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公開番号
2024134056
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044145
出願日
2023-03-20
発明の名称
携帯型充電端末
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20240926BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】薄型化を可能とした携帯型充電端末を提供する。
【解決手段】携帯型充電端末10の筐体30は、充電側壁30aおよび受電側壁30bを備える。充電側壁30aには、2次電池16およびコイル20が対向して配置されている。受電側壁30bには、基板40が対向して配置されている。基板40には、外部からの電力を受電する受電アンテナ12が実装されている。受電アンテナ12が受電した電力は2次電池16に充電される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、蓄電装置と、充電インターフェースと、基板と、を備え、
前記筐体は、受電側壁および充電側壁を備え、
前記受電側壁および前記充電側壁は、前記筐体における互いに対向する2つの面を構成し、
前記充電インターフェースは、前記蓄電装置の電力を外部端末に供給するように構成され、
前記基板には、前記蓄電装置に供給するための電力を受電する受電アンテナが実装されており、
前記充電側壁に対向するようにして前記蓄電装置および前記充電インターフェースが配置されており、
前記受電側壁に前記受電アンテナが対向するようにして前記基板が配置されている携帯型充電端末。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
受電回路を備え、
前記受電回路は、前記受電アンテナからの電力を前記蓄電装置に充電するように構成されて且つ、前記基板に実装されている請求項1記載の携帯型充電端末。
【請求項3】
前記筐体のうちの前記受電側壁および前記充電側壁が構成する面は、長方形状を有し、
前記蓄電装置および前記充電インターフェースは、前記充電側壁が構成する面の長手方向に沿って配置されており、
前記受電アンテナは、前記基板における前記蓄電装置が垂直投影される領域と前記基板における前記充電インターフェースが垂直投影される領域とのうちの前記充電インターフェースが垂直投影される領域に寄せて配置されている請求項1記載の携帯型充電端末。
【請求項4】
前記充電インターフェースは、非接触充電用のコイルであり、
前記蓄電装置および前記充電インターフェースと、前記基板との間に、電磁シールド材を備える請求項1記載の携帯型充電端末。
【請求項5】
前記基板のうちの前記受電アンテナが形成されている領域と前記電磁シールド材との距離が、前記基板のうちの前記受電アンテナの形成されていない領域と前記電磁シールド材との距離よりも大きい請求項4記載の携帯型充電端末。
【請求項6】
前記蓄電装置と前記電磁シールド材とが接触している請求項4記載の携帯型充電端末。
【請求項7】
前記電磁シールド材には、開口部が形成されており、
前記基板に実装されている所定の部品が前記電磁シールド材の前記開口部に挿入されている請求項4記載の携帯型充電端末。
【請求項8】
前記基板は、互いに逆側の面である第1主面および第2主面を有し、
前記第1主面は、前記受電側壁に対向する面であり、
前記基板のうちの前記第1主面には、前記受電アンテナが実装されており、
前記受電回路の少なくとも一部は、前記第2主面に実装されている請求項2記載の携帯型充電端末。
【請求項9】
前記受電回路は、前記受電アンテナが受電した交流電力を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を前記蓄電装置に充電する充電回路とを含み、
前記整流回路は、前記第2主面のうちの前記受電アンテナが垂直投影された領域に実装されている請求項8記載の携帯型充電端末。
【請求項10】
当該携帯型充電端末の外部と通信するための通信用アンテナを備え、
前記基板は、長方形状であり、
前記通信用アンテナは、前記基板の長手方向のうちの前記受電アンテナが実装される側とは逆側の端部に寄せて実装されている請求項1記載の携帯型充電端末。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯型充電端末に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
たとえば下記特許文献1には、乾電池型の無線充電式電池装置が記載されている(図6B)。この無線充電式電池装置は、外部から送信される電力を受電することによって、内部の2次電池を充電する。
【0003】
ところで、たとえば多機能携帯端末等は、内部に専用のバッテリを備えるものが主流であることから、上記の乾電池型の無線充電式電池装置の適用は難しい。一方、多機能携帯端末を、建物内のコンセント等を利用することなく充電するニーズがある。
【0004】
そこで従来、携帯型充電端末が実用化されている。携帯型充電端末は、内部にバッテリを備えて且つ、バッテリの電力を多機能携帯端末に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6725531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記携帯型充電端末は、多機能携帯端末に十分な電力を供給可能であることが望まれる。そして、携帯型充電端末が多機能携帯端末に十分な電力を供給するためには、内部に大きな2次電池を備える必要が生じる。そのため、携帯型充電端末が大型化する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、上記課題を解決するための手段およびその作用効果について記載する。
[態様1]筐体と、蓄電装置と、充電インターフェースと、基板と、を備え、前記筐体は、受電側壁および充電側壁を備え、前記受電側壁および前記充電側壁は、前記筐体における互いに対向する2つの面を構成し、前記充電インターフェースは、前記蓄電装置の電力を外部端末に供給するように構成され、前記基板には、前記蓄電装置に供給するための電力を受電する受電アンテナが実装されており、前記充電側壁に対向するようにして前記蓄電装置および前記充電インターフェースが配置されており、前記受電側壁に前記受電アンテナが対向するようにして前記基板が配置されている携帯型充電端末。
【0008】
上記構成では、受電アンテナが受電した電力が蓄電装置に充電される。そのため、蓄電装置の容量を大きくしなくても、外部に十分な電力を供給することが可能となる。そして、筐体のうちの充電側壁に対向するようにして小型化された蓄電装置および充電インターフェースが配置される。これにより、蓄電装置および充電インターフェースを重ねて配置する場合と比較して、携帯型充電端末を薄型化することができる。
【0009】
[態様2]受電回路を備え、前記受電回路は、前記受電アンテナからの電力を前記蓄電装置に充電するように構成されて且つ、前記基板に実装されている態様1記載の携帯型充電端末。
【0010】
上記構成では、受電アンテナを実装する基板と受電回路を実装する基板とを同一の基板とする。そのため、受電アンテナを実装する基板と受電回路を実装する基板とを互いに異なる基板とする場合と比較して、携帯型充電端末を小型化することが容易となる。
(【0011】以降は省略されています)
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