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公開番号
2024159098
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074863
出願日
2023-04-28
発明の名称
モータ
出願人
株式会社 神崎高級工機製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
1/18 20060101AFI20241031BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ステータの磁界を低減したり、部品点数を増加したりすることなく、ステータの相対回転を規制することができるモータを提供する。
【解決手段】
モータ1は、回転軸10を中心として回転可能なロータ2と、ロータ2の径方向外側に配置されるステータ3と、ロータ2及びステータ3を収容するハウジング4と、を備え、ステータ3は、ハウジング4の内周面に圧入され、ロータ2を囲むように設けられるステータコア20と、ステータコア20に巻き回されるコイル21とを有し、ステータコア20は、外周面から径方向外側に突出した係合部23を有し、ハウジング4は、内周面から径方向外側に凹設され、係合部23が係合する被係合部32を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を中心として回転可能なロータと、
前記ロータの径方向外側に配置されるステータと、
前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、を備え、
前記ステータは、前記ハウジングの内周面に圧入され、前記ロータを囲むように設けられるステータコアと、前記ステータコアに巻き回されるコイルとを有し、
前記ステータコアは、外周面から径方向外側に突出した係合部を有し、
前記ハウジングは、内周面から径方向外側に凹設され、前記係合部が係合する被係合部を有することを特徴とするモータ。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記係合部及び前記被係合部は、互いの間に所定の隙間を有するように形成され、前記被係合部と対向する前記係合部の側面に熱伝導材が塗布されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ステータコアの軸方向の端部に当接すると共に前記ハウジングに固定される抜け止め部材を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記ステータコアは、周方向において前記係合部の両端に径方向内側に凹設された凹部を有することを特徴とする請求項1に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
モータは、回転可能なロータと、ロータの径方向外側に配置されるステータとを備えていて、ロータ及びステータはハウジングに収容される。このとき、ステータは、ロータの回転に対して定位置を保持するために、ハウジングに対して固定される必要がある。そこで、従来のモータでは、ステータの外周面とハウジングの内周面とに凹部を設けて、これらの凹部を対向させると共に、これらの凹部にキー等の係合部材を係合させることで、ハウジングに対するステータの相対回転を規制するものがある。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されるステータ部材によれば、モータハウジングの円筒部における内周面に、径方向外側に凹むハウジング側キー溝が設けられ、ステータコアにおける外周面には、径方向内側に凹むコア側キー溝が設けられ、ハウジング側キー溝内とコア側キー溝内とに亘って嵌入され互いの相対回動を規制するキー部材を備えている。
【0004】
また、特許文献2に開示されるモータは、永久磁石が外嵌されたロータの外周面に一定の距離を隔てて対向する内周面を有してなるステータが、その外周面を圧入面としてモータケースに圧入固定される。モータケースの内周面には複数の突部を形成し、ステータの外周面には突部に係合する凹部を形成し、ステータをモータケースに圧入した際、ステータは凹部の内底面を圧入面としてモータケースに固定される。モータケースの突部がステータの凹部に係合することにより、ステータのモータケースに対する相対回転が規制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-052454号公報
特開2008-067571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のモータでは、キー等の係合部材やハウジングに設けた凸部を、ステータに設けた凹部に係合させることで、ハウジングに対してステータが相対回転することを規制しているが、ステータに凹部を設けることでステータに生じる磁界が低減してしまう。また、キー等の係合部材を設けると、部品点数が増加して、組立工数が多くなり、コストが上昇してしまう。
【0007】
本発明は、ステータの磁界を低減したり、部品点数を増加したりすることなく、ステータの相対回転を規制することができるモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明のモータは、回転軸を中心として回転可能なロータと、前記ロータの径方向外側に配置されるステータと、前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、を備え、前記ステータは、前記ハウジングの内周面に圧入され、前記ロータを囲むように設けられるステータコアと、前記ステータコアに巻き回されるコイルとを有し、前記ステータコアは、外周面から径方向外側に突出した係合部を有し、前記ハウジングは、内周面から径方向外側に凹設され、前記係合部が係合する被係合部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ステータの磁界を低減したり、部品点数を増加したりすることなく、ステータの相対回転を規制することができるモータを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るモータを示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係るモータを示す側断面図である。
図2のA-A断面図である。
本発明の実施形態に係るモータの係合部及び被係合部並びにその周辺を示す拡大断面図である。
図2のB部分の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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