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公開番号
2025005629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105873
出願日
2023-06-28
発明の名称
車両制御装置、及び制御方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
B60W
30/14 20060101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約
【課題】運転者の意思に反して車両の走行制御が再開されないようにすることができる車両制御装置、及び制御方法を提供する。
【解決手段】車両1の走行速度が先行車両との車間距離に応じた目標速度、又は運転者が設定した所定の目標速度となるように車両1を制御する走行制御を実行可能な制御装置30は、当該走行制御によって走行中の車両1において運転者が車両1のブレーキを作動させたことに応じて走行制御を一時停止し、運転者がブレーキを解除したことに応じて走行制御を再開可能に構成され、ブレーキが解除された際に所定の条件が満たされている場合には、ブレーキが解除された際に走行制御を再開しない制御部32を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の走行速度が当該車両の前方を走行する先行車両と当該車両との車間距離に応じた目標速度、又は前記車両の運転者が設定した所定の速度となるように前記車両を制御する走行制御を実行可能に構成された車両制御装置であって、
前記車両制御装置は、
前記走行制御によって走行中の前記車両において前記運転者が前記車両のブレーキを作動させたことに応じて前記走行制御を一時停止し、前記運転者が前記ブレーキを解除したことに応じて前記走行制御を再開可能に構成され、
前記ブレーキが解除された際に所定の条件が満たされている場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開しない制御部を備える、
車両制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記制御部は、
前記ブレーキが解除された際に前記車両が停止しており、且つ前記運転者が前記車両のハザードランプを作動させている場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開しない、
車両制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記制御部は、
前記ブレーキが解除された際に前記車両が停止しており、且つ前記運転者の姿勢が正常でない場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開しない、
車両制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記車両は、
前記運転者を撮像可能なドライバーモニタカメラを備え、
前記制御部は、
前記ブレーキが解除された際に前記車両が停止しており、且つ前記ドライバーモニタカメラによって撮像された画像に基づいて前記運転者が前記車両の運転とは無関係の行為をしていると認識された場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開しない、
車両制御装置。
【請求項5】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記制御部は、
前記ブレーキが解除された際に前記車両が停止しており、且つ前記運転者が前記車両のウインカーを作動させており、且つ今回の停車時間が所定時間以上である場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開しない、
車両制御装置。
【請求項6】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記制御部は、
前記ブレーキが解除された際に前記車両が停止しており、且つ今回の停車時間が所定時間以上である場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開せず、
前記車両の走行速度を検出可能な車速センサの検出結果、及び/又は前記車両の周辺を撮像可能なカメラによって撮影された画像に基づいて、前記停車時間が前記所定時間以上であるか否かを判定する、
車両制御装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載の車両制御装置であって、
前記制御部は、
さらに、前記走行制御を一時停止しているときに、前記走行制御を一時停止していること、又は前記走行制御が再開され得ることを前記運転者に報知する、
車両制御装置。
【請求項8】
請求項1から6のいずれか1項に記載の車両制御装置であって、
前記制御部は、
前記ブレーキが解除され、且つ前記運転者が所定の再開操作を行ったことに応じて前記走行制御を再開し、
前記再開操作は、前記車両を発進させるための操作である、
車両制御装置。
【請求項9】
車両の走行速度が当該車両の前方を走行する先行車両と当該車両との車間距離に応じた目標速度、又は前記車両の運転者が設定した所定の速度となるように前記車両を制御する走行制御を実行可能に構成されたコンピュータが行う制御方法であって、
前記コンピュータは、
前記走行制御によって走行中の前記車両において前記運転者が前記車両のブレーキを作動させたことに応じて前記走行制御を一時停止し、前記運転者が前記ブレーキを解除したことに応じて前記走行制御を再開可能に構成され、
前記コンピュータが、
前記ブレーキが解除された際に所定の条件が満たされている場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開しない処理を行う、
制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置、及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、脆弱な立場にある交通参加者にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供するための取り組みが活発化している。この取り組みの1つとして、交通の安全性や利便性を改善すべく、移動体(例えば自動車等の車両)における運転支援技術や自動運転技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、ACC(Adaptive Cruise Control)中に運転者によるブレーキペダルの踏み込み操作がなされた際にはACCを一時停止させ、運転者によるブレーキペダルの踏み込み解除に伴ってACCを一時停止状態から復帰させるようにした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-001566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術にあっては、例えば、ACC(Adaptive Cruise Control)と称される走行制御が運転者の意思に反して再開されてしまう可能性があり、この点に改善の余地があった。
【0006】
本発明は、車両の走行速度が当該車両の前方を走行する先行車両と当該車両との車間距離に応じた目標速度、又は運転者が設定した所定の速度となるように車両を制御する走行制御が運転者の意思に反して再開されないようにすることができる車両制御装置、及び制御方法を提供する。そして、延いては、交通の安全性をより一層改善し、持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、
車両の走行速度が当該車両の前方を走行する先行車両と当該車両との車間距離に応じた目標速度、又は前記車両の運転者が設定した所定の速度となるように前記車両を制御する走行制御を実行可能に構成された車両制御装置であって、
前記車両制御装置は、
前記走行制御によって走行中の前記車両において前記運転者が前記車両のブレーキを作動させたことに応じて前記走行制御を一時停止し、前記運転者が前記ブレーキを解除したことに応じて前記走行制御を再開可能に構成され、
前記ブレーキが解除された際に所定の条件が満たされている場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開しない制御部を備える、
車両制御装置である。
【0008】
また、本発明の他の一態様は、
車両の走行速度が当該車両の前方を走行する先行車両と当該車両との車間距離に応じた目標速度、又は前記車両の運転者が設定した所定の速度となるように前記車両を制御する走行制御を実行可能に構成されたコンピュータが行う制御方法であって、
前記コンピュータは、
前記走行制御によって走行中の前記車両において前記運転者が前記車両のブレーキを作動させたことに応じて前記走行制御を一時停止し、前記運転者が前記ブレーキを解除したことに応じて前記走行制御を再開可能に構成され、
前記コンピュータが、
前記ブレーキが解除された際に所定の条件が満たされている場合には、前記ブレーキが解除された際に前記走行制御を再開しない処理を行う、
制御方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車両の走行速度が当該車両の前方を走行する先行車両と当該車両との車間距離に応じた目標速度、又は運転者が設定した所定の速度となるように車両を制御する走行制御が運転者の意思に反して再開されないようにすることができる車両制御装置、及び制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の車両制御装置の一実施形態である制御装置30によって制御される車両1を示す図である。
図2は、車両1の動作の一例を示す図である。
図3は、制御装置30が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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