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公開番号
2025016130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119195
出願日
2023-07-21
発明の名称
移動体仲介システム、及び移動体仲介方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
G06Q
30/0601 20230101AFI20250124BHJP(計算;計数)
要約
【課題】取引により車両等の移動体の使用を開始する利用者に対して、利用者の希望余寿命条件に適合する移動体をマッチングする。
【解決手段】利用者Uの移動体に対する希望余寿命条件を認識する希望余寿命条件認識部11と、複数の候補移動体の余寿命を認識する候補移動体余寿命認識部12と、利用者Uによる移動体の使用履歴情報に基づいて、余寿命消化度合を認識する余寿命消化度合認識部13と、候補移動体余寿命認識部12により認識された複数の候補移動体の余寿命を、余寿命消化度合により補正した補正余寿命を算出する補正余寿命算出部15と、補正余寿命が希望余寿命条件に適合する候補移動体を、利用者Uとの所定取引の対象として選択する取引対象移動体選択部16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定取引により移動体の使用を開始する利用者の移動体に対する希望余寿命条件を認識する希望余寿命条件認識部と、
前記所定取引の候補である複数の候補移動体の余寿命を認識する候補移動体余寿命認識部と、
前記利用者による移動体の使用履歴情報に基づいて、前記利用者が移動体を使用する際の所定期間あたりの移動体の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を認識する余寿命消化度合認識部と、
前記候補移動体余寿命認識部により認識された複数の前記候補移動体の余寿命を、前記余寿命消化度合により補正した補正余寿命を算出する補正余寿命算出部と、
前記補正余寿命が前記希望余寿命条件に適合する前記候補移動体を、前記利用者との前記所定取引の対象として選択する取引対象移動体選択部と、
を備える移動体仲介システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記利用者が前記所定取引により移動体の使用を開始した後の、前記利用者による移動体の使用状況の変化を推定する移動体使用状況変化推定部を備え、
前記余寿命消化度合認識部は、前記使用履歴情報に基づく前記利用者が移動体を使用する際の前記所定期間あたりの移動体の余寿命の消化度合を、前記移動体使用状況変化推定部により推定された前記利用者による移動体の使用状況の変化に応じて補正することにより、前記余寿命消化度合を認識する
請求項1に記載の移動体仲介システム。
【請求項3】
前記移動体使用状況変化推定部は、前記利用者のプロフィール情報又は前記利用者のスケジュール情報に基づいて、前記利用者が前記所定取引により移動体の使用を開始した後の、前記利用者による移動体の使用状況の変化を推定する
請求項2に記載の移動体仲介システム。
【請求項4】
前記取引対象移動体選択部は、前記補正余寿命と前記希望余寿命条件に応じた希望寿命との差が所定値以下である前記候補移動体を、前記補正余寿命が前記希望余寿命条件に適合する前記候補移動体として選択する
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の移動体仲介システム。
【請求項5】
前記候補移動体余寿命認識部は、前記候補移動体に備えられた複数の対象部品ごとに余寿命を認識し、
前記余寿命消化度合は、複数の前記対象部品ごとに前記余寿命消化度合を認識し、
前記補正余寿命算出部は、複数の前記対象部品ごとに前記補正余寿命を算出し、
前記取引対象移動体選択部は、複数の前記対象部品ごとに、前記補正余寿命が前記希望余寿命条件に適合するか否かを判断して、前記希望余寿命条件に適合する前記候補移動体を選択する
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の移動体仲介システム。
【請求項6】
移動体の使用を希望する利用者と移動体の提供者とを仲介するために、コンピュータにより実行される移動体仲介方法であって、
所定取引により移動体の使用を開始する利用者の移動体に対する希望余寿命条件を認識する希望余寿命条件認識ステップと、
前記所定取引の候補である複数の候補移動体の余寿命を認識する候補移動体余寿命認識ステップと、
前記利用者による移動体の使用履歴情報に基づいて、前記利用者が移動体を使用する際の所定期間あたりの移動体の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を認識する余寿命消化度合認識ステップと、
前記候補移動体余寿命認識ステップにより認識された複数の前記候補移動体の余寿命を、前記余寿命消化度合により補正した補正余寿命を算出する補正余寿命算出ステップと、
前記補正余寿命が前記希望余寿命条件に適合する前記候補移動体を、前記利用者との前記所定取引の対象として選択する取引対象移動体選択ステップと、
