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公開番号2025012754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115829
出願日2023-07-14
発明の名称回転電機のロータ
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類H02K 1/28 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転軸心周りの慣性モーメントを維持しつつ、軽量化を図ることができる回転電機のロータを提供する。
【解決手段】回転電機のロータ10は、略円環形状を有する電磁鋼板が複数積層されたロータヨーク21と、ロータヨーク21に挿通され、ロータヨーク21と一体に回転するロータシャフト30と、を備える。ロータシャフト30は、ロータヨーク21を貫通し、且つ一端側が回転電機の出力部又は入力部となる金属部31と、金属部31の外周側に設けられ、金属部31の一部に接合された樹脂部40と、を有する。金属部31は、一端側に設けられた大径部32と、他方側に設けられ、大径部32よりも外径の小さい小径部33と、を有する。樹脂部40は、金属部31の小径部33に接合される部分における径方向の厚みT2が、小径部33の外径D2よりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
略円環形状を有する電磁鋼板が複数積層されたロータヨークと、
前記ロータヨークに挿通され、前記ロータヨークと一体に回転するロータシャフトと、を備える回転電機のロータであって、
前記ロータシャフトは、
前記ロータヨークを貫通し、且つ一端側が前記回転電機の出力部又は入力部となる金属部と、
前記金属部の外周側に設けられ、前記金属部の一部に接合された樹脂部と、を有し、
前記金属部は、前記一端側に設けられた大径部と、他方側に設けられ、前記大径部よりも外径の小さい小径部と、を有し、
前記樹脂部は、前記金属部の前記小径部に接合される部分における径方向の厚みが、前記小径部の外径よりも大きい、
回転電機のロータ。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の回転電機のロータであって、
前記金属部の前記大径部の一部は、前記ロータの径方向から見たとき、前記ロータヨークに重なる位置に設けられている、
回転電機のロータ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の回転電機のロータであって、
前記金属部及び前記樹脂部はインサート成形により一体に設けられている、
回転電機のロータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機のロータに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、車両においてもCO2排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、電動化技術に関する研究開発が行われている。電動化技術として、例えば電動機や発電機といった回転電機がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、モータに用いられるロータが記載されている。特許文献1のロータでは、永久磁石、ロータヨーク、及びボスを樹脂でモールドし、これらを固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4552267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ロータの一部を樹脂で形成することにより、ロータの軽量化を図ることができるものの、ロータの回転軸心周りの慣性モーメントが低下し、ロータの運動特性に影響を与えることがあった。
【0006】
本発明は、回転軸心周りの慣性モーメントを維持しつつ、軽量化を図ることができる回転電機のロータを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
略円環形状を有する電磁鋼板が複数積層されたロータヨークと、
前記ロータヨークに挿通され、前記ロータヨークと一体に回転するロータシャフトと、を備える回転電機のロータであって、
前記ロータシャフトは、
前記ロータヨークを貫通し、且つ一端側が前記回転電機の出力部又は入力部となる金属部と、
前記金属部の外周側に設けられ、前記金属部の一部に接合された樹脂部と、を有し、
前記金属部は、前記一端側に設けられた大径部と、他方側に設けられ、前記大径部よりも外径の小さい小径部と、を有し、
前記樹脂部は、前記金属部の前記小径部に接合される部分における径方向の厚みが、前記小径部の外径よりも大きい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、回転軸心周りの慣性モーメントを維持しつつ軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態であるロータ10の断面図である。
ロータヨーク21、カラー部材70、及びレゾルバロータ60の斜視図である。
ロータ10の変形例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態である回転電機のロータを、添付図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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