバーの面に対向している。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る電子機器1の構造を概略的に示す斜視図である。
図1の2-2線に沿った断面図である。
図1の3-3線に沿った断面図である
本発明の一実施形態に係る電子機器1の構造を概略的に示す分解斜視図である。
一具体例に係る換気扇60の構造を概略的に示す部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器1の構造を概略的に示す斜視図である。図2は図1の2-2線に沿った断面図であり、図3は図1の3-3線に沿った断面図である。図1~図3を併せて参照すると、電子機器1は、筐体10と、筐体10に収容されたモータ30及び1又は複数の電子部品50と、を備える。この電子機器1は、例えばスマート家電に組み込まれるモジュールである。後述するように、この電子機器1は、例えば一般家庭で使用される換気扇ユニットに組み込まれる。
【0009】
なお、電子機器1では、モータ30の回転軸線xに沿って規定される軸線方向において、一方の側に向かう方向を上方向UDと規定し、上方向UDの反対の方向を下方向DDと規定する。なお、上方向UD及び下方向DDは、重力方向における上下方向に必ずしも一致しない。同様に、電子機器1では、回転軸線xに直交する径方向において、回転軸線xに向かう方向を内周方向ID、内周方向IDの反対の方向を外周方向ODと規定する。また、電子機器1ではさらに、回転軸線x周りに周方向が規定される。
【0010】
筐体10は、ハウジング11と、カバー12と、を備える。ハウジング11は、筒状の側壁部13と、側壁部13の下方向DDの下縁に規定される例えば円形の開口を閉鎖する底部14と、を備える。この例では、側壁部13は、回転軸線xを中心軸線とする円筒状に形成される。底部14は、回転軸線xに直交する仮想平面に沿って円形に延在する。側壁部13の上方向UDの上縁に例えば円形の開口が規定される。この開口は、開放されており、カバー12で覆われる。ハウジング11は例えば樹脂材料から一体成形により形成される
(【0011】以降は省略されています)

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