を含む移動体仲介方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体仲介システム、及び移動体仲介方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、商品の売却を希望する売却希望者が入力した商品情報と、商品の購入を希望する購入希望者が入力した購入希望情報とに基づいて、販売希望者と購入希望者とのマッチングを行う売買仲介システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両の出品者と車両の購入希望者を仲介する中古車システムにおいて、車両の整備サービスを行う第三者による車両情報の評価結果を、車両の購入希望者に提供することにより、購入希望者が車両情報の正誤や信憑性を客観的に確認できるようにした構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-115434号公報
特開2021-149320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の寿命は利用者による車両の使用状況に依存し、負荷が高い状態で使用される車両の寿命は短くなる傾向がある。そのため、購入前の車両の使用状況や購入後の車両の使用状況によっては、利用者が想定していた寿命よりも、実際の車両の寿命が短くなる場合がある。しかしながら、上記背景技術では、購入対象となる車両の余寿命についての判断がなされていない。そのため、車両を購入した利用者が購入時に想定していた使用可能期間よりも前に、車両の寿命が尽きてしまうおそれがある。
本願はかかる背景に鑑みてなされたものであり、取引により車両等の移動体の使用を開始する利用者に対して、利用者の希望余寿命条件に適合する移動体をマッチングすることができる移動体仲介システム、及び移動体仲介方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための第1態様として、所定取引により移動体の使用を開始する利用者の移動体に対する希望余寿命条件を認識する希望余寿命条件認識部と、前記所定取引の候補である複数の候補移動体の余寿命を認識する候補移動体余寿命認識部と、前記利用者による移動体の使用履歴情報に基づいて、前記利用者が移動体を使用する際の所定期間あたりの移動体の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を認識する余寿命消化度合認識部と、前記候補移動体余寿命認識部により認識された複数の前記候補移動体の余寿命を、前記余寿命消化度合により補正した補正余寿命を算出する補正余寿命算出部と、前記補正余寿命が前記希望余寿命条件に適合する前記候補移動体を、前記利用者との前記所定取引の対象として選択する取引対象移動体選択部と、を備える移動体仲介システムが挙げられる。
【0006】
上記移動体仲介システムにおいて、前記利用者が前記所定取引により移動体の使用を開始した後の、前記利用者による移動体の使用状況の変化を推定する移動体使用状況変化推定部を備え、前記余寿命消化度合認識部は、前記使用履歴情報に基づく前記利用者が移動体を使用する際の前記所定期間あたりの移動体の余寿命の消化度合を、前記移動体使用状況変化推定部により推定された前記利用者による移動体の使用状況の変化に応じて補正することにより、前記余寿命消化度合を認識する構成としてもよい。
【0007】
上記移動体仲介システムにおいて、前記移動体使用状況変化推定部は、前記利用者のプロフィール情報又は前記利用者のスケジュール情報に基づいて、前記利用者が前記所定取引により移動体の使用を開始した後の、前記利用者による移動体の使用状況の変化を推定する構成としてもよい。
【0008】
上記移動体仲介システムにおいて、前記取引対象移動体選択部は、前記補正余寿命と前記希望余寿命条件に応じた希望寿命との差が所定値以下である前記候補移動体を、前記補正余寿命が前記希望余寿命条件に適合する前記候補移動体として選択する構成としてもよい。
【0009】
上記移動体仲介システムにおいて、前記候補移動体余寿命認識部は、前記候補移動体に備えられた複数の対象部品ごとに余寿命を認識し、前記余寿命消化度合は、複数の前記対象部品ごとに前記余寿命消化度合を認識し、前記補正余寿命算出部は、複数の前記対象部品ごとに前記補正余寿命を算出し、前記取引対象移動体選択部は、複数の前記対象部品ごとに、前記補正余寿命が前記希望余寿命条件に適合するか否かを判断して、前記希望余寿命条件に適合する前記候補移動体を選択する構成としてもよい。
【0010】
上記目的を達成するための第2態様として、移動体の使用を希望する利用者と移動体の提供者とを仲介するために、コンピュータにより実行される移動体仲介方法であって、所定取引により移動体の使用を開始する利用者の移動体に対する希望余寿命条件を認識する希望余寿命条件認識ステップと、前記所定取引の候補である複数の候補移動体の余寿命を認識する候補移動体余寿命認識ステップと、前記利用者による移動体の使用履歴情報に基づいて、前記利用者が移動体を使用する際の所定期間あたりの移動体の余寿命の消化度合である余寿命消化度合を認識する余寿命消化度合認識ステップと、前記候補移動体余寿命認識ステップにより認識された複数の前記候補移動体の余寿命を、前記余寿命消化度合により補正した補正余寿命を算出する補正余寿命算出ステップと、前記補正余寿命が前記希望余寿命条件に適合する前記候補移動体を、前記利用者との前記所定取引の対象として選択する取引対象移動体選択ステップと、を含む移動体仲介方法が挙げられる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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