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公開番号
2025019639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123353
出願日
2023-07-28
発明の名称
車両制御装置、及び制御方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250131BHJP(信号)
要約
【課題】車両の乗員に対する通知を適切に行い、安全性の向上を図る。
【解決手段】手動変速機63を備える車両1の制御装置30の通知制御部35は、車速Vが、車両1が走行する道路の制限速度を超過していると判定された後の所定の時期におけるアクセル開度に基づいて、第1通知を行う。ここで、所定の時期は、車速Vが制限速度を超過していると判定された後の第1期間においてクラッチペダル64が操作状態とされなかった場合には、その第1期間が経過した第1時期である。他方、第1期間においてクラッチペダル64が操作状態とされた場合には、第1時期、又は第2時期の遅い方であり、当該第2時期は、クラッチペダル64が非操作状態とされた時期、又は当該非操作状態とされた時期から第2期間が経過した時期である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
手動変速機を備える車両を制御する車両制御装置であって、
前記車両が走行する道路の制限速度を示す制限速度情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記制限速度情報が示す制限速度と、前記車両の走行速度とを比較し、前記走行速度が前記制限速度を超過しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された場合に、前記車両に搭載された通知装置を介して、前記車両の乗員に対して所定の通知を行う通知制御部と、
を備え、
前記通知制御部は、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された後の所定の時期における前記車両のアクセル開度に基づいて、第1通知を行い、
前記所定の時期は、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された後の第1期間において前記車両のクラッチペダルが操作状態とされなかった場合には、前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定されたときから前記第1期間が経過した第1時期であり、
前記第1期間において前記クラッチペダルが前記操作状態とされた場合には、前記第1時期、又は第2時期の遅い方であり、
前記第2時期は、
前記操作状態とされた前記クラッチペダルが非操作状態とされた時期、又は当該非操作状態とされた時期から第2期間が経過した時期である、
車両制御装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記通知装置は、音を出力可能な音出力装置を含み、
前記第1通知は、前記音出力装置から所定の通知音を所定回数又は所定期間出力させる通知である、
車両制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記通知制御部は、さらに、前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定され、且つ前記所定の時期となる前に第2通知を行い、
前記第1通知は、前記第2通知よりも通知強度の強い通知である、
車両制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記通知制御部は、さらに、前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定され、且つ前記所定の時期となる前に第2通知を行い、
前記通知装置は、画像を表示可能な表示装置と、音を出力可能な音出力装置とを含み、
前記第1通知は、前記音出力装置から所定の通知音を出力させる通知であり、
前記第2通知は、前記表示装置に所定の画像を表示させる通知である、
車両制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の車両制御装置であって、
前記通知制御部は、さらに、前記走行速度が前記制限速度を超過していないと判定された場合に、第3通知を行い、
前記第2通知は、前記制限速度をあらわす画像を第1表示態様で前記表示装置に表示させる通知であり、
前記第3通知は、前記制限速度をあらわす画像を第2表示態様で前記表示装置に表示させる通知である、
車両制御装置。
【請求項6】
請求項5に記載の車両制御装置であって、
前記第2通知は、前記制限速度をあらわす画像が点滅するように前記表示装置に表示させる通知であり、
前記第3通知は、前記制限速度をあらわす画像が点灯するように前記表示装置に表示させる通知である、
車両制御装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載の車両制御装置であって、
前記通知制御部は、
前記所定の時期における前記アクセル開度が所定値以上である場合には、前記第1通知を行う一方、
前記所定の時期における前記アクセル開度が前記所定値未満である場合には、前記第1通知を行わない、
車両制御装置。
【請求項8】
請求項7に記載の車両制御装置であって、
前記通知制御部は、
前記所定の時期における前記アクセル開度が前記所定値以上であり、且つ前記クラッチペダルが前記非操作状態である場合には、前記第1通知を行う、
車両制御装置。
【請求項9】
手動変速機を備える車両を制御するコンピュータが実行する制御方法であって、
前記コンピュータが、
前記車両が走行する道路の制限速度を示す制限速度情報を取得し、
取得した前記制限速度情報が示す制限速度と、前記車両の走行速度とを比較し、前記走行速度が前記制限速度を超過しているか否かを判定し、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定した場合に、前記車両に搭載された通知装置を介して、前記車両の乗員に対して所定の通知を行う、
処理を実行し、
前記所定の通知を行う処理では、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された後の所定の時期における前記車両のアクセル開度に基づいて、第1通知を行い、
