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公開番号
2025016094
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119138
出願日
2023-07-21
発明の名称
保証条件設定システム、及び保証条件設定方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250124BHJP(計算;計数)
要約
【課題】車両等の移動体の保証条件を、利用者による移動体の使用状況に応じて適切に設定する。
【解決手段】保証条件設定システム1は、第1利用者U1による対象移動体60以外の他移動体50の使用履歴情報に基づいて、第1利用者U1が対象移動体60を使用する際の所定期間あたりの対象移動体60の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を予測する余寿命消化度合予測部12と、判定時点以降に第1利用者U1が対象移動体60を使用すると想定した場合に、対象移動体60の余寿命が判定時点余寿命から所定判定値以下まで減少する予測期間である余寿命減少予測期間を、余寿命消化度合に基づいて算出する余寿命減少予測期間算出部14と、余寿命減少予測期間に基づいて、対象移動体60の保証条件を設定する保証条件設定部15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
判定時点における対象移動体の余寿命である判定時点余寿命を認識する判定時点余寿命認識部と、
前記判定時点以降に前記対象移動体の使用を開始する第1利用者による前記対象移動体以外の他移動体の使用履歴情報に基づいて、前記第1利用者が前記対象移動体を使用する際の所定期間あたりの前記対象移動体の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を予測する余寿命消化度合予測部と、
前記判定時点以降に前記第1利用者が前記対象移動体を使用すると想定した場合に、前記対象移動体の余寿命が前記判定時点余寿命から所定判定値以下まで減少する予測期間である余寿命減少予測期間を、前記余寿命消化度合に基づいて算出する余寿命減少予測期間算出部と、
前記余寿命減少予測期間に基づいて、前記対象移動体の保証条件を設定する保証条件設定部と、
を備える保証条件設定システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1利用者による前記対象移動体の使用状況に基づいて、前記余寿命消化度合を補正する余寿命消化度合補正部を備え、
前記余寿命減少予測期間算出部は、補正後の前記余寿命消化度合に基づいて前記余寿命減少予測期間を再度算出し、
前記保証条件設定部は、前記余寿命減少予測期間算出部により補正後の前記余寿命消化度合に基づいて算出された前記余寿命減少予測期間に基づいて、前記保証条件を再設定する
請求項1に記載の保証条件設定システム。
【請求項3】
前記判定時点余寿命認識部は、前記対象移動体が前記判定時点以前に前記第1利用者以外の第2利用者によって使用されていた場合に、前記第2利用者による前記対象移動体の使用履歴情報に基づいて、前記判定時点余寿命を認識する
請求項1又は請求項2に記載の保証条件設定システム。
【請求項4】
前記判定時点余寿命認識部は、前記対象移動体に備えられた複数の対象部品ごとに、前記判定時点余寿命を認識し、
前記余寿命消化度合予測部は、複数の前記対象部品ごとに前記余寿命消化度合を予測し、
前記余寿命減少予測期間算出部は、複数の前記対象部品ごとに前記余寿命減少予測期間を算出し、
前記保証条件設定部は、複数の前記対象部品の前記余寿命減少予測期間に基づいて、前記対象移動体の保証条件を設定する
請求項1又は請求項2に記載の保証条件設定システム。
【請求項5】
コンピュータにより実行される保証条件設定方法であって、
判定時点における対象移動体の余寿命である判定時点余寿命を認識する判定時点余寿命認識ステップと、
前記判定時点以降に前記対象移動体の使用を開始する第1利用者による前記対象移動体以外の他移動体の使用状況に基づいて、前記第1利用者が前記対象移動体を使用する際の所定期間あたりの前記対象移動体の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を予測する余寿命消化度合予測ステップと、
前記判定時点以降に前記第1利用者が前記対象移動体を使用すると想定した場合に、前記対象移動体の余寿命が前記判定時点余寿命から所定判定値以下まで減少する予測期間である余寿命減少予測期間を、前記余寿命消化度合に基づいて算出する余寿命減少予測期間算出ステップと、
前記余寿命減少予測期間に基づいて、前記対象移動体の保証条件を設定する保証条件設定ステップと、
