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公開番号2025007679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109239
出願日2023-07-03
発明の名称シーラ塗布装置及びロボット
出願人本田技研工業株式会社,エクスカテック株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類B05B 12/00 20180101AFI20250109BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】ロボットアームの先端に緩衝機構を介してシーラ塗布部材が取り付けられたシーラ塗布装置において、簡単な構造による緩衝機構を提供する。
【解決手段】シーラ塗布装置14は、シーラが供給される基端部16と、シーラを塗布対象に塗布するためのノズル24が備えられる先端部18と、先端部と基端部とに接続され、柔軟性を有し、基端部に供給されたシーラを先端部に供給するチューブ20と、チューブを囲み、基端部と先端部との間に保持された弾性部材22と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シーラが供給される基端部と、
前記シーラを塗布対象に塗布するためのノズルが備えられる先端部と、
前記先端部と前記基端部とに接続され、柔軟性を有し、前記基端部に供給された前記シーラを前記先端部に供給するチューブと、
前記チューブを囲み、前記基端部と前記先端部との間に保持された弾性部材と、
を備える、シーラ塗布装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシーラ塗布装置であって、
前記弾性部材は、螺旋状のコイルばねを含み、
前記チューブは、前記コイルばねの内側に挿通されている、シーラ塗布装置。
【請求項3】
請求項2に記載のシーラ塗布装置であって、
前記基端部は、
前記基端部に前記シーラを供給するシーラ供給源と、前記チューブとを接続する第1のチューブ継手と、
前記第1のチューブ継手が取り付けられる第1の孔を有し、前記コイルばねを保持する第1の保持部材と、
を備え、
前記先端部は、
前記ノズルと前記チューブとを接続する第2のチューブ継手と、
前記第2のチューブ継手が取り付けられる第2の孔を有し、前記コイルばねを保持する第2の保持部材と、
を備える、シーラ塗布装置。
【請求項4】
請求項3に記載のシーラ塗布装置であって、
前記第1の保持部材は、
前記コイルばねに対して基端方向に位置し、前記コイルばねの基端を保持するとともに前記第1の孔が形成された第1の保持壁部と、
前記第1の保持壁部から先端方向に突出し、前記コイルばねの前記基端を囲む第1の包囲壁と、
を備え、
前記第2の保持部材は、
前記コイルばねに対して前記先端方向に位置し、前記コイルばねの先端を保持するとともに前記第2の孔が形成された第2の保持壁部と、
前記第2の保持壁部から前記基端方向に突出し、前記コイルばねの前記先端を囲む第2の包囲壁と、
を備える、シーラ塗布装置。
【請求項5】
請求項3に記載のシーラ塗布装置であって、
前記第1のチューブ継手は、
前記第1の孔に対して先端方向に位置し、前記チューブの基端が挿入される第1のスリーブと、
前記第1のスリーブに挿入された前記チューブに挿入され、前記第1のスリーブとともに前記チューブを挟持する第1のボディと、
を備え、
前記第1のボディは、
前記第1の保持部材に対して前記先端方向に位置し、前記第1の保持部材に当接する第1のフランジ部と、
前記第1の孔を貫通して基端方向に延在し、前記シーラ供給源に接続されるシリンダ部と、
を有し、
前記第1のフランジ部と、前記シリンダ部に取り付けられる締め付け部材とによって、前記第1の保持部材が挟持される、シーラ塗布装置。
【請求項6】
請求項3に記載のシーラ塗布装置であって、
前記第2のチューブ継手は、
前記第2の孔に対して基端方向に位置し、前記チューブが挿入される第2のスリーブと、
前記ノズルが取り付けられるとともに、前記第2の孔を介して前記チューブに挿入され、前記第2のスリーブとともに前記チューブを挟持する第2のボディと、
を備え、
前記第2のボディは、
前記第2の保持部材に対して先端方向に位置し、前記第2の保持部材に当接する第2のフランジ部を有する、シーラ塗布装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載のシーラ塗布装置と、
前記シーラ塗布装置が装着される作業アームと、
を備える、ロボット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シーラ塗布装置及びロボットに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ロボットアームの先端に緩衝機構を介してシーラ塗布部材が取り付けられたシーラ塗布装置が開示されている。緩衝機構は、シーラ塗布部材が受ける外力を吸収する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-203245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されたシーラ塗布装置の緩衝機構は構造が複雑であるという課題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、シーラ塗布装置であって、当該シーラ塗布装置は、シーラが供給される基端部と、前記シーラを塗布対象に塗布するためのノズルが備えられる先端部と、前記先端部と前記基端部とに接続され、柔軟性を有し、前記基端部に供給された前記シーラを前記先端部に供給するチューブと、前記チューブを囲み、前記基端部と前記先端部との間に保持された弾性部材と、を備える。
【0007】
本発明の第2の態様は、ロボットであって、当該ロボットは、第1の態様のシーラ塗布装置と、前記シーラ塗布装置が装着される作業アームと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、シーラ塗布装置の緩衝機構を簡単な構造にできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、ロボットの模式図である。
図2は、シーラ塗布装置の側面図である。
図3は、シーラ塗布装置の断面図である。
図4は、シーラ塗布装置の分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[ロボットの構成]
図1は、ロボット10の模式図である。ロボット10は作業アーム12を有する。作業アーム12には、シーラ塗布装置14が装着される。スポット溶接では、鋼板同士を点で溶接するため、溶接点間において、鋼板間に隙間が生じることがある。シーラ塗布装置14により鋼板間にシーラが塗布され、シーラにより鋼板間の隙間が埋められる。
(【0011】以降は省略されています)

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