前記所定の時期は、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された後の第1期間において前記車両のクラッチペダルが操作状態とされなかった場合には、前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定されたときから前記第1期間が経過した第1時期であり、
前記第1期間において前記クラッチペダルが前記操作状態とされた場合には、前記第1時期、又は第2時期の遅い方であり、
前記第2時期は、
前記操作状態とされた前記クラッチペダルが非操作状態とされた時期、又は当該非操作状態とされた時期から第2期間が経過した時期である、
制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置、及び制御方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、脆弱な立場にある交通参加者にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供するための取り組みが活発化している。この取り組みの1つとして、交通の安全性や利便性を改善すべく、移動体(例えば自動車等の車両)における運転支援技術や自動運転技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、自車両前方を撮像する撮像手段で撮像した画像に基づき道路標識と路面標識との少なくとも一方に表示されている制限速度を認識し、認識した制限速度と自車両の車速とを比較し、速度超過を検出したとき警報手段を駆動させるようにした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-128790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術にあっては、車両の乗員に対する通知を適切に行う観点から改善の余地があった。
【0006】
本発明は、車両の乗員に対する通知を適切に行い、車両の安全性の向上を図れる車両制御装置、及び制御方法を提供する。そして、延いては、交通の安全性を改善し、持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、
手動変速機を備える車両を制御する車両制御装置であって、
前記車両が走行する道路の制限速度を示す制限速度情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記制限速度情報が示す制限速度と、前記車両の走行速度とを比較し、前記走行速度が前記制限速度を超過しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された場合に、前記車両に搭載された通知装置を介して、前記車両の乗員に対して所定の通知を行う通知制御部と、
を備え、
前記通知制御部は、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された後の所定の時期における前記車両のアクセル開度に基づいて、第1通知を行い、
前記所定の時期は、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された後の第1期間において前記車両のクラッチペダルが操作状態とされなかった場合には、前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定されたときから前記第1期間が経過した第1時期であり、
前記第1期間において前記クラッチペダルが前記操作状態とされた場合には、前記第1時期、又は第2時期の遅い方であり、
前記第2時期は、
前記操作状態とされた前記クラッチペダルが非操作状態とされた時期、又は当該非操作状態とされた時期から第2期間が経過した時期である、
車両制御装置である。
【0008】
また、本発明の他の一態様は、
手動変速機を備える車両を制御するコンピュータが実行する制御方法であって、
前記コンピュータが、
前記車両が走行する道路の制限速度を示す制限速度情報を取得し、
取得した前記制限速度情報が示す制限速度と、前記車両の走行速度とを比較し、前記走行速度が前記制限速度を超過しているか否かを判定し、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定した場合に、前記車両に搭載された通知装置を介して、前記車両の乗員に対して所定の通知を行う、
処理を実行し、
前記所定の通知を行う処理では、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された後の所定の時期における前記車両のアクセル開度に基づいて、第1通知を行い、
前記所定の時期は、
前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定された後の第1期間において前記車両のクラッチペダルが操作状態とされなかった場合には、前記走行速度が前記制限速度を超過していると判定されたときから前記第1期間が経過した第1時期であり、
前記第1期間において前記クラッチペダルが前記操作状態とされた場合には、前記第1時期、又は第2時期の遅い方であり、
前記第2時期は、
前記操作状態とされた前記クラッチペダルが非操作状態とされた時期、又は当該非操作状態とされた時期から第2期間が経過した時期である、
制御方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車両の乗員に対する通知を適切に行い、車両の安全性の向上を図れる車両制御装置、及び制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の車両制御装置の一実施形態である制御装置30によって制御される車両1を示す図である。
図2は、第2通知N2の一例を示す図である。
図3は、第3通知N3の一例を示す図である。
図4は、制限速度情報を取得できなかった場合に表示される制限速度非検出画像M2の一例を示す図である。
図5は、速度超過を検出する速度超過検出処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、判定時期TJをディレーさせるディレー処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、第1通知N1に関する第1通知処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、車両1の動作の第1例を示す図である。
図9は、車両1の動作の第2例を示す図である。
図10は、車両1の動作の第3例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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