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公開番号
2024127031
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035866
出願日
2023-03-08
発明の名称
モータ
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
H02K
5/167 20060101AFI20240912BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】軸受とヨークの同軸度がよい、静音で安定した動作をするモータを提供することである。
【解決手段】磁気回路を形成するヨーク3と、ヨーク3を励磁する励磁コイル4と、ロータマグネット6と軸7とを有するロータ12と、軸7の一方端部を支持する第1軸受部9と、軸7の他方端部7-aを支持する第2軸受2とを備え、第2軸受2は、ヨーク3の内径にその外径部2-bが圧入保持されており、第2軸受2の外径部2-bと内径部2ーfとの間に、軸方向の厚みが周辺部よりも薄い薄肉部2-aが設けられていることを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
磁気回路を形成するヨークと、
前記ヨークを励磁する励磁コイルと、
ロータマグネットと軸とを有するロータと、
前記軸の一方端部を支持する第1軸受と、
前記軸の他方端部を支持する第2軸受と
を備え、
前記第2軸受は、
前記ヨークの内径にその外径部が圧入保持されており、
前記第2軸受の外径部と内径部との間に、軸方向の厚みが周辺部よりも薄い薄肉部が設けられていることを特徴とするモータ。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記第2軸受は、前記軸の前記他方端部を円錐形状で受けることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記薄肉部は、前記第2軸受における軸方向のいずれかの面に設けられた環状の溝であることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
【請求項4】
前記第2軸受の薄肉部は、同心円状に少なくとも2箇所以上配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
【請求項5】
前記溝は、前記第2軸受の軸方向における前記ロータマグネット側の面に設けられたことを特徴とする請求項3に記載のモータ。
【請求項6】
前記第2軸受は押さえ板と一体化されていることを特徴とする請求項5に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステッピングモータ等に代表されるモータの軸受に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のモータは、例えば特許文献1に記載されているように、反出力側の樹脂からなる軸受がヨーク内径部に嵌められた構造としており、これによりモータ回転軸の中心出しがされ、軸振れを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-104849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ヨーク内径部と軸受が圧入設定の場合、樹脂からなる軸受の外径部がヨーク内径部から受ける圧入力により軸受が変形し、軸と摺動する軸受面が変形することがある。軸受面が変形すると、軸受とヨークの同軸度が悪くなり、軸ブレが起こりやすくなることに伴い、駆動音が大きくなることがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記を鑑み、本発明にかかるモータは、
磁気回路を形成するヨークと、
前記ヨークを励磁する励磁コイルと、
ロータマグネットと軸とを有するロータと、
前記軸の一方端部を支持する第1軸受と、
前記軸の他方端部を支持する第2軸受と
を備え、
前記第2軸受は、
前記ヨークの内径にその外径部が圧入保持されており、
前記第2軸受の外径部と内径部との間に、軸方向の厚みが周辺部よりも薄い薄肉部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、軸受とヨークの同軸度がよく、静音で安定した動作が可能なモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施例1の分解斜視図。
本発明の実施例1の断面図。
本発明の実施例1の分解斜視図(押さえ板と軸受)。
本発明の実施例1の押さえ板を除いた図。
本発明の実施例1の第2軸受とヨークの位置関係を示す断面図。
本発明の実施例1の第2軸受単品の図。
本発明の実施例1の第2軸受形状の異なる凹形状を示す図。
本発明の実施例1の第2軸受が貫通形状となる構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1に係るモータMの一例としてのPM(Permanent Magnet)型ステッピングモータの出力軸にリードスクリューが取り付けられたモータユニットの構造を示す分解斜視図であり、図2は断面図である。なお、以下の説明においてはこのモータユニットをモータと称するが、これに限られない。
【0009】
本実施例のモータMは、回転駆動されるリードスクリュー(回転軸)7とマグネット6からなるロータ部12と、リードスクリュー7の一方端部を回転自在に軸支する第1軸受部9及びリードスクリュー7の端部をスラスト方向に付勢する板バネ10及び前記第1軸受9を保持するコの字形状のアングル8を有するベース部11と、外ヨーク3、内ヨーク5、コイル4、第2軸受2、押さえ板1からなるステータ部13とで構成される。
【0010】
ステータ部13は、ロータ12の周囲、特にマグネット6の周囲に外ヨーク3、内ヨーク5と、励磁コイル3を備え、外ヨーク3と内ヨーク5は、例えば、軟磁性材で構成されて磁気回路を形成するものであり、周方向に配設された複数の櫛歯を有する。リードスクリュー7の他方端部の外周面には円周方向に多極着磁された永久磁石からなるロータマグネット12が嵌装されており、リードスクリュー7の一方端部からロータマグネット6付近までの外周面にはらせん状のネジ部7-bが形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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