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公開番号
2024128738
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037905
出願日
2023-03-10
発明の名称
モータ
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
5/10 20060101AFI20240913BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】部品数の増加を抑制することができる防塵・防水構造をモータに提供する。
【解決手段】モータ1は、シャフト2と、筒10を有するヨーク3と、ヨーク3に囲まれたステータ5と、シャフト2を支持する軸受6と、軸受6を保持するベース20とを備えている。ベース20は、ヨーク3の筒10に収容されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
シャフトと、
筒を有するヨークと、
前記ヨークに囲まれたステータと、
前記シャフトを支持する軸受と、
前記軸受を保持するベースと、
を備え、
前記ベースは、前記ヨークの筒に収容されている、
モータ。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記ベースの外周部は、前記筒の内面に向かって延在しており、
前記シャフトの回転軸方向において、前記ベースの外周部と前記筒は対向している、
請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ベースの外周部には、孔部が設けられており、
前記孔部にはブッシュが取り付けられており、
前記ブッシュを前記ステータと電気的に接続した配線が通過している、
請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記ベースは、前記軸受と前記ステータとを保持しており、
径方向において、前記軸受と前記ステータとの間には、空間が形成されている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記ヨークが取り付けられるロータと、
前記ロータに取り付けられるプロペラと、
を備える、
請求項1から4のいずれかに記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に開示されるように、モータ内部の防塵や防水を図るための防塵・防水構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-015918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の防塵・防水構造は、モータに新たな部品を追加することにより形成されるものであり、モータの部品数を多くしている。
【0005】
そこで、本発明は、部品数の増加を抑制することができる防塵・防水構造をモータに提供することを課題の一例とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るモータは、シャフトと、筒を有するヨークと、前記ヨークに囲まれたステータと、前記シャフトを支持する軸受と、前記軸受を保持するベースと、を備え、前記ベースは、前記ヨークの筒に収容されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係るモータの外観を概略的に示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るモータの外観を概略的に示す他の斜視図である。
本発明の実施形態に係るモータの軸線を含む平面による断面を示すモータの断面図である。
図3におけるベースの外周部及びヨークの筒の近傍を示す部分断面図である。
ヨークの構成を概略的に示すヨーク単体の斜視図である。
適用対象としてのドローンにおけるモータを示す斜視図である。
適用対象としてのドローンにおけるモータを示す他の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るモータ1の外観を概略的に示す斜視図であり、図2は、モータ1の外観を概略的に示す他の斜視図である。図3は、モータ1の軸線Xを含む平面による断面を示すモータ1の断面図である。図1~3に示されるように、モータ1は、シャフト2と、筒10を有するヨーク3と、ヨーク3に囲まれたステータ5と、シャフト2を支持する軸受6と、軸受6を保持するベース20とを備えている。ベース20は、ヨーク3の筒10に収容されている。以下、モータ1について具体的に説明する。なお、図において、複数の部材の全てに符号が付されておらず、符号が省略されている場合もある。
【0009】
モータ1は、例えば、アウターロータ型のブラシレスモータであり、図1~3に示されるように、扁平な外形を有している。モータ1は、上述のようにステータ5を有しており、また、ロータ4を有している。ロータ4は、軸線Xを回転軸としてステータ5に回転可能に支持されている。なお、本実施形態の以下の説明において、軸線Xが延びる方向を軸線X方向と規定する。また、軸線X方向において、一方の方向側を上側と規定し、他方の方向側を下側と規定する。上側は、図3において矢印aの方向の側であり、下側は、図3において矢印b方向の側である。さらに、軸線Xに直交する方向を径方向と規定し、この径方向において、軸線Xに向かう側を内周側、又は径方向における内側と規定し、軸線Xから離れる側を外周側、又は径方向における外側と規定する。また、軸線X周りの方向を周方向と規定する。
【0010】
図2,3に示されるように、ベース20は、軸受6を保持するように作られており、また、ステータ5を保持するように作られている。ロータ4は、軸受6に支持されたシャフト2を有している。ロータ4の外周側の部分には、マグネット7とヨーク3とが取り付けられている。マグネット7は、軸線X周りに環状であり、また、ヨーク3は、軸線X周りに環状である。マグネット7は、外周側から隙間を介してステータ5を覆うように設けられている。ヨーク3は、外周側からマグネット7を介してステータ5を覆うように設けられている。また、ヨーク3は筒10を有している。筒10は、ヨーク3の部分であり、軸線X方向において、マグネット7より下側にあるヨーク3の部分である。
(【0011】以降は省略されています)
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