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公開番号2025011577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113766
出願日2023-07-11
発明の名称充放電ユニット
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類H05K 7/20 20060101AFI20250117BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】ファンの数を抑制しながら電装部品の冷却と筐体内の冷却とを行うことができる充放電ユニットを提供する。
【解決手段】充放電ユニットは、バッテリ(20)と、バッテリ(20)の充放電時に作動する電装部品(32、42)と、電装部品(32、42)が収容されるボックス(31、41)と、ボックス(31、41)に設けられるファン(34、44)と、筐体(2)と、を備える充放電ユニットにおいて、筐体(2)には、吸気口(12a)と、排気口(12b、12c)と、が形成され、ボックス(31、41)には、内部と外部とを連通させる一対の開口(31a、31b、41a、41b)が形成され、ボックス(31、41)は、一方の開口(31b、41b)が、吸気口(12a)または排気口(12b、12c)のいずれかと共通化されるように、筐体(2)の内部に設置される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリと、前記バッテリの充放電時に作動する電装部品と、前記電装部品が収容されるボックスと、前記ボックスに設けられ前記電装部品に送風するファンと、前記バッテリと前記ボックスと前記ファンとが収容される筐体と、を備える充放電ユニットにおいて、
前記筐体には、前記筐体の外部から前記筐体の内部に空気を導入する吸気口と、前記筐体の内部から前記筐体の外部に空気を排出する排気口と、が形成され、
前記ボックスには、前記ボックスの内部と外部とを連通させる一対の開口が形成され、
前記ボックスは、前記一対の開口のうちの一方の開口が、前記吸気口または前記排気口のいずれかと共通化されるように、前記筐体の内部に設置される
ことを特徴とする充放電ユニット。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記ボックスは、前記一対の開口のうちの一方の開口が、前記排気口と共通化されるように前記筐体の内部に設置される
ことを特徴とする請求項1に記載の充放電ユニット。
【請求項3】
前記ファンは、前記一対の開口のうちの他方の開口に設置される
ことを特徴とする請求項2に記載の充放電ユニット。
【請求項4】
前記吸気口および前記排気口は、前記筐体の同一の面に形成される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の充放電ユニット。
【請求項5】
前記吸気口は、前記排気口よりも下方に形成される
ことを特徴する請求項4に記載の充放電ユニット。
【請求項6】
前記ファンは、前記排気口が形成された面よりも、前記排気口が形成された面とは反対方向の面に近い位置に配置される
ことを特徴とする請求項4に記載の充放電ユニット。
【請求項7】
前記ボックスを、2つ以上備え、
前記ボックスを、少なくとも幅方向に1つずつ備える
ことを特徴とする請求項4に記載の充放電ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充放電ユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バッテリを備える電子装置において、電装部品とバッテリとを冷却するための冷却構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、電装部品としての電子回路部の発熱が伝達される放熱フィンに冷却風を送風する冷却ファンと、バッテリ収納部内の空気を送風するための送風ファンと、を設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-83167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、電装部品を冷却するファンと、筐体内を送風するファンとが別々に設けられており、用途に応じた送風をし易い構成ではある。しかしながら、ファンの数が多いために、電子装置の騒音値が大きくなり易いという課題がある。また、ファンの数が多いために、電子装置の消費電力が大きくなり易いという課題がある。さらに、ファンの数が多いために、ファンの配置レイアウトの制約から外部に近接して配置されるファンが生じ易く、雨水や塵埃の進入するリスクが上がり易いという課題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ファンの数を抑制しながら電装部品の冷却と筐体内の冷却とを行うことができる充放電ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
充放電ユニットは、バッテリと、前記バッテリの充放電時に作動する電装部品と、前記電装部品が収容されるボックスと、前記ボックスに設けられ前記電装部品に送風するファンと、前記バッテリと前記ボックスと前記ファンとが収容される筐体と、を備える充放電ユニットにおいて、前記筐体には、前記筐体の外部から前記筐体の内部に空気を導入する吸気口と、前記筐体の内部から前記筐体の外部に空気を排出する排気口と、が形成され、前記ボックスには、前記ボックスの内部と外部とを連通させる一対の開口が形成され、前記ボックスは、前記一対の開口のうちの一方の開口が、前記吸気口または前記排気口のいずれかと共通化されるように、前記筐体の内部に設置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ファンの数を抑制しながら電装部品の冷却と筐体内の冷却とを行うことができる充放電ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る充放電ユニットの縦断面図である。
図1のII-II線に対応する断面図である。
筐体の後面を示す断面斜視図である。
筐体の吸気口と排気口とを示す斜視図である。
筐体の前面を示す斜視図である。
DC/DCコンバータユニットとインバータユニットとを示す上方からの斜視図である。
DC/DCコンバータユニットとインバータユニットとの配置位置を示す上方からの斜視図である。
図1に対応する実施の形態の作用説明図である。
図7に対応する実施の形態の作用説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右上下といった方向の記載は、各図に示す符号FR、RE、LH、RH、UP、DOで示す方向が対応するものとして説明する。すなわち、符号FR、RE、LH、RH、UP、DOは、それぞれ、前方、後方、左方、右方、上方、下方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る充放電ユニット1の縦断面図である。図2は、図1のII-II線に対応する断面図である。
充放電ユニット1は、持ち運び可能な電源装置である。充放電ユニット1は、充電した電力を放電することにより、交流電源や直流電源で作動する外部機器を作動させる。
【0010】
充放電ユニット1は、筐体2を備える。筐体2は、骨組みされたフレーム10(図2参照)と、フレーム10に支持された略平板状のパネル11、12、13、14、15、16と、を備える。パネル11~16が、フレーム10に支持されて閉じた箱形状を構成することにより、内部空間を有する筐体2が構成される。本実施の形態の筐体2は、略直方体形状である。以下、パネル11、12、13、14、15、16のそれぞれを、前面パネル11、後面パネル12、左面パネル13、右面パネル14、上面パネル15、下面パネル16と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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