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公開番号2024129390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038564
出願日2023-03-13
発明の名称車両管理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類H02J 7/10 20060101AFI20240919BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電動車両から所定設備に電力を供給可能な期間が短くなるのを抑制する。
【解決手段】蓄電装置を備える電動車両に用いられ、所定設備と電力の授受が可能なときには、次回の走行開始予定時刻または設定時刻に基づいて、所定設備からの電力を用いて蓄電装置を充電する外部充電の充電開始時刻を設定する車両管理装置において、電動車両が所定設備と電力の授受が可能なときには、所定設備の許容電力の範囲内で定められる、外部充電における充電予定電力に基づいて、充電開始時刻を設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置を備える電動車両に用いられ、前記電動車両が所定設備と電力の授受が可能なときには、次回の走行開始予定時刻または設定時刻に基づいて、前記所定設備からの電力を用いて前記蓄電装置を充電する外部充電の充電開始時刻を設定する車両管理装置であって、
前記電動車両が前記所定設備と電力の授受が可能なときには、前記所定設備の許容電力の範囲内で定められる、前記外部充電における充電予定電力に基づいて、前記充電開始時刻を設定する、
車両管理装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
請求項1記載の車両管理装置であって、
前記充電予定電力が大きいほど遅くなるように前記充電開始時刻を設定する、
車両管理装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の車両管理装置であって、
前記許容電力と前記所定設備の予測消費電力との差分として得られる余裕電力に基づいて前記充電予定電力を設定する、
車両管理装置。
【請求項4】
請求項3記載の車両管理装置であって、
所定期間の履歴に基づいて前記予測消費電力を推定する、
車両管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両管理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の技術としては、発電設備による発電量と電力消費設備による電力消費量との差である電力需給ギャップの変化をマイクログリッドごとに予測すると共に、各マイクログリッドに対応するエリア内に位置する電動車両について蓄電装置の充電残量を含む車両情報を取得し、これらに基づいて電動車両に対して蓄電装置の充放電に関する情報を配信する電力管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-114090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓄電装置を備える電動車両において、自宅や会社などの所定設備と電力の授受が可能なときに、次回の走行開始予定時刻などに基づいて、所定設備からの電力を用いて蓄電装置を充電する外部充電の充電開始時刻を設定する処理が行なわれている。この外部充電を比較的小さい一定電力により行なうとして充電開始時刻を比較的早い時刻に設定すると、電動車両から所定設備に電力を供給可能な期間が比較的短くなってしまう。
【0005】
本開示の車両管理装置は、電動車両から所定設備に電力を供給可能な期間が短くなるのを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両管理装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の車両管理装置は、
蓄電装置を備える電動車両に用いられ、前記電動車両が所定設備と電力の授受が可能なときには、次回の走行開始予定時刻または設定時刻に基づいて、前記所定設備からの電力を用いて前記蓄電装置を充電する外部充電の充電開始時刻を設定する車両管理装置であって、
前記電動車両が前記所定設備と電力の授受が可能なときには、前記所定設備の許容電力の範囲内で定められる、前記外部充電における充電予定電力に基づいて、前記充電開始時刻を設定する、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示の車両管理装置では、電動車両が所定設備と電力の授受が可能なときには、所定設備の許容電力の範囲内で定められる、外部充電における充電予定電力に基づいて、充電開始時刻を設定する。したがって、充電予定電力に基づいて充電開始時刻を適正に設定することにより、電動車両から所定設備に電力を供給可能な期間が短くなるのを抑制することが可能となる。ここで、所定設備としては、例えば、自宅や会社などを挙げることができる。
【0009】
本開示の車両管理装置において、前記充電予定電力が大きいほど遅くなるように前記充電開始時刻を設定するものとしてもよい。こうすれば、充電開始時刻をより適正に設定することができる。そして、充電予定電力が比較的大きいときに、電動車両から所定設備に電力を供給可能な期間が短くなるのをより抑制することができる。
【0010】
本開示の車両管理装置において、前記許容電力と前記所定設備の予測消費電力との差分として得られる余裕電力に基づいて前記充電予定電力を設定するものとしてもよい。この場合、所定期間の履歴に基づいて前記予測消費電力を推定するものとしてもよい。また、前記余裕電力が大きいほど大きくなるように前記充電予定電力を設定するものとしてもよい。これらのようにすれば、充電予定電力をより適正に設定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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