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公開番号2025012322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115073
出願日2023-07-13
発明の名称システム、プログラム及び方法
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H02J 3/32 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【解決手段】システムは、複数の可動バッテリの充電及び前記複数の可動バッテリから外部への給電を制御するシステムであって、電力消費を低減させることを要求する第1要求に応答して、前記複数の可動バッテリへの充電量を減少させる第1制御及び前記複数の可動バッテリから外部への給電量を増加させる第2制御の少なくとも一方を行うことにより、電力ネットワークに電力リソースを提供する制御部と、前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記電力ネットワークに対して提供可能な電力リソース量と、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量とに基づいて、将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御のいずれによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するかを、前記第2制御より前記第1制御を優先して割り当てる割当部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の可動バッテリの充電及び前記複数の可動バッテリから外部への給電を制御するシステムであって、
電力消費を低減させることを要求する第1要求に応答して、前記複数の可動バッテリへの充電量を減少させる第1制御及び前記複数の可動バッテリから外部への給電量を増加させる第2制御の少なくとも一方を行うことにより、電力ネットワークに電力リソースを提供する制御部と、
前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記電力ネットワークに対して提供可能な電力リソース量と、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量とに基づいて、将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御のいずれによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するかを、前記第2制御より前記第1制御を優先して割り当てる割当部と
を備えるシステム。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記割当部は、前記将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて、
(i)前記複数の可動バッテリが前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できる全電力リソース量が、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量以上である場合に、それぞれの時間帯において前記第1制御のみによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するように割り当てを行い、
(ii)前記複数の可動バッテリが前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できる全電力リソース量が、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量未満である場合に、それぞれの時間帯において前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できない電力リソースを、前記第2制御によって提供するように割り当てを行う
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記複数の可動バッテリの予測される利用状況に基づいて、前記将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御のそれぞれによって前記電力ネットワークに提供できる電力リソース量を推定する推定部
をさらに備える請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記割当部は、前記将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて、
(i)前記推定部によって推定された前記複数の可動バッテリが前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できる全電力リソース量が、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量以上である場合に、それぞれの時間帯において前記第1制御のみによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するように割り当てを行い、
(ii)前記推定部によって推定された前記複数の可動バッテリが前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できる全電力リソース量が、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量未満である場合に、それぞれの時間帯において前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できない電力リソースを、前記第2制御によって提供するように割り当てを行う
請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記推定部は、将来における前記複数の可動バッテリによる時間帯毎の消費電力の目標値と、将来における前記複数の可動バッテリの充放電量の予測とに基づいて、前記将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソースを推定する
請求項3又は4に記載のシステム。
【請求項6】
前記割当部は、将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御の少なくともいずれかによって前記電力ネットワークに提供する電力リソース量を割り当てる
請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項7】
前記推定部は、前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記電力ネットワークに対して提供可能な電力リソース量と、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量とに基づいて、電力市場で約定した電力リソースを前記電力ネットワークに提供するべき期間内における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御のいずれによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するかを、前記第2制御より前記第1制御を優先して割り当て、
前記制御部は、前記電力リソースを前記電力ネットワークに提供するべき期間内において前記第1要求を受信したことに応答して、前記推定部が推定した前記電力ネットワークに提供可能になる電力リソース量に基づいて前記第1制御及び前記第2制御の少なくとも一方を行う
請求項3に記載のシステム。
【請求項8】
前記制御部はさらに、電力消費を増加させることを要求する第2要求に応答して、前記複数の可動バッテリへの充電量を増加させる第3制御及び前記複数の可動バッテリから外部への給電量を減少させる第4制御の少なくとも一方を行うことにより、前記電力ネットワークに電力リソースを提供し、
前記割当部は、前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記電力ネットワークに対して提供可能な電力リソース量と、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量とに基づいて、将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御、前記第2制御、前記第3制御及び前記第4制御のいずれによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するかを割り当てる
請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項9】
前記複数の可動バッテリは、車両に搭載されるバッテリを含む
請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項10】
前記複数の可動バッテリは、前記車両に搭載され、複数のステーションで交換可能なバッテリを含む
請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、プログラム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1-7には、電力網の需給調整に関する技術が開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
特許文献1 特開2021-87261号公報
特許文献2 特開2011-50240号公報
特許文献3 特開2021-150988号公報
特許文献4 特開2021-100326号公報
特許文献5 特開2021-149788号公報
特許文献6 特開2020-108301号公報
特許文献7 特開2021-16288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
省エネルギーを実現するためにバッテリを効果的に利用することが容易でないという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、システムが提供される。システムは、複数の可動バッテリの充電及び前記複数の可動バッテリから外部への給電を制御する。システムは、電力消費を低減させることを要求する第1要求に応答して、前記複数の可動バッテリへの充電量を減少させる第1制御及び前記複数の可動バッテリから外部への給電量を増加させる第2制御の少なくとも一方を行うことにより、電力ネットワークに電力リソースを提供する制御部を備える。システムは、前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記電力ネットワークに対して提供可能な電力リソース量と、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量とに基づいて、将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御のいずれによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するかを、前記第2制御より前記第1制御を優先して割り当てる割当部を備える。
【0005】
上記システムにおいて、前記割当部は、前記将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて、(i)前記複数の可動バッテリが前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できる全電力リソース量が、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量以上である場合に、それぞれの時間帯において前記第1制御のみによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するように割り当てを行い、(ii)前記複数の可動バッテリが前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できる全電力リソース量が、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量未満である場合に、それぞれの時間帯において前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できない電力リソースを、前記第2制御によって提供するように割り当てを行ってよい。
【0006】
上記いずれかのシステムは、前記複数の可動バッテリの予測される利用状況に基づいて、前記将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御のそれぞれによって前記電力ネットワークに提供できる電力リソース量を推定する推定部を備えてよい。
【0007】
上記いずれかのシステムにおいて、前記割当部は、前記将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて、(i)前記推定部によって推定された前記複数の可動バッテリが前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できる全電力リソース量が、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量以上である場合に、それぞれの時間帯において前記第1制御のみによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するように割り当てを行い、(ii)前記推定部によって推定された前記複数の可動バッテリが前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できる全電力リソース量が、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量未満である場合に、それぞれの時間帯において前記第1制御によって前記電力ネットワークに提供できない電力リソースを、前記第2制御によって提供するように割り当てを行ってよい。
【0008】
上記いずれかのシステムにおいて、前記推定部は、将来における前記複数の可動バッテリによる時間帯毎の消費電力の目標値と、将来における前記複数の可動バッテリの充放電量の予測とに基づいて、前記将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソースを推定してよい。
【0009】
上記いずれかのシステムにおいて、前記割当部は、将来における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御の少なくともいずれかによって前記電力ネットワークに提供する電力リソース量を割り当ててよい。
【0010】
上記いずれかのシステムにおいて、前記推定部は、前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記電力ネットワークに対して提供可能な電力リソース量と、前記電力ネットワークに提供する必要がある電力リソース量とに基づいて、電力市場で約定した電力リソースを前記電力ネットワークに提供するべき期間内における複数の時間帯のそれぞれにおいて前記複数の可動バッテリのそれぞれが前記第1制御及び前記第2制御のいずれによって前記電力ネットワークに電力リソースを提供するかを、前記第2制御より前記第1制御を優先して割り当ててよい。前記制御部は、前記電力リソースを前記電力ネットワークに提供するべき期間内において前記第1要求を受信したことに応答して、前記推定部が推定した前記電力ネットワークに提供可能になる電力リソース量に基づいて前記第1制御及び前記第2制御の少なくとも一方を行ってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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