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公開番号2024132581
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043413
出願日2023-03-17
発明の名称充電インレット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240920BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】簡易的な構造でカバー部材の凍結を解消することができる充電インレットを提供すること。
【解決手段】本発明の充電インレットは、車両に設けられた蓄電装置と電気的に接続される充電用端子が内部に収容された筐体と、筐体に形成された開口部を開閉可能に筐体に設けられたカバー部材と、を備え、カバー部材を開いた状態で、開口部から充電コネクタを挿入して、充電用端子と充電コネクタの端子とを電気的に接続させる充電インレットであって、カバー部材に設けられ、通電によって発熱してカバー部材を加熱するヒータと、カバー部材に設けられ、ヒータと電気的に接続されたヒータ用端子と、を有し、カバー部材を閉じた状態で、充電用端子とヒータ用端子とが接触するように、カバー部材の充電用端子と対向する面にヒータ用端子を配置した。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられた蓄電装置と電気的に接続される充電用端子が内部に収容された筐体と、
前記筐体に形成された開口部を開閉可能に前記筐体に設けられたカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材を開いた状態で、前記開口部から充電コネクタを挿入して、前記充電用端子と前記充電コネクタの端子とを電気的に接続させる充電インレットであって、
前記カバー部材に設けられ、通電によって発熱して前記カバー部材を加熱するヒータと、
前記カバー部材に設けられ、前記ヒータと電気的に接続されたヒータ用端子と、
を有し、
前記カバー部材を閉じた状態で、前記充電用端子と前記ヒータ用端子とが接触するように、前記カバー部材の前記充電用端子と対向する面に前記ヒータ用端子を配置したことを特徴とする充電インレット。
続きを表示(約 67 文字)【請求項2】
前記カバー部材を自動的に開閉させる自動開閉装置を有することを特徴とする請求項1に記載の充電インレット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電インレットに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、充電口を開閉する充電リッドにヒータを備え、車両のバッテリからヒータに電力を供給するための専用の電力配線を用いた通電によって、ヒータを発熱させて充電リッドを加熱し、凍結を解消する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-088251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電インレットの開口部を開閉するカバー部材に設けられたヒータに、車両のバッテリから専用の電力配線を用いて電力を供給する構成では、カバー部材への電力配線の配策が困難であり、複雑な構造となってしまう。
【0005】
本発明は、上記課題にに鑑みてなされたものであって、その目的は、簡易的な構造でカバー部材の凍結を解消することができる充電インレットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る充電インレットは、車両に設けられた蓄電装置と電気的に接続される充電用端子が内部に収容された筐体と、前記筐体に形成された開口部を開閉可能に前記筐体に設けられたカバー部材と、を備え、前記カバー部材を開いた状態で、前記開口部から充電コネクタを挿入して、前記充電用端子と前記充電コネクタの端子とを電気的に接続させる充電インレットであって、前記カバー部材に設けられ、通電によって発熱して前記カバー部材を加熱するヒータと、前記カバー部材に設けられ、前記ヒータと電気的に接続されたヒータ用端子と、を有し、前記カバー部材を閉じた状態で、前記充電用端子と前記ヒータ用端子とが接触するように、前記カバー部材の前記充電用端子と対向する面に前記ヒータ用端子を配置したことを特徴とするものである。
【0007】
これにより、本発明に係る充電インレットは、簡易的な構造でカバー部材の凍結を解消することができる。
【0008】
また、上記において、前記カバー部材を自動的に開閉させる自動開閉装置を有するようにしてもよい。
【0009】
これにより、カバー部材の凍結を解消した後にカバー部材を自動的に開くことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る充電インレットは、簡易的な構造でカバー部材の凍結を解消することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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