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公開番号
2025015982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023118943
出願日
2023-07-21
発明の名称
コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
17/00 20060101AFI20250124BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】インピーダンスのピークを高周波数帯に発現させると共にインダクタンスの低下を抑制するコイル部品を提供する。
【解決手段】コイル部品ED1は、互いに対向する一対の端面1aを含む素体1と、素体1内に配置されているコイル30と、を備える。コイル30は、少なくとも一つのコイル導体31を含むと共に、一対の端面1aが互いに対向する方向にコイル軸が沿うように配置されている。素体1は、一対の端面1aのうち、対応する端面1aをそれぞれ含む一対の素体部分3a,3bと、一対の素体部分3a,3bの間に位置する素体部分3cと、を含む。素体部分3cは、第一方向D1で互いに異なる位置に設けられている領域5aと領域5bとを含む。領域5bは、領域5aが有する比透磁率と比誘電率とよりそれぞれ小さい比透磁率と比誘電率とを有する。少なくとも一つのコイル導体31は、素体部分3cに配置されているコイル導体31を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに対向する一対の端面を含む素体と、
前記素体内に配置されているコイルと、を備え、
前記コイルは、少なくとも一つのコイル導体を含むと共に、前記一対の端面が互いに対向する方向にコイル軸が沿うように配置されており、
前記素体は、前記一対の端面のうち、対応する端面をそれぞれ含む一対の第一素体部分と、前記一対の第一素体部分の間に位置する第二素体部分と、を含み、
前記第二素体部分は、前記方向で互いに異なる位置に設けられている第一領域と第二領域とを含み、
前記第二領域は、前記第一領域が有する比透磁率と比誘電率とよりそれぞれ小さい比透磁率と比誘電率とを有し、
前記少なくとも一つのコイル導体は、前記第二素体部分に配置されているコイル導体を含む、コイル部品。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記第二素体部分を前記方向に三等分した三つの部分のうち、中央に位置する部分が、前記第二領域を含む、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記三つの部分のそれぞれが、前記第一領域と前記第二領域とを含む、請求項2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記第二領域は、前記方向でそれぞれ異なる位置に設けられている複数の領域を含む、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記複数の領域は、前記第二素体部分の、前記方向での長さの中央位置に対して対称に設けられている、請求項4に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記複数の領域は、前記方向で略等間隔に設けられている、請求項4又は5に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記複数の領域は、前記一対の第一素体部分のうち一方の第一素体部分に向かって偏るように、設けられている、請求項4に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記少なくとも一つのコイル導体は、複数のコイル導体を含み、
前記複数のコイル導体が、前記第二領域に配置されている前記コイル導体を含む、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記方向での前記素体の両端に配置されていると共に、前記コイルと電気的に接続されている一対の外部電極を更に備え、
前記素体は、前記一対の端面を連結している側面を含み、
前記一対の外部電極のそれぞれは、前記側面上に位置する電極部分を含み、
前記電極部分の縁と、前記第二領域とは、互いに接している、請求項1に記載のコイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
知られているコイル部品は、素体と、素体内に配置されているコイルと、を備える(たとえば、特許文献1参照)。素体は、互いに対向する一対の端面を含む。コイルは、一対の端面が互いに対向する方向にコイル軸が沿うように配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-55726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一つの態様は、インピーダンスのピークを高周波数帯に発現させると共にインダクタンスの低下を抑制するコイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一つの態様に係るコイル部品は、互いに対向する一対の端面を含む素体と、素体内に配置されているコイルと、を備える。コイルは、少なくとも一つのコイル導体を含むと共に、一対の端面が互いに対向する方向にコイル軸が沿うように配置されている。素体は、一対の端面のうち、対応する端面をそれぞれ含む一対の第一素体部分と、一対の第一素体部分の間に位置する第二素体部分と、を含む。第二素体部分は、上記方向で互いに異なる位置に設けられている第一領域と第二領域とを含む。第二領域は、第一領域が有する比透磁率と比誘電率とよりそれぞれ小さい比透磁率と比誘電率とを有する。上記少なくとも一つのコイル導体は、第二素体部分に配置されているコイル導体を含む。
【0006】
上記一つの態様では、少なくとも一つのコイル導体が、第二素体部分に配置されているコイル導体を含んでおり、コイル導体により発生する磁束が通る位置に、第二素体部分が確実に存在する。すなわち、第二素体部分は、コイル部品の特性、たとえば、インピーダンス及びインダクタンスに影響を及ぼす。第二素体部分は、第一領域と第二領域とを含み、第二領域は、第一領域が有する比透磁率と比誘電率とよりそれぞれ小さい比透磁率と比誘電率とを有する。第二素体部分が第二領域を含んでいる分、上記一つの態様は、インピーダンスのピークを高周波数帯に発現させる。第二素体部分が第一領域をも含むことによって、上記一つの態様は、インダクタンスの低下を抑制する。
【0007】
上記一つの態様は、第二素体部分を方向に三等分した三つの部分のうち、中央に位置する部分が、第二領域を含んでもよい。
上記中央に位置する部分が第二領域を含む構成では、インピーダンスのピークを高周波数帯に発現させる第二領域が、上記中央に位置する部分に配置される。したがって、本構成は、インピーダンスのピークを高周波数帯に確実に発現させる。
【0008】
上記一つの態様では、三つの部分のそれぞれが、第一領域と第二領域とを含んでもよい。
上記三つの部分のそれぞれが第一領域と第二領域とを含む構成では、インピーダンスのピークを高周波数帯に発現させる第二領域が、上記三つの部分のそれぞれに配置される。したがって、本構成は、インピーダンスのピークを高周波数帯に一層確実に発現させる。
【0009】
上記一つの態様では、第二領域は、上記方向でそれぞれ異なる位置に設けられている複数の領域を含んでもよい。
第二領域が上記複数の領域を含む構成では、インピーダンスのピークを高周波数帯に発現させる複数の第二領域が、第二素体部分に配置される。したがって、本構成は、インピーダンスのピークを高周波数帯により一層確実に発現させる。
【0010】
上記一つの態様では、上記複数の領域は、第二素体部分の、上記方向での長さの中央位置に対して対称に設けられていてもよい。
上記複数の領域が上記中央位置に対して対称に設けられている構成では、インピーダンスのピークを高周波数帯に発現させる複数の第二領域が、上記中央位置に対して対称に設けられる。したがって、本構成は、インピーダンスのピークを高周波数帯により一層確実に発現させる。
(【0011】以降は省略されています)
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