を含む保証条件設定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保証条件設定システム、及び保証条件設定方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、評価対象のショベルの作動状態に基づいてショベルの疲労度を算出し、疲労度と関連付けられた保証内容情報を算出して、保証内容情報を表示するショベルの管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。上記管理システムにおいては、疲労度算出部により算出されるアタッチメントの余寿命が基準余寿命よりも長い場合は、追加保証期間を設定し、余寿命が基準余寿命よりも短い場合は通常保証期間のみとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-155930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記背景技術の管理システムでは、アタッチメントの疲労度に基づく余寿命に応じて保証期間を設定している。しかしながら、車両等の移動体の余寿命は、移動体の利用者による移動体の使用状況に応じて変動する。そのため、上記背景技術の管理システムによる場合には、個々の利用者の使用状況に応じた適切な保証条件を設定することができないという不都合がある。
本願はかかる背景に鑑みてなされたものであり、車両等の移動体の保証条件を、利用者による移動体の使用状況に応じて適切に設定することができる保証期間設定システム、及び保証期間設定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための第1態様として、判定時点における対象移動体の余寿命である判定時点余寿命を認識する判定時点余寿命認識部と、前記判定時点以降に前記対象移動体の使用を開始する第1利用者による前記対象移動体以外の他移動体の使用履歴情報に基づいて、前記第1利用者が前記対象移動体を使用する際の所定期間あたりの前記対象移動体の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を予測する余寿命消化度合予測部と、前記判定時点以降に前記第1利用者が前記対象移動体を使用すると想定した場合に、前記対象移動体の余寿命が前記判定時点余寿命から所定判定値以下まで減少する予測期間である余寿命減少予測期間を、前記余寿命消化度合に基づいて算出する余寿命減少予測期間算出部と、前記余寿命減少予測期間に基づいて、前記対象移動体の保証条件を設定する保証条件設定部と、を備える保証条件設定システム。
【0006】
上記保証条件設定システムにおいて、前記第1利用者による前記対象移動体の使用状況に基づいて、前記余寿命消化度合を補正する余寿命消化度合補正部を備え、前記余寿命減少予測期間算出部は、補正後の前記余寿命消化度合に基づいて前記余寿命減少予測期間を再度算出し、前記保証条件設定部は、前記余寿命減少予測期間算出部により補正後の前記余寿命消化度合に基づいて算出された前記余寿命減少予測期間に基づいて、前記保証条件を再設定する構成としてもよい。
【0007】
上記保証条件設定システムにおいて、前記判定時点余寿命認識部は、前記対象移動体が前記判定時点以前に前記第1利用者以外の第2利用者によって使用されていた場合に、前記第2利用者による前記対象移動体の使用履歴情報に基づいて、前記判定時点余寿命を認識する構成としてもよい。
【0008】
上記保証条件設定システムにおいて、前記判定時点余寿命認識部は、前記対象移動体に備えられた複数の対象部品ごとに、前記判定時点余寿命を認識し、前記余寿命消化度合予測部は、複数の前記対象部品ごとに前記余寿命消化度合を予測し、前記余寿命減少予測期間算出部は、複数の前記対象部品ごとに前記余寿命減少予測期間を算出し、前記保証条件設定部は、複数の前記対象部品の前記余寿命減少予測期間に基づいて、前記対象移動体の保証条件を設定する構成としてもよい。
【0009】
上記目的を達成するための第2態様として、コンピュータにより実行される保証条件設定方法であって、判定時点における対象移動体の余寿命である判定時点余寿命を認識する判定時点余寿命認識ステップと、前記判定時点以降に前記対象移動体の使用を開始する第1利用者による前記対象移動体以外の他移動体の使用状況に基づいて、前記第1利用者が前記対象移動体を使用する際の所定期間あたりの前記対象移動体の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を予測する余寿命消化度合予測ステップと、前記判定時点以降に前記第1利用者が前記対象移動体を使用すると想定した場合に、前記対象移動体の余寿命が前記判定時点余寿命から所定判定値以下まで減少する予測期間である余寿命減少予測期間を、前記余寿命消化度合に基づいて算出する余寿命減少予測期間算出ステップと、前記余寿命減少予測期間に基づいて、前記対象移動体の保証条件を設定する保証条件設定ステップと、を含む保証条件設定方法が挙げられる。
【発明の効果】
【0010】
上記保証条件設定システムによれば、車両等の移動体の保証条件を、利用者による移動体の使用状況に応じて適切に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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