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公開番号
2024130283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023039920
出願日
2023-03-14
発明の名称
回転電機駆動装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
主分類
H02K
5/22 20060101AFI20240920BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】インバータと回転電機とを電気的に接続するための接続構造に必要な部品点数を減少させることにより、接続構造を簡略化することが可能な回転電機駆動装置を提供する。
【解決手段】この回転電機駆動装置100は、回転電機1側から回転電機室31外のインバータ2側に向かって貫通する貫通孔34が形成されたハウジング3を備えている。回転電機駆動装置100は、一端部が回転電機1に接続され、回転電機1とインバータ2とを接続するための回転電機用配線4と、回転電機室31内の回転電機用配線4の他端部とインバータ2とを接続するための柱状の柱状導体部材8とを備えている。回転電機駆動装置100は、柱状導体部材8が挿入される導体挿入孔72を含み、導体挿入孔72と柱状導体部材8との間をシールするように貫通孔34に取り付けられた弾性変形可能な筒状弾性部材7を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動力を発生させる回転電機と、
前記回転電機に電力を供給するインバータと、
内部に前記回転電機を収容するとともに、収容した前記回転電機を冷却する冷却液が貯留される回転電機室を含み、前記回転電機側から前記回転電機室外の前記インバータ側に向かって貫通する貫通孔が形成されたハウジングと、
一端部が前記回転電機に接続され、前記回転電機と前記インバータとを接続するための回転電機用配線と、
前記回転電機室内の前記回転電機用配線の他端部と前記インバータとを接続するための柱状の柱状導体部材と、
前記柱状導体部材が挿入される導体挿入孔を含み、前記導体挿入孔と前記柱状導体部材との間をシールするように前記貫通孔に取り付けられた弾性変形可能な筒状弾性部材とを備える、回転電機駆動装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記柱状導体部材は、円柱形状に形成された円柱形状部を含む、
前記導体挿入孔は、前記インバータ側から見て、前記円柱形状部に合わせた円形状を有する、請求項1に記載の回転電機駆動装置。
【請求項3】
前記柱状導体部材と前記インバータとを接続する締結部材と、
前記柱状導体部材に設けられ、前記締結部材による締結時に前記柱状導体部材が回転するのを止める回転止め部とをさらに備える、請求項1に記載の回転電機駆動装置。
【請求項4】
前記柱状導体部材は、前記回転電機側に設けられ、前記回転電機用配線の他端部と接続する配線接続部をさらに含み、
前記配線接続部は、前記円柱形状部の前記回転電機側に一体的に設けられるとともに、平板形状を有している、請求項2に記載の回転電機駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、回転電機駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、車両においてモータを備えるモータ駆動装置(回転電機駆動装置)が開示されている。このモータ駆動装置は、インバータと、ハウジングと、端子台ユニットとを備えている。インバータは、直流電力を交流電力に変換して、モータに交流電力を供給するように構成されている。ハウジングは、モータを内部に収容している。ハウジングの底部には、モータ冷却用のオイルが貯留されている。インバータは、ハウジング外に配置されている。
【0004】
上記特許文献1の端子台ユニットは、基台部と、バスバーと、封止部とを含んでいる。基台部は、ハウジングに取り付けられている。バスバーは、インバータからの交流電力をモータに供給するために、インバータとモータとを電気的に接続している。バスバーは、基台部の内部に配置されている。封止部は、ハウジング内のオイルのハウジング外への漏れを抑制するために、バスバーと基台部との間を封止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-136457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1のモータ駆動装置では、バスバーをハウジングに取り付けるために基台部が設けられており、かつ、その基台部とバスバーとの間の封止のために封止部が設けられている。このため、上記特許文献1のモータ駆動装置では、インバータとモータ(回転電機)とを電気的に接続するための接続構造に必要な部品点数が比較的多くなってしまい、接続構造が複雑化するという問題点がある。
【0007】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、インバータと回転電機とを電気的に接続するための接続構造に必要な部品点数を減少させることにより、接続構造を簡略化することが可能な回転電機駆動装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における回転電機駆動装置は、駆動力を発生させる回転電機と、回転電機に電力を供給するインバータと、内部に回転電機を収容するとともに、収容した回転電機を冷却する冷却液が貯留される回転電機室を含み、回転電機側から回転電機室外のインバータ側に向かって貫通する貫通孔が形成されたハウジングと、一端部が回転電機に接続され、回転電機とインバータとを接続するための回転電機用配線と、回転電機室内の回転電機用配線の他端部とインバータとを接続するための柱状の柱状導体部材と、柱状導体部材が挿入される導体挿入孔を含み、導体挿入孔と柱状導体部材との間をシールするように貫通孔に取り付けられた弾性変形可能な筒状弾性部材とを備える。
【0009】
この発明の一の局面における回転電機駆動装置では、上記のように、柱状導体部材が挿入される導体挿入孔を含み、導体挿入孔と柱状導体部材との間をシールするように貫通孔に取り付けられた弾性変形可能な筒状弾性部材を設ける。これにより、ハウジングに柱状導体部材を取り付けるための部材、および、柱状導体部材と導体挿入孔の内周面との間をシールするための部材を別個に設けずに、筒状弾性部材により上記した2つの部材の機能を実現することができるので、上記した2つの部材を設けていた場合と比較して、インバータと回転電機とを電気的に接続するための接続構造に必要な部品点数を減少させることができる。その結果、インバータと回転電機とを電気的に接続するための接続構造に必要な部品点数を減少させることにより、上記接続構造を簡略化することができる。また、柱状の柱状導体部材を用いることにより、冷却液が、回転電機用配線内の複数の電線同士の微小隙間に起因する毛細管現象により吸い上げられてインバータ側に向かったとしても、柱状の柱状導体部材内において毛細管現象が発生するような微小隙間が設けられていないので、回転電機用配線内を伝って回転電機室外に冷却液が漏れることを効果的に抑制することができる。
【0010】
上記一の局面による回転電機駆動装置において、好ましくは、柱状導体部材は、円柱形状に形成された円柱形状部を含む、導体挿入孔は、インバータ側から見て、円柱形状部に合わせた円形状を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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