TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025022465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127074
出願日
2023-08-03
発明の名称
車内環境制御装置および車内環境制御方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60H
1/00 20060101AFI20250206BHJP(車両一般)
要約
【課題】車内でのコンテンツの提供時において、ユーザに、より適切な車内環境制御を行うことができる車内環境制御装置および車内環境制御方法を提供すること。
【解決手段】実施形態の車内環境制御装置は、車両を利用するユーザに提供されるコンテンツに含まれるシーンを特定する特定部と、車室内の環境制御を行う環境制御部と、を備え、前記環境制御部は、前記車室内のユーザに映像情報が提供されていない場合には、前記ユーザにより予め設定された第1環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御し、前記ユーザにコンテンツが提供されている場合には、前記第1環境設定情報を基準に前記シーンに応じた変化度合で変化させた第2環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両を利用するユーザに提供されるコンテンツに含まれるシーンを特定する特定部と、
車室内の環境制御を行う環境制御部と、を備え、
前記環境制御部は、
前記車室内のユーザに映像情報が提供されていない場合には、前記ユーザにより予め設定された第1環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御し、
前記ユーザにコンテンツが提供されている場合には、前記第1環境設定情報を基準に前記シーンに応じた変化度合で変化させた第2環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御する、
車内環境制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記環境制御は、空調制御を含み、
前記第1環境設定情報および第2環境設定情報は、温度情報、風量情報、および前記車室内に設けられる吹出口の位置情報のうち、少なくとも一つを含む、
請求項1に記載の車内環境制御装置。
【請求項3】
前記環境制御部は、前記コンテンツに含まれるシーンごとに前記第2環境設定情報を設定し、前記シーンに応じた第2環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御する、
請求項1に記載の車内環境制御装置。
【請求項4】
前記環境制御部は、前記コンテンツに含まれるシーンが切り替わるポイントを含む所定時間の間、前記第2環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御する、
請求項1に記載の車内環境制御装置。
【請求項5】
前記車室内のユーザの状態を検出するユーザ状態検出部を更に備え、
前記特定部は、前記ユーザ状態検出部により検出された前記ユーザの表情に応じて、前記ユーザに提供されているコンテンツのシーンを特定する、
請求項1に記載の車内環境制御装置。
【請求項6】
前記環境制御部は、前記第1環境設定情報を基準にして前記シーンに応じた変化度合で変化させる第2環境設定情報が、予め設定された設定可能範囲を超えないように制御する、
請求項1に記載の車内環境制御装置。
【請求項7】
前記環境制御部は、前記ユーザにコンテンツを提供する場合に、前記車室内への遮光を行う遮光制御と、車外からのノイズを抑制するノイズ抑制制御とのうち、少なくとも1つを行う、
請求項1に記載の車内環境制御装置。
【請求項8】
前記環境制御部は、前記ユーザに前記コンテンツを提供している間は、前記車両が走行できないように制御する、
請求項1に記載の車内環境制御装置。
【請求項9】
コンピュータが、
車両を利用するユーザに提供されるコンテンツに含まれるシーンを特定し、
車室内の環境制御を行い、
前記車室内のユーザに映像情報が提供されていない場合には、前記ユーザにより予め設定された第1環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御し、
前記ユーザにコンテンツが提供されている場合には、前記第1環境設定情報を基準に前記シーンに応じた変化度合で変化させた第2環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御する、
車内環境制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車内環境制御装置および車内環境制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来では、車載表示装置に表示される映像シーンに応じて車室内のシート制御や空調制御を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-188390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、ユーザが事前に設定した空調等の車内環境を考慮せずに、映像シーンに対応付けられた固定の車内環境変化が行われるため、環境の変化の大きさによりユーザが不快に感じ映像等のコンテンツに対する没入感が損なわれる場合があった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、車内でのコンテンツの提供時において、ユーザに、より適切な車内環境制御を行うことができる車内環境制御装置および車内環境制御方法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る車内環境制御装置および車内環境制御方法は、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る車内環境制御装置は、車両を利用するユーザに提供されるコンテンツに含まれるシーンを特定する特定部と、車室内の環境制御を行う環境制御部と、を備え、前記環境制御部は、前記車室内のユーザに映像情報が提供されていない場合には、前記ユーザにより予め設定された第1環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御し、前記ユーザにコンテンツが提供されている場合には、前記第1環境設定情報を基準に前記シーンに応じた変化度合で変化させた第2環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御する、車内環境制御装置である。
【0007】
(2):上記(1)の態様において、前記環境制御は、空調制御を含み、前記第1環境設定情報および第2環境設定情報は、温度情報、風量情報、および前記車室内に設けられる吹出口の位置情報のうち、少なくとも一つを含むものである。
【0008】
(3):上記(1)の態様において、前記環境制御部は、前記コンテンツに含まれるシーンごとに前記第2環境設定情報を設定し、前記シーンに応じた第2環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御するものである。
【0009】
(4):上記(1)の態様において、前記環境制御部は、前記コンテンツに含まれるシーンが切り替わるポイントを含む所定時間の間、前記第2環境設定情報に基づいて前記車室内の環境を制御するものである。
【0010】
(5):上記(1)の態様において、前記車室内のユーザの状態を検出するユーザ状態検出部を更に備え、前記特定部は、前記ユーザ状態検出部により検出された前記ユーザの表情に応じて、前記ユーザに提供されているコンテンツのシーンを特定するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
車両
3か月前
個人
飛行自動車
2日前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
授乳用車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
19日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
個人
台車用車輪止め具
1か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
4か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
6日前
株式会社青木製作所
タンクローリ
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
マツダ株式会社
車両
26日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
3か月前
株式会社小糸製作所
投影装置
1か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
2か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
株式会社クボタ
作業車両
5日前
株式会社クボタ
作業車両
5日前
続きを見る
他の特許を見る