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公開番号
2024151998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065874
出願日
2023-04-13
発明の名称
組電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/519 20210101AFI20241018BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】組電池を提供する。
【解決手段】本開示の組電池は、複数の電池セル11a~11d、第1のセル間接続フィルム21、及び第2のセル間接続フィルム22を備える。複数の電池セル11a~11dの各々は、導電性の外装体と、外装体の内部に収容された電極体とを備え、外装体が電極体と電気的に接続され正極端子、及び負極端子を形成する。第1のセル間接続フィルム21、及び第2のセル間接続フィルム22が、前記正極端子及び負極端子の、一方が第1の導電性パターン21aに接触し、他方が第2の導電性パターン22aに接触するようにして、電池セル11a~11dが第1のセル間接続フィルム21と第2のセル間接続フィルム22とによって挟み込まれることにより、第1の導電性パターン21a及び第2の導電性パターン22aを介して、複数の電池セル11a~11dの各々が互いに電気的に並列接続及び/又は直列接続されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池セル、第1のセル間接続フィルム、及び第2のセル間接続フィルムを備え、
複数の前記電池セルの各々が、導電性の外装体と、前記外装体の内部に収容された電極体とを備え、
前記外装体が、前記電極体の正極と電気的に接続された正極端子部分と、前記電極体の負極と電気的に接続された負極端子部分とを有し、
前記第1のセル間接続フィルムが第1の導電性パターンを有し、
前記第2のセル間接続フィルムが第2の導電性パターンを有し、
複数の前記電池セルの各々の前記外装体の正極端子部分及び負極端子部分のうち、一方が前記第1の導電性パターンに接触し、他方が前記第2の導電性パターンに接触するようにして、複数の前記電池セルの各々が、前記第1のセル間接続フィルムと前記第2のセル間接続フィルムとによって挟み込まれており、それによって前記第1の導電性パターン及び前記第2の導電性パターンを介して、複数の前記電池セルの各々が互いに電気的に並列接続及び/又は直列接続されている、
組電池。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1の導電性パターンに、複数の前記電池セルの前記外装体の前記正極端子部分が接触し、かつ
前記第2の導電性パターンに、複数の前記電池セルの前記外装体の前記負極端子部分が接触し、
それによって、前記複数の電池セルの各々が互いに電気的に並列接続されている、
請求項1に記載の組電池。
【請求項3】
前記第1の導電性パターンに、複数の前記電池セルのうちの第1の群の前記電池セルの前記外装体の前記正極端子部分、及び複数の前記電池セルのうちの第2の群の前記電池セルの前記外装体の前記負極端子部分が接触し、かつ
前記第2の導電性パターンに、複数の前記電池セルのうちの前記第2の群の前記電池セルの前記外装体の前記正極端子部分、及び複数の前記電池セルのうちの前記第1の群の前記電池セルの前記外装体の前記負極端子部分が接触し、
それによって、前記複数の電池セルの少なくとも一部が互いに電気的に直列接続されている、
請求項1に記載の組電池。
【請求項4】
前記電池セルの正極側の外装体、及び/又は負極側の外装体の断面の形状が、コの字状である、請求項1に記載の組電池。
【請求項5】
前記第1のセル間接続フィルムが、前記第1の導電性パターン、及び前記第1の導電性パターンを支持している第1の絶縁性基材を有し、かつ
前記第2のセル間接続フィルムが、前記第2の導電性パターン、及び前記第2の導電性パターンを支持している第2の絶縁性基材を有する、
請求項1~4のいずれか一項に記載の組電池。
【請求項6】
前記第1の導電性パターン、及び前記第2の導電性パターンが金属であり、かつ
前記第1の絶縁性基材、及び前記第2の絶縁性基材が樹脂である、
請求項5の組電池。
【請求項7】
前記第1のセル間接続フィルムの前記正極端子部分又は前記負極端子部分に接する面と反対側の面、及び
前記第2のセル間接続フィルムの前記正極端子部分又は前記負極端子部分に接する面と反対側の面、
のうちの一方又は両方の面に、冷却層が積層されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の組電池。
【請求項8】
前記第1のセル間接続フィルム及び前記第2のセル間接続フィルムのうちの一方又は両方が、位置決め部を有し、前記位置決め部によって、前記複数の電池セルの各々が位置決めされている、請求項1~4のいずれか一項に記載の組電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、組電池に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の電池セルを電気的に接続した組電池が検討されている。
【0003】
