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公開番号2025017755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120966
出願日2023-07-25
発明の名称運転支援装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60W 30/14 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約【課題】スイッチの数を減らすための効率的な機能統一を実現することができる。
【解決手段】車両に搭載される運転支援装置であって、複数の第1制御部と、複数の第2制御部であって、前記複数の第1制御部よりも支援レベルが低い複数の第2制御部と、を備え、前記複数の第1制御部は、第1スイッチが操作されることで起動し、前記複数の第2制御部は、前記第1スイッチと異なる第2スイッチが操作されることで起動する、運転支援装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される運転支援装置であって、
それぞれが運転支援制御を行う複数の第1制御部と、
それぞれが運転支援制御を行う複数の第2制御部であって、前記複数の第1制御部よりも支援レベルが低い複数の第2制御部と、
を備え、
前記複数の第1制御部は、第1スイッチが操作されることで起動し、
前記複数の第2制御部は、前記第1スイッチと異なる第2スイッチが操作されることで起動する、
運転支援装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記複数の第1制御部は、縦方向の運転支援制御を行う制御部と横方向の運転支援制御を行う制御部の双方を含み、
前記複数の第2制御部は、縦方向の運転支援制御を行う制御部と横方向の運転支援制御を行う制御部の双方を含む、
請求項1記載の運転支援装置。
【請求項3】
車両に搭載される運転支援装置であって、
縦方向の運転支援制御を行う制御部と横方向の運転支援制御を行う制御部の双方を含む複数の第1制御部と、
縦方向の運転支援制御を行う制御部と横方向の運転支援制御を行う制御部の双方を含む複数の第2制御部と、
を備え、
前記複数の第1制御部は、第1スイッチが操作されることで起動し、
前記複数の第2制御部は、前記第1スイッチと異なる第2スイッチが操作されることで起動する、
運転支援装置。
【請求項4】
前記複数の第1制御部が起動した状態で前記車両のイグニッションスイッチがオフ状態にされ、次いで前記車両のイグニッションスイッチがオン状態にされた場合、前記複数の第1制御部は自動的に起動せず、
前記複数の第2制御部が起動した状態で前記車両のイグニッションスイッチがオフ状態にされ、次いで前記車両のイグニッションスイッチがオン状態にされた場合、前記複数の第2制御部は自動的に起動する、
請求項1から3のうちいずれか1項記載の運転支援装置。
【請求項5】
前記複数の第2制御部が起動した状態で前記第1スイッチが操作されることで前記複数の第1制御部が起動し、次いで前記第1スイッチが操作された場合、前記複数の第1制御部が停止すると共に前記複数の第2制御部が起動する、
請求項1から3のうちいずれか1項記載の運転支援装置。
【請求項6】
前記複数の第1制御部のうち一つは追従走行制御を行うものであり、
前記複数の第1制御部のうち他の一つは車線維持制御を行うものであり、
前記複数の第2制御部のうち一つは先行車両との車間距離を維持するための減速制御を行うものであり、
前記複数の第2制御部のうち他の一つは前記車線維持制御よりも制御度合いの緩い操舵制御を行うものである、
請求項1から3のうちいずれか1項記載の運転支援装置。
【請求項7】
前記複数の第2制御部は、他の第2制御部が起動している状態で、速度を設定可能な第3スイッチが操作された場合に起動するスピードリミット制御部を含む、
請求項1から3のうちいずれか1項記載の運転支援装置。
【請求項8】
前記第3スイッチが操作された場合、運転者への承諾を促す画像を表示部に表示させ、運転者による承諾操作がなされた場合に、前記スピードリミット制御部が起動する、
請求項7のうちいずれか1項記載の運転支援装置。
【請求項9】
前記複数の第2制御部は、他の第2制御部が起動している状態で、前記車両が存在する道路の法定速度が認識された場合に起動するスピードリミット制御部を含む、
請求項1から3のうちいずれか1項記載の運転支援装置。
【請求項10】
前記複数の第2制御部が起動している状態で、前記車両が居る道路の法定速度が認識された場合、運転者への承諾を促す画像を表示部に表示させ、運転者による承諾操作がなされた場合に、前記スピードリミット制御部が起動する、
請求項9記載の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて運転支援に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。これに関連し、特許文献1、2には、クルーズコントロールスイッチと可変スピードリミット制御スイッチを設けた構成について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-047821号公報
特開2017-149229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転支援の制御には、追従走行制御や車線維持制御の他、先行車両との車間距離を維持するための減速制御、車線維持制御よりも制御度合いの緩い操舵制御などが検討されている。このように、運転支援の制御の種類はますます増加する傾向にあるが、それぞれについて専用スイッチを設けるようにすると、運転者が操作に慣れることができない場合が懸念される。従来の技術では、スイッチの数を減らすための効率的な機能統一について考慮されていなかった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、スイッチの数を減らすための効率的な機能統一を実現することができる運転支援装置を提供することを目的の一つとする。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る運転支援装置は、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る運転支援装置は、車両に搭載される運転支援装置であって、それぞれが運転支援制御を行う複数の第1制御部と、それぞれが運転支援制御を行う複数の第2制御部であって、前記複数の第1制御部よりも支援レベルが低い複数の第2制御部と、を備え、
前記複数の第1制御部は、第1スイッチが操作されることで起動し、前記複数の第2制御部は、前記第1スイッチと異なる第2スイッチが操作されることで起動するものである。
【0007】
(2):上記(1)の態様において、前記複数の第1制御部は、縦方向の運転支援制御を行う制御部と横方向の運転支援制御を行う制御部の双方を含み、前記複数の第2制御部は、縦方向の運転支援制御を行う制御部と横方向の運転支援制御を行う制御部の双方を含むものである。
【0008】
(3):この発明の他の態様に係る運転支援装置は、車両に搭載される運転支援装置であって、縦方向の運転支援制御を行う制御部と横方向の運転支援制御を行う制御部の双方を含む複数の第1制御部と、縦方向の運転支援制御を行う制御部と横方向の運転支援制御を行う制御部の双方を含む複数の第2制御部と、を備え、前記複数の第1制御部は、第1スイッチが操作されることで起動し、前記複数の第2制御部は、前記第1スイッチと異なる第2スイッチが操作されることで起動するものである。
【0009】
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記複数の第1制御部が起動した状態で前記車両のイグニッションスイッチがオフ状態にされ、次いで前記車両のイグニッションスイッチがオン状態にされた場合、前記複数の第1制御部は自動的に起動せず、前記複数の第2制御部が起動した状態で前記車両のイグニッションスイッチがオフ状態にされ、次いで前記車両のイグニッションスイッチがオン状態にされた場合、前記複数の第2制御部は自動的に起動するものである。
【0010】
(5):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記複数の第2制御部が起動した状態で前記第1スイッチが操作されることで前記複数の第1制御部が起動し、次いで前記第1スイッチが操作された場合、前記複数の第1制御部が停止すると共に前記複数の第2制御部が起動するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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