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公開番号2025015409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024061701
出願日2024-04-05
発明の名称インセンティブ付与システム、インセンティブ付与装置、プログラム及びインセンティブ付与方法
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】藻の育成に参加する人を増やすことができるインセンティブ付与システム、インセンティブ付与装置、プログラム及びインセンティブ付与方法を提供すること。
【解決手段】実施形態のインセンティブ付与システムは、微細藻類を育成する育成装置、前記微細藻類の育成度合いを示す物理量を測定する測定装置及びインセンティブ付与装置を含む。インセンティブ付与装置は、インセンティブ決定部と及び付与部とを備える。インセンティブ決定部は、前記物理量を用いて、前記微細藻類の二酸化炭素吸収量又は前記育成度合いに応じたインセンティブの数量を決定する。付与部は、前記育成装置のオーナーに前記数量の前記インセンティブを付与する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
微細藻類を育成する育成装置、前記微細藻類の育成度合いを示す物理量を測定する測定装置及びインセンティブ付与装置を含み、
前記インセンティブ付与装置は、
前記物理量を用いて、前記微細藻類の二酸化炭素吸収量又は前記育成度合いに応じたインセンティブの数量を決定するインセンティブ決定部と
前記育成装置のオーナーに前記数量の前記インセンティブを付与する付与部と、インセンティブ付与システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記物理量は、前記微細藻類を含む藻液の吸光度であり、
前記インセンティブ決定部は、前記吸光度を用いて前記二酸化炭素吸収量を算出すること、及び前記吸光度を用いて前記育成度合いとして前記藻液中の前記微細藻類の濃度を算出することの少なくともいずれかを行い、前記二酸化炭素吸収量又は前記濃度を用いて前記インセンティブの前記数量を決定する、請求項1に記載のインセンティブ付与システム。
【請求項3】
前記インセンティブ付与装置は、
前記オーナーによる指示に基づき、前記微細藻類を培養する培養液の組成を決定し、
前記育成装置内の前記培養液を前記組成に変更するよう前記育成装置を制御する制御部と、さらに備え、
前記育成装置は、前記制御部による制御に基づき、前記培養液の組成を変更する変更部を備える、請求項1に記載のインセンティブ付与システム。
【請求項4】
前記制御部は、予め組成が定められた複数の種類の培養液の中から選択する前記指示に基づき、前記微細藻類を培養する培養液の組成を、前記指示において選択された種類の培養液の組成に決定する、請求項3に記載のインセンティブ付与システム。
【請求項5】
前記インセンティブ付与装置は、前記育成装置を撮影した画像を前記オーナーが使用する端末装置に送信する送信部をさらに備える、請求項1に記載のインセンティブ付与システム。
【請求項6】
前記育成装置は、複数の区画を備え、
前記オーナーは、前記区画のオーナーである、請求項1に記載のインセンティブ付与システム。
【請求項7】
前記インセンティブは、ポイントである、請求項1に記載のインセンティブ付与システム。
【請求項8】
育成装置によって育成された微細藻類の育成度合いを示す物理量を用いて、前記微細藻類の二酸化炭素吸収量又は前記育成度合いに応じたインセンティブの数量を決定するインセンティブ決定部と
前記育成装置のオーナーに前記数量の前記インセンティブを付与する付与部と、を備えるインセンティブ付与装置。
【請求項9】
インセンティブ付与装置が備えるプロセッサーを、
育成装置によって育成された微細藻類の育成度合いを示す物理量を用いて、前記微細藻類の二酸化炭素吸収量又は前記育成度合いに応じたインセンティブの数量を決定するインセンティブ決定部と
前記育成装置のオーナーに前記数量の前記インセンティブを付与する付与部と、して機能させるプログラム。
【請求項10】
育成装置によって微細藻類を育成し
前記微細藻類の育成度合いを示す物理量を測定し、
前記物理量を用いて、前記微細藻類の二酸化炭素吸収量又は前記育成度合いに応じたインセンティブの数量を決定し、
前記育成装置のオーナーに前記数量の前記インセンティブを付与する、インセンティブ付与方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インセンティブ付与システム、インセンティブ付与装置、プログラム及びインセンティブ付与方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
カーボンニュートラルなどの観点から、藻を育成し、産業利用することが注目されている。しかしながら、産業利用するための藻の育成には、育成設備を用意する必要がありコストがかかる。また、藻の育成には、藻に関する知識が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-191594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、藻の育成に参加する人を増やすことができるインセンティブ付与システム、インセンティブ付与装置、プログラム及びインセンティブ付与方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態のインセンティブ付与システムは、微細藻類を育成する育成装置、前記微細藻類の育成度合いを示す物理量を測定する測定装置及びインセンティブ付与装置を含む。インセンティブ付与装置は、インセンティブ決定部と及び付与部とを備える。インセンティブ決定部は、前記物理量を用いて、前記微細藻類の二酸化炭素吸収量又は前記育成度合いに応じたインセンティブの数量を決定する。付与部は、前記育成装置のオーナーに前記数量の前記インセンティブを付与する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、藻の育成に参加する人を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る管理システム及び当該管理システムに含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図。
図1中の培養システムの一例を示す斜視図。
図1中のサーバー装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図1中の培養制御装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図1中の端末装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態に係る管理システムについて図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。また、各図面及び本明細書中において、同一の符号は同様の要素を示す。
図1は、実施形態に係る管理システム1及び管理システム1に含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図である。なお、各装置の各構成要素は、内蔵であっても外付けであっても良い。管理システム1は、藻育成サービスを提供する。藻育成サービスは、藻育成サービスのユーザー(以下、単に「ユーザー」という。)が藻の育成設備の区画を購入可能なサービスである。藻育成サービスは、当該育成設備を用いて藻の育成を行う。管理システム1において育成を行う藻は、例えば、微細藻類である。管理システム1は、当該育成設備を用いて藻の育成を行う機能を有する。また、藻育成サービスは、ユーザーに対して、当該ユーザーが購入した育成設備を用いて育成した藻の二酸化炭素吸収量(固定量)又は育成度合いに応じてポイント(以下「育成ポイント」という。)を付与する。管理システム1は、一例として、サーバー装置100、培養システム200及び端末装置300を含む。なお、管理システム1は、このうちの一部を含むものであっても良い。また、図1には、サーバー装置100、培養システム200及び端末装置300をそれぞれ1つずつ示すが、それぞれの数は限定しない。なお、管理システム1は、インセンティブ付与システムの一例である。
【0009】
サーバー装置100、培養システム200及び端末装置300は、ネットワークNWに接続する。ネットワークNWは、典型的にはインターネットを含む通信網である。ネットワークNWは、典型的にはWAN(wide area network)を含む通信網である。ネットワークNWは、イントラネットなどのプライベートネットワークを含む通信網であっても良い。ネットワークNWは、LAN(local area network)を含む通信網であっても良い。また、ネットワークNWは、無線回線でも良いし有線回線でも良く、無線回線と有線回線とが混在していても良い。また、ネットワークNWは、専用線又は公衆携帯電話網などを含む通信網であっても良い。
【0010】
サーバー装置100は、例えば、藻育成サービスを提供するための装置である。サーバー装置100は、例えば、藻育成サービス全体の管理などを行う。サーバー装置100は、例えば、培養システム200を制御する。サーバー装置100は、一例として、プロセッサー110、ROM(read-only memory)120、RAM(random-access memory)130、補助記憶装置140及び通信インターフェース150を含む。そして、バス160などが、これら各部を接続する。なお、サーバー装置100は、インセンティブ付与装置の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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