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公開番号
2025009054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111790
出願日
2023-07-06
発明の名称
ブレーキランプ点灯システム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60Q
1/44 20060101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約
【課題】自動ブレーキに伴うランプ点灯構造と運転者の操作によるランプ点灯構造とを並設しつつ、自動ブレーキに伴う点灯信号と運転者の操作による点灯信号とが二重になることを防止する。
【解決手段】ブレーキランプ点灯システム10Aは、スイッチ31,32のオン時にブレーキランプ17Aに点灯用の電流を出力可能なスイッチ回路33と、スイッチ回路33と並列に設けられ、ブレーキ操作子の動作とは別にブレーキ制御が可能でかつブレーキランプ17Aに点灯用の電流を出力可能な第一制御装置11を有する第一制御回路26と、第一制御回路26に接続され、スイッチ31,32のオフ時には第一制御装置11にランプ点灯信号を送信して電流を供給可能とし、スイッチ31,32のオン時には第一制御装置11との間でランプ点灯信号を通信せず電流を供給不能とする第二制御装置15と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両(1)の制動時に点灯するブレーキランプ(17A,17B,17C)と、
ブレーキ操作子の動作を検知して断接するスイッチ(31,32)を有し、前記スイッチ(31,32)のオン時に前記ブレーキランプに点灯用の電流(A1)を出力可能なスイッチ回路(33)と、
前記スイッチ回路(33)と並列に設けられ、前記ブレーキ操作子の動作とは別にブレーキ制御が可能でかつ前記ブレーキランプ(17A,17B,17C)に点灯用の電流(A2)を出力可能な第一制御装置(11)を有する第一制御回路(26)と、
前記第一制御回路(26)に接続され、前記スイッチ(31,32)のオフ時には前記第一制御装置(11)にランプ点灯信号(S1)を送信して前記第一制御回路(26)から前記ブレーキランプ(17A,17B,17C)に点灯用の電流(A2)を供給可能とし、前記スイッチ(31,32)のオン時には前記第一制御装置(11)との間で前記ランプ点灯信号(S1)を通信せず前記第一制御回路(26)から前記ブレーキランプ(17A,17B,17C)への点灯用の電流(A2)を供給不能とする第二制御装置(15)と、を備えているブレーキランプ点灯システム。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記第二制御装置(15)は、前記スイッチ(31,32)のオン時には前記第一制御装置(11)に前記ランプ点灯信号(S1)を送信不能とすることを特徴とする請求項1に記載のブレーキランプ点灯システム。
【請求項3】
前記第一制御装置(11)は、前記スイッチ(31,32)のオン時には前記第二制御装置(15)から前記ランプ点灯信号(S1)を受信不能とすることを特徴とする請求項1に記載のブレーキランプ点灯システム。
【請求項4】
前記スイッチ回路(33)および前記第一制御回路(26)の下流側同士を接続する下流側合流線(37)を備え、
前記下流側合流線(37)は、前記スイッチ回路(33)側から前記第一制御回路(26)側への電流(A1)の流れは許容し、前記第一制御回路(26)側から前記スイッチ回路(33)側への電流(A2)の流れは遮断するダイオード(37a)を備えている請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキランプ点灯システム。
【請求項5】
前記第二制御装置(15)は、前記第一制御装置(11)にCAN通信線(21)により接続されたABSユニット(15)である請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキランプ点灯システム。
【請求項6】
前記ブレーキランプ(17A,17B,17C)は、前記スイッチ回路(33)から電流(A1)が供給されたときは第一の点灯を行い、前記第一制御回路(26)から電流(A2)が供給されたときは前記第一の点灯よりも被視認性を高めた第二の点灯を行う請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキランプ点灯システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレーキランプ点灯システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、前走車に追従して規定の車間距離を保って走行する追従走行制御といった運転支援制御を行う車両が知られている。このような車両では、例えば前走車に対する車速や車間距離の関係から前走車への衝突可能性を検知した場合、自動でブレーキ装置を作動させ、車速を落とすとともに車間距離を保つ制御を行うものがある。