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公開番号
2025024590
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128804
出願日
2023-08-07
発明の名称
駆動ユニット
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250213BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】モータ室で発生する熱が貯留部に伝熱することを抑制できる駆動ユニットを提供する。
【解決手段】駆動ユニット10は、駆動用モータ20と、駆動用モータ20を収容するモータ室12を有する駆動ユニットケース11と、駆動用モータ20を冷却するモータ冷却オイルR2を冷却するオイルクーラ63と、モータ冷却オイルR2が貯留する貯留部622と、を備える。駆動ユニットケース11には、モータ室12に隣接し、モータ室12と第1区画壁114aによって区画されたモータ室12とは別室のチェーン室14が形成されている。貯留部622は、チェーン室14を挟んでモータ室12から離隔した位置に設けられている。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動用モータと、
前記駆動用モータを収容するモータ室を有する駆動ユニットケースと、
前記駆動用モータを冷却する冷却液を冷却する熱交換器と、
前記冷却液が貯留する貯留部と、
を備える駆動ユニットであって、
前記駆動ユニットケースには、前記モータ室に隣接し、前記モータ室と区画壁によって区画された前記モータ室とは別室のバッファ室が形成されており、
前記貯留部は、前記バッファ室を挟んで前記モータ室から離隔した位置に設けられている、
駆動ユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の駆動ユニットであって、
前記駆動ユニットには、前記モータ室と前記熱交換器とを連絡する冷却液連絡パイプが設けられており、
前記モータ室から排出された前記冷却液は、前記冷却液連絡パイプを通って、前記熱交換器に供給される、
駆動ユニット。
【請求項3】
請求項1に記載の駆動ユニットであって、
前記駆動ユニットケースには、前記熱交換器と前記貯留部とを連通する連通孔が設けられており、
前記熱交換器に供給されて前記熱交換器で冷却された前記冷却液は、前記連通孔を通って前記貯留部に流入し、前記貯留部に貯留される、
駆動ユニット。
【請求項4】
請求項1に記載の駆動ユニットであって、
前記モータ室には、内部に前記冷却液を導入する冷却液導入部が設けられており、
前記駆動ユニットは、
前記冷却液を圧送する冷却液ポンプと、
前記冷却液ポンプと前記モータ室の前記冷却液導入部とを連絡する冷却液供給流路と、をさらに備え、
前記冷却液ポンプは、前記貯留部に貯留した前記冷却液を圧送し、前記冷却液供給流路を介して前記モータ室の内部に供給する、
駆動ユニット。
【請求項5】
請求項4に記載の駆動ユニットであって、
前記駆動ユニットには、前記モータ室と前記熱交換器とを連絡する冷却液連絡パイプが設けられており、
前記モータ室から排出された前記冷却液は、前記冷却液連絡パイプを通って、前記熱交換器に供給され、
前記冷却液連絡パイプと前記冷却液供給流路とは、前記駆動用モータを挟んで対向する一方側と他方側とに離隔して設けられている、
駆動ユニット。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動ユニットであって、
前記貯留部と前記バッファ室とを仕切る仕切壁には、前記貯留部の上部となる位置に、前記バッファ室と前記貯留部とを連通する貯留部ブリーザ孔が設けられている、
駆動ユニット。
【請求項7】
請求項6に記載の駆動ユニットであって、
前記駆動ユニットは、
前記駆動用モータから出力された動力を減速して外部に出力する減速装置と、
前記駆動用モータから出力された動力を前記減速装置に伝達する動力伝達部材と、をさらに備え、
前記減速装置及び前記動力伝達部材は、潤滑液によって潤滑され、
前記冷却液と前記潤滑液とは、同成分の液体となっている、
駆動ユニット。
【請求項8】
請求項7に記載の駆動ユニットであって、
前記駆動ユニットケースは、
前記減速装置を収容する収容室と、
前記収容室及び前記モータ室に隣接したブリーザ室と、をさらに有し、
前記バッファ室は、前記動力伝達部材を収容する動力伝達部材収容室であり、
前記ブリーザ室には、前記駆動ユニットケースの外部と連通するブリーザ孔が設けられている、
駆動ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両等に搭載される駆動ユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、車両においてもCO2排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、電動化技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
車両の電動化技術においては、車両への搭載自由度を上げるため、駆動ユニットの小型化が求められており、特に高さ方向の寸法抑制が求められている。また、電費や航続距離の改善のため、効率のよい動力伝達が求められている。
【0004】
例えば、特許文献1には、駆動用モータを収容するモータ室の下方に、駆動用モータを冷却する冷却オイルを貯留するオイル貯留部が設けられた駆動ユニットが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-151112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の駆動ユニットは、オイル貯留部がモータ室に隣接して設けられているため、モータ室で発生する熱がオイル貯留部に伝熱してしまい、モータ室で発生する熱によって、オイル貯留部に貯留するオイルが昇温してしまうという課題があった。
【0007】
本発明は、モータ室で発生する熱が貯留部に伝熱することを抑制できる駆動ユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
駆動用モータと、
前記駆動用モータを収容するモータ室を有する駆動ユニットケースと、
前記駆動用モータを冷却する冷却液を冷却する熱交換器と、
前記冷却液が貯留する貯留部と、
を備える駆動ユニットであって、
前記駆動ユニットケースには、前記モータ室に隣接し、前記モータ室と区画壁によって区画された前記モータ室とは別室のバッファ室が形成されており、
前記貯留部は、前記バッファ室を挟んで前記モータ室から離隔した位置に設けられている、
駆動ユニットである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、貯留部をモータ室から離隔し、貯留部とモータ室との間にバッファ室を挟むことによって、モータ室で発生する熱が貯留部に伝熱することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態の駆動ユニットが搭載された車両を左方から見た概要図である。
本発明の一実施形態の駆動ユニットの一部をカットして見た斜視図である。
図2の駆動ユニットにおける動力伝達経路を説明するための一部断面斜視図である。
図2の駆動ユニットにおける減速装置のスケルトン図である。
図2の駆動ユニットの上面図及び左側面図である。
図2の駆動ユニットの左メインケースを左方から見た斜視図である。
図5のA-A断面図である。
図2の駆動ユニットの左メインケースを右方から見た斜視図である。
図2の駆動ユニットの右メインケースを左方から見た斜視図である。
図5のB-B断面図である。
図2の駆動ユニットにおける温調システムのブロック図である。
図2の駆動ユニットにおいて、駆動シャフトの軸心を軸に左右方向にカットして後方から見た断面図である。
図12のセパレータ近傍の断面斜視図である。
図12のオイル排出部近傍の断面斜視図である。
図2の駆動ユニットにおいて、貯留部と交差するように左右方向にカットして見た模式図である。
図2の貯留部近傍を左右方向にカットして見た斜視図である。
図2の駆動ユニットの一部を左右方向にカットして見た斜視図である。
図2の駆動ユニットの一部を左右方向にカットして見た斜視図である。
図2の駆動ユニットの右メインケースの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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