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公開番号
2024179344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098108
出願日
2023-06-14
発明の名称
動力伝達装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
F16H
3/44 20060101AFI20241219BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】小型化が可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置TM1は、断続機構20と変速機Tとを備える。変速機Tは、サンギヤSG2、キャリアPC2及びリングギヤRG2を備える第2遊星機構P2を含み、第1シャフト181と第2シャフト182との間で回転動力を変速する。キャリアPC2及びリングギヤRG2は、径方向において、第2シャフト182よりも外側に配置されるとともに、径方向視で、少なくとも一部が第2シャフト182と重なり合うよう配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
断続機構と変速機とを備える動力伝達装置であって、
前記断続機構は、
第1回転体と第2回転体との間に配置される係合子と、
前記係合子を、前記第1回転体と前記第2回転体とが一体回転可能な係合状態と、前記第1回転体と前記第2回転体とが相対回転可能な非係合状態と、に操作する操作部と、を有し、
前記操作部は、
前記係合子を動かす作動子と、該作動子を介して前記係合子を操作可能に、又は該作動子を介さず前記係合子を操作可能に設けられる操作子と、を有し、
前記第1回転体及び前記第2回転体は、互いの回転軸線が一致するように、且つ、前記回転軸線に対する径方向視で、互いの少なくとも一部が重なり合うよう配置され、
前記操作子は、
前記径方向に沿って進退移動可能に設けられる進退子と、
前記回転軸線に沿って延在し、かつ該回転軸線に沿って進退移動可能に設けられる延在部と、を有し、
前記変速機は、
前記第1回転体、又は、前記第1回転体と一体的に回転する回転体からなる第1回転要素、
前記第1回転要素と回転伝達可能に設けられる第2回転要素、及び、前記第2回転要素と回転伝達可能に設けられる第3回転要素を有する変速部を有し、
前記第2回転要素及び前記第3回転要素は、
前記径方向において、前記第2回転体よりも外側に配置されるとともに、
前記径方向視で、少なくとも一部が前記第2回転体と重なり合うよう配置される、動力伝達装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、動力伝達装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、動力源の動力を変速する変速機と、動力の遮断及び接続を切り替える断続機構を備えた動力伝達装置が知られている。例えば、特許文献1には、このような動力伝達装置を電動義足などの継手装置に用いることが記載されている。特許文献1に記載の継手装置では、変速機が変速比の異なる2つの動力伝達経路を有し、立脚時と遊脚時で動力伝達経路を切り替えることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/251500号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動力伝達装置は、様々な装置に用いられるため小型であることが望まれる。
【0005】
本発明は、小型化が可能な動力伝達装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
断続機構と変速機とを備える動力伝達装置であって、
前記断続機構は、
第1回転体と第2回転体との間に配置される係合子と、
前記係合子を、前記第1回転体と前記第2回転体とが一体回転可能な係合状態と、前記第1回転体と前記第2回転体とが相対回転可能な非係合状態と、に操作する操作部と、を有し、
前記操作部は、
前記係合子を動かす作動子と、該作動子を介して前記係合子を操作可能に、又は該作動子を介さず前記係合子を操作可能に設けられる操作子と、を有し、
前記第1回転体及び前記第2回転体は、互いの回転軸線が一致するように、且つ、前記回転軸線に対する径方向視で、互いの少なくとも一部が重なり合うよう配置され、
前記操作子は、
前記径方向に沿って進退移動可能に設けられる進退子と、
前記回転軸線に沿って延在し、かつ該回転軸線に沿って進退移動可能に設けられる延在部と、を有し、
前記変速機は、
前記第1回転体、又は、前記第1回転体と一体的に回転する回転体からなる第1回転要素、
前記第1回転要素と回転伝達可能に設けられる第2回転要素、及び、前記第2回転要素と回転伝達可能に設けられる第3回転要素を有する変速部を有し、
前記第2回転要素及び前記第3回転要素は、
前記径方向において、前記第2回転体よりも外側に配置されるとともに、
前記径方向視で、少なくとも一部が前記第2回転体と重なり合うよう配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型化が可能な動力伝達装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態の動力伝達装置TM1の断面図である。
図1のX-X断面図である。
図1のY-Y断面図である。
リテーナ282の斜視図である。
第1断続機構210の断続部212がオフの状態を示す断面図である。
第1断続機構210の断続部212がオンの状態を示す断面図である。
動力伝達装置TM1の動作を示す図であり、(A)は、ニュートラル状態の動力伝達装置TM1を示す断面図、(B)は、高回転状態の動力伝達装置TM1を示す断面図、(C)は、高トルク状態の動力伝達装置TM1を示す断面図である。
本発明の変形例1Aの動力伝達装置TM1aを示す断面図である。
本発明の変形例1Bの動力伝達装置TM1bを示す断面図である。
本発明の変形例1Cの動力伝達装置TM1cを示す断面図である。
本発明の変形例1Dの動力伝達装置TM1dを示す断面図である。
第2実施形態の動力伝達装置TM2の断面図である。
動力伝達装置TM2の動作を示す図であり、(A)は、ニュートラル状態の動力伝達装置TM2を示す断面図、(B)は、高トルク状態の動力伝達装置TM2を示す断面図、(C)は、高回転状態の動力伝達装置TM2を示す断面図である。
変形例2Aの動力伝達装置TM2aを示す断面図である。
第3実施形態の動力伝達装置TM3の断面図である。
動力伝達装置TM1を組み込んだ電動ドライバー810の概略図である。
レバー816が取り付けられた電動ドライバー810の概略図である。
動力伝達装置TM1dを組み込んだ手動ドライバー830の概略図である。
動力伝達装置TM2aを組み込んだ魚釣用リール850の概略図である。
動力伝達装置TM1dを組み込んだ風力発電機870の概略図である。
動力伝達装置TM3を組み込んだ船外機890の概略図である。
船外機890に設けられたエンジンE、動力伝達装置TM3、及びプロペラ894aを示す模式図である。
動力伝達装置TM1又は動力伝達装置TM2を組み込んだ電動キックボード910の概略図である。
電動キックボード910の前輪FWを変速可能に駆動するモータM及び動力伝達装置TM2を示す概略図である。
電動キックボード910の前輪FWを変速可能に駆動するインホイールモータであるモータ916及び動力伝達装置TM1を示す概略図である。
ドア開閉装置934がドア本体931の上方に配置された開き戸式自動ドア930の概略図である。
自動ドア930を上方から見た概略図であり、(A)は閉状態を示し、(B)は開状態を示す。
動力伝達装置TM2aの第2シャフト382がヒンジ軸931bに直接接続された自動ドア930を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態の動力伝達装置について図面を参照しながら説明する。
【0010】
[第1実施形態]
図1~図3に示すように、動力伝達装置TM1は、同一の回転軸線(以下、回転軸線L1)を有する第1シャフト181及び第2シャフト182と、第1シャフト181と第2シャフト182との間に設けられる断続機構20及び変速機Tと、これらを収容するケース180と、を備える。ケース180は、略円柱形状を有し、軸受183を介して第1シャフト181を回転自在に支持し、軸受184を介して第2シャフト182を回転自在に支持する。第1シャフト181は、先端部がケース180の回転軸線方向の一端側(図1の下方側)から露出し、第2シャフト182は、先端部がケース180の回転軸線方向の他端側(図1の上方側)から露出する。
(【0011】以降は省略されています)
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