特許文献1には、複数の電池セルを積層してなる電池ブロックと、電池セルの電極が、フレキシブルプリント配線板に設けられたバスバーに電気的に接続するように、電池ブロックに組み付けられたバッテリシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-086246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、複数の電池セルを電気的に接続する方法として、ボルトによる締結構造が検討されている。これに対して、本開示者は、電池セル間をフィルムで接続することが好ましいことを見出した。
【課題を解決するための手段】
【0006】
<態様1>
複数の電池セル、第1のセル間接続フィルム、及び第2のセル間接続フィルムを備え、
複数の前記電池セルの各々が、導電性の外装体と、前記外装体の内部に収容された電極体とを備え、
前記外装体が、前記電極体の正極と電気的に接続された正極端子部分と、前記電極体の負極と電気的に接続された負極端子部分とを有し、
前記第1のセル間接続フィルムが第1の導電性パターンを有し、
前記第2のセル間接続フィルムが第2の導電性パターンを有し、
複数の前記電池セルの各々の前記外装体の正極端子部分及び負極端子部分のうち、一方が前記第1の導電性パターンに接触し、他方が前記第2の導電性パターンに接触するようにして、複数の前記電池セルの各々が、前記第1のセル間接続フィルムと前記第2のセル間接続フィルムとによって挟み込まれており、それによって前記第1の導電性パターン及び前記第2の導電性パターンを介して、複数の前記電池セルの各々が互いに電気的に並列接続及び/又は直列接続されている、
組電池。
<態様2>
前記第1の導電性パターンに、複数の前記電池セルの前記外装体の前記正極端子部分が接触し、かつ
前記第2の導電性パターンに、複数の前記電池セルの前記外装体の前記負極端子部分が接触し、
それによって、前記複数の電池セルの各々が互いに電気的に並列接続されている、
態様1の組電池。
<態様3>
前記第1の導電性パターンに、複数の前記電池セルのうちの第1の群の前記電池セルの前記外装体の前記正極端子部分、及び複数の前記電池セルのうちの第2の群の前記電池セルの前記外装体の前記負極端子部分が接触し、かつ
前記第2の導電性パターンに、複数の前記電池セルのうちの前記第2の群の前記電池セルの前記外装体の前記正極端子部分、及び複数の前記電池セルのうちの前記第1の群の前記電池セルの前記外装体の前記負極端子部分が接触し、
それによって、前記複数の電池セルの少なくとも一部が互いに電気的に直列接続されている、
態様1の組電池。
<態様4>
前記電池セルの正極側の外装体、及び/又は負極側の外装体の断面の形状が、コの字状である、態様1に記載の組電池。
<態様5>
前記第1のセル間接続フィルムが、前記第1の導電性パターン、及び前記第1の導電性パターンを支持している第1の絶縁性基材を有し、前記第2のセル間接続フィルムが、前記第2の導電性パターン、及び前記第2の導電性パターンを支持している第2の絶縁性基材を有する、態様1~4のいずれかの組電池。
<態様6>
前記第1の導電性パターン、及び前記第2の導電性パターンが金属であり、前記第1の絶縁性基材、及び前記第2の絶縁性基材が樹脂である、態様5の組電池。
<態様7>
前記第1のセル間接続フィルムの前記正極端子部分又は前記負極端子部分に接する面と反対側の面、及び前記第2のセル間接続フィルムの前記正極端子部分又は前記負極端子部分に接する面と反対側の面、のうちの一方又は両方の面に、冷却層が積層されている、態様1~6のいずれかの組電池。
<態様8>
前記第1のセル間接続フィルム及び前記第2のセル間接続フィルムのうちの一方又は両方が、位置決め部を有し、前記位置決め部によって、前記複数の電池セルの各々が位置決めされている、態様1~7のいずれかの組電池。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電池セル間がフィルムで接続された組電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の組電池が備える電池セルの概略を示す図である。
本開示の組電池全体としての形状の自由度の一例を示す図である。
本開示の組電池における、導電性パターンの概略を示す図である。
本開示の組電池における、位置決め部の概略を示す図である。
本開示の組電池の第1の接続態様の概略を示す図である。
本開示の組電池の第2の接続態様の概略を示す図である。
本開示の組電池の第3の接続態様の概略を示す図である。
本開示の組電池の第4の接続態様の概略を示す図である。
本開示の組電池における、電池セルの面方向の配列の一例を示す図である。
本開示の組電池における、電池セルの面方向の配列の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、図面を用いて本開示について具体的に説明するが、本開示はこの実施形態に限定されるものではない。
【0010】
本開示の組電池は、複数の電池セル、第1のセル間接続フィルム、及び第2のセル間接続フィルムを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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