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公開番号
2025018068
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121474
出願日
2023-07-26
発明の名称
エアバッグ装置
出願人
株式会社タチエス
,
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
B60R
21/207 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗り物用シートの着座者の保護性能を高めることのできるエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】エアバッグ装置5は、エアバッグモジュール51と、エアバッグモジュール51を取り囲む力布54と、力布54と固着され、且つ、力布54とバックサイドフレーム11との間に配置された隔離部材55と、隔離部材55を介してバックサイドフレーム11にエアバッグモジュール51を接続する接続部材56と、を備え、隔離部材55は、バックサイドフレーム11に沿う方向Yに延びて形成されており、隔離部材55の方向Yに交差する方向Xの端縁55X1には、方向Xの端縁55X2側に窪む窪み部60が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エアバッグモジュールと、
前記エアバッグモジュールを取り囲む布部材と、
前記布部材と固着され、且つ、前記布部材と乗り物用シートのフレームとの間に配置された、前記フレームと前記布部材とを隔離する隔離部材と、
前記隔離部材を介して前記フレームに前記エアバッグモジュールを接続する接続部材と、を備え、
前記隔離部材は、前記フレームに沿う第1方向に延びて形成されており、
前記隔離部材の前記第1方向に交差する第2方向の一端縁には、前記第2方向の他端縁側に窪む窪み部が形成されている、エアバッグ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
前記窪み部は、前記隔離部材の前記第1方向の第1端縁と前記接続部材との間に形成された第1窪み部を含む、エアバッグ装置。
【請求項3】
請求項2に記載のエアバッグ装置であって、
前記窪み部は、前記隔離部材の前記第1方向の第2端縁と前記接続部材との間に形成された第2窪み部を含む、エアバッグ装置。
【請求項4】
請求項3に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグモジュールは、前記接続部材によって前記フレームに接続されるインフレータを含み、
前記第2窪み部は、前記インフレータと重なる、エアバッグ装置。
【請求項5】
請求項4に記載のエアバッグ装置であって、
前記第2窪み部は、前記第1窪み部よりも深く形成されている、エアバッグ装置。
【請求項6】
請求項3から5のいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
前記窪み部は、前記第1窪み部と前記第2窪み部の間に形成された第3窪み部を含む、エアバッグ装置。
【請求項7】
請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
前記窪み部は、前記布部材と重なる範囲に形成されている、エアバッグ装置。
【請求項8】
請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
前記隔離部材は、前記接続部材が挿通される前記第1方向に並ぶ複数の挿通部を含み、
前記複数の挿通部の間に、前記布部材と前記隔離部材との固着領域が設けられる、エアバッグ装置。
【請求項9】
請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグモジュールは、前記接続部材によって前記フレームに接続されるインフレータを含み、
前記隔離部材における前記インフレータと重なる範囲に、前記布部材と前記隔離部材との固着領域が設けられる、エアバッグ装置。
【請求項10】
請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ装置であって、
前記隔離部材は、前記隔離部材と前記フレームとの並ぶ方向にみた場合の前記フレームの前記隔離部材側の端面の外周縁の内側に配置されている、エアバッグ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアバッグ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートフレームにエアバッグモジュールを接続するファスナアセンブリと、前記ファスナアセンブリに接続されて前記エアバッグモジュールを取り囲む力布と、前記シートフレームと前記エアバッグモジュールとの間に設けられたアイソレータとを含み、前記シートフレームは第1形状を有し、前記アイソレータは、前記エアバッグモジュール及び前記力布の近位に、前記第1形状に実質的に整合する第2形状を有する、エアバッグシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5270568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の技術は、乗り物用シートの着座者の保護性能を高めることのできるエアバッグ装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の技術の一態様のエアバッグ装置は、エアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールを取り囲む布部材と、前記布部材と固着され、且つ、前記布部材と乗り物用シートのフレームとの間に配置された、前記フレームと前記布部材とを隔離する隔離部材と、前記隔離部材を介して前記フレームに前記エアバッグモジュールを接続する接続部材と、を備え、前記隔離部材は、前記フレームに沿う第1方向に延びて形成されており、前記隔離部材の前記第1方向に交差する第2方向の一端縁には、前記第2方向の他端縁側に窪む窪み部が形成されている、ものである。
【発明の効果】
【0006】
本開示の技術によれば、乗り物用シートの着座者の保護性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の技術の一実施形態であるエアバッグ装置5を含む乗り物用シート1の概略構成を示す外観斜視図である。
図2は、シートバック3の左側部におけるエアバッグ装置5が設けられた部分の断面模式図である。
図3は、エアバッグ装置5を左方向から見た模式図である。
図4は、隔離部材55の平面図である。
図5は、内力布54Bと表皮材14Fとの縫合状態を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本開示の技術の一実施形態であるエアバッグ装置5を含む乗り物用シート1の概略構成を示す外観斜視図である。本明細書における乗り物には、自動車、航空機、電車、又は船舶等が含まれる。以下の説明においては、図1に示した乗り物用シート1に正規の姿勢にて座る着座者の前方を前方向Frと記載し、前方向Frの逆方向を後方向Rrと記載し、これらを併せて前後方向と記載する。また、着座者を後ろ側から見たときのその着座者に対し右方を右方向Rと記載し、その着座者の左方を左方向Lと記載し、これらを併せて左右方向と記載する。左右方向は、乗り物用シート1のシート幅方向と同義である。また、前後方向及び左右方向に垂直な方向であって、ヘッドレスト4からシート座面側に向かう方向を下方向Dと記載し、下方向Dの逆方向を上方向Uと記載し、これらを併せて上下方向と記載する。上下方向は、乗り物用シート1の高さ方向と同義である。
【0009】
乗り物用シート1は、着座者の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、着座者の腰部及び背部を支持するシートバック3と、着座者の頭部を支持するヘッドレスト4と、着座者を保護するためのエアバッグ装置5と、を備える。
【0010】
エアバッグ装置5は、図1の例では、シートバック3のシート幅方向の一方側の側部に設置されている。エアバッグ装置5は、シートクッション2のシート幅方向の一方側の側部に設置されていてもよい。エアバッグ装置5は、シートバック3の後側に設置されて、乗り物用シート1の後ろに座る着座者を保護するものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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