このような自動ブレーキの作動を後続車に知らしめるために、例えば、特許文献1には、ブレーキ制御ECUから車間制御ECUにブレーキの作動信号を送り、車間制御ECUがブレーキランプを点灯させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-63274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来の構成において、自動ブレーキに伴うブレーキランプの点灯構造と、運転者の操作によるブレーキランプの点灯構造とを並設する場合、自動ブレーキに伴う点灯信号と運転者の操作による点灯信号とが二重になるという課題がある。
【0005】
そこで本発明は、自動ブレーキに伴うランプ点灯構造と運転者の操作によるランプ点灯構造とを並設しつつ、自動ブレーキに伴う点灯信号と運転者の操作による点灯信号とが二重になることを防止することができるブレーキランプ点灯システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、車両(1)の制動時に点灯するブレーキランプ(17A,17B,17C)と、ブレーキ操作子の動作を検知して断接するスイッチ(31,32)を有し、前記スイッチ(31,32)のオン時に前記ブレーキランプに点灯用の電流(A1)を出力可能なスイッチ回路(33)と、前記スイッチ回路(33)と並列に設けられ、前記ブレーキ操作子の動作とは別にブレーキ制御が可能でかつ前記ブレーキランプ(17A,17B,17C)に点灯用の電流(A2)を出力可能な第一制御装置(11)を有する第一制御回路(26)と、前記第一制御回路(26)に接続され、前記スイッチ(31,32)のオフ時には前記第一制御装置(11)にランプ点灯信号(S1)を送信して前記第一制御回路(26)から前記ブレーキランプ(17A,17B,17C)に点灯用の電流(A2)を供給可能とし、前記スイッチ(31,32)のオン時には前記第一制御装置(11)との間で前記ランプ点灯信号(S1)を通信せず前記第一制御回路(26)から前記ブレーキランプ(17A,17B,17C)への点灯用の電流(A2)を供給不能とする第二制御装置(15)と、を備えているブレーキランプ点灯システムを提供する。
この構成によれば、ボディコントロールユニット等の第一制御装置を有する第一制御回路からブレーキランプへ、点灯用の電流を供給するとともに、運転者によるブレーキ操作子への操作を検知するブレーキスイッチのオン時にも、ブレーキランプに点灯用の電流を供給することができる。このとき、第一制御回路に接続されるABSユニット等の第二制御装置は、スイッチのオフ時には第一制御装置に出力信号を送信して第一制御回路からブレーキランプへ電流を供給可能とし、スイッチのオン時には運転者によるブレーキ操作を優先し、第一制御装置との間で出力信号を通信せず第一制御回路からブレーキランプへの電流を供給不能とする。これにより、自動ブレーキに伴う点灯構造と運転者の操作による点灯構造とを並設しつつ、自動ブレーキに伴う点灯信号と運転者の操作による点灯信号とが二重になることを防止することができる。
【0007】
本発明の第二の態様に記載のように、上記第一の態様において、第二制御装置(15)は、前記スイッチ(31,32)のオン時には前記第一制御装置(11)に前記ランプ点灯信号(S1)を送信不能としてもよい。
【0008】
本発明の第三の態様に記載のように、上記第一の態様において、前記第一制御装置(11)は、前記スイッチ(31,32)のオン時には前記第二制御装置(15)から前記ランプ点灯信号(S1)を受信不能としてもよい。
【0009】
本発明の第四の態様は、上記第一から第三の態様の何れか一つにおいて、前記スイッチ回路(33)および前記第一制御回路(26)の下流側同士を接続する下流側合流線(37)を備え、前記下流側合流線(37)は、前記スイッチ回路(33)側から前記第一制御回路(26)側への電流(A1)の流れは許容し、前記第一制御回路(26)側から前記スイッチ回路(33)側への電流(A2)の流れは遮断するダイオード(37a)を備えている。
この構成によれば、スイッチ回路および第一制御回路の下流側同士を合流させてブレーキランプに接続する場合にも、第一制御回路側からスイッチ回路側への電流の流れを遮断することができる。これにより、ブレーキランプ側の配線接続部を特に変更することなく電流回路を接続することができる。
【0010】
本発明の第五の態様は、上記第一から第四の態様の何れか一つにおいて、前記第二制御装置(15)は、前記第一制御装置(11)にCAN通信線(21)により接続されたABSユニット(15)である。
この構成によれば、既存のABSユニットを利用して第一制御装置に指令信号を出力することで、自動ブレーキに伴う点灯構造と運転者の操作による点灯構造とを並設することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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