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公開番号2024134948
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045415
出願日2023-03-22
発明の名称電動自動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人快友国際特許事務所
主分類H02M 7/48 20070101AFI20240927BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】空間を有効に利用することができる技術を提供する。
【解決手段】
電動自動車は、駆動用モータと、前記駆動用モータのトルクを伝達するギアユニットと、前記駆動用モータを制御するインバータと、を備える駆動装置と、前記ギアユニットを介して伝達される前記駆動用モータの前記トルクを車輪に伝達するドライブシャフトと、を備え、車両前後方向において、前記駆動装置の下面は、前記ドライブシャフトから前記車両前後方向の中央に向かって、上方に傾斜していてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
駆動用モータと、前記駆動用モータのトルクを伝達するギアユニットと、前記駆動用モータを制御するインバータと、を備える駆動装置と、
前記ギアユニットを介して伝達される前記駆動用モータの前記トルクを車輪に伝達するドライブシャフトと、を備え、
車両前後方向において、前記駆動装置の下面は、前記ドライブシャフトから前記車両前後方向の中央に向かって、上方に傾斜している、電動自動車。
続きを表示（約 360 文字）【請求項２】
前記駆動装置は、前記車両前後方向の前記中央よりも前記車両前側に配置されている、請求項１に記載の電動自動車。
【請求項３】
バッテリをさらに備え、
前記駆動装置は、前記車両前後方向の前記中央側の端より下方であって、最下端より前記車両前後方向の前記中央側に、前記インバータと前記バッテリとを電気的に接続する接続部を備える、請求項１又は２に記載の電動自動車。
【請求項４】
前記駆動装置の上方に配置されており、冷媒が流れる冷却ユニットをさらに備え、
前記駆動装置は、前記車両前後方向の前記中央と反対側の端より上方であって、最上端より前記車両前後方向の前記中央と反対側に、前記冷却ユニットに連通する連通部を備える、請求項１又は２に記載の電動自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書に開示の技術は、駆動用モータを備える電動自動車に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、モータと、モータを制御する電動機制御装置と、を備える駆動装置ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－４０５７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記の駆動装置ユニットの下面は、後輪の車軸から前方に向かって後輪の車軸から前輪の車軸に向かう方向に平行に配置されている。車両には、限られた搭載空間に搭載すべき部品が多数存在する。搭載空間の有効活用が求められている。
【０００５】
本明細書では、空間を有効に利用することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書が開示する第１の態様は、電動自動車に関する。電動自動車は、駆動用モータと、前記駆動用モータのトルクを伝達するギアユニットと、前記駆動用モータを制御するインバータと、を備える駆動装置と、前記ギアユニットを介して伝達される前記駆動用モータの前記トルクを車輪に伝達するドライブシャフトと、を備え、車両前後方向において、前記駆動装置の下面は、前記ドライブシャフトから前記車両前後方向の中央に向かって、上方に傾斜していてもよい。
【０００７】
この構成によると、駆動装置の下方に、空間を形成することができる。これにより、例えば、バッテリ及びバッテリからインバータに延びる配線等の部品を配置する空間を設けることができる。
【０００８】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施例の駆動装置が搭載される電動自動車の側面図を示す。
ケーシングを外した駆動装置の側面図を示す。
駆動装置の概略内部構成図を示す。
駆動装置の平面図を示す。
駆動装置の底面図を示す。
バスバーユニットの構成を説明するための駆動装置の側面図を示す。
バスバーユニットの斜視図を示す。
バスバーユニットの斜視図を示す。
冷却回路の構成ブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本明細書が開示する第２の態様では、上記の第１の態様において、前記駆動装置は、前記車両前後方向の前記中央よりも前記車両前側に配置されていてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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