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公開番号
2025049715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158044
出願日
2023-09-22
発明の名称
アンテナ装置、及びICカード
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
7/00 20060101AFI20250327BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】視認性を抑制できるアンテナ装置、及びICカードを提供する。
【解決手段】アンテナ装置1において、導体パターン14には、第1の導電線30及び第2の導電線31が形成されない領域として、開口部20と、開口部20から導体パターン14の縁部14cまで延びるスリット21と、が形成される。スリット21の幅は、開口部20の幅より小さい。スリット21の縁部21a,21bに配置される開放メッシュ部17Bは、スリット21に対して開放されている。この場合、ピッチの狭いメッシュ部17が形成されることを抑制することができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のメッシュ部を有するメッシュ状の導体パターンを含むアンテナ装置であって、
前記導体パターンは、第1の方向に延びる複数の第1の導電線、及び前記第1の方向と交差する第2の方向に延びる複数の第2の導電線を含み、
前記導体パターンには、前記第1の導電線及び前記第2の導電線が形成されない領域として、開口部と、前記開口部から前記導体パターンの縁部まで延びるスリットと、を有し、
前記スリットの幅は、前記開口部の幅より小さく、
前記スリットの縁部に配置される前記メッシュ部の少なくとも一部は、前記スリットに対して開放されている、アンテナ装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記開口部の縁部に配置される前記メッシュ部は、前記開口部に対して開放されている、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記開口部の縁部に沿って、前記第1の導電線及び前記第2の導電線より線幅が広い導体部が配置される、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
基材を更に備え、
前記導体パターンは、前記基材の第1の主面に設けられる第1のメッシュパターンと、前記基材の第2の主面に設けられる第2のメッシュパターンと、を有し、
前記基材の厚み方向から見て、前記第1のメッシュパターンの導電線の少なくとも一部は、前記第2のメッシュパターンの導電線と重なる、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
複数層の前記導体パターンが積層される、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記開口部を介して前記第1の方向に対向する前記第1の導電線の一対の第1の端部、及び前記開口部を介して前記第2の方向に対向する前記第2の導電線の一対の第2の端部は、厚み方向における一方から他方に向けて広がるテーパー形状を有する、請求項2に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
前記第1の導電線、及び前記第2の導電線は、線幅より大きい線厚を有する、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
前記メッシュ部には樹脂が設けられ、前記開口部には空間が形成される、請求項1に記載されたアンテナ装置。
【請求項9】
前記第1の導電線及び前記第2の導電線の一方は、前記スリットの延在方向と略平行であり、他方は、前記延在方向と略直交する、請求項1に記載されたアンテナ装置。
【請求項10】
前記スリットの幅は、前記メッシュ部のピッチより大きい、請求項1に記載されたアンテナ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、アンテナ装置、及びICカードに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、メッシュ状の導体パターンを含むアンテナ装置が知られている(例えば特許文献1)。このアンテナ装置には、ICチップが配置される箇所に、切り欠きが形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-7655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述のようなアンテナ装置では、切り欠き部分の縁部に、当該縁部に沿って延びる導電線が形成されている。この場合、縁部に沿った導電線の影響により、メッシュのピッチが狭くなることで切り欠かれた部分における導体パターンを視認しやすくなってしまうという問題がある。
【0005】
そこで、本開示は、視認性を抑制できるアンテナ装置、及びICカードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係るアンテナ装置は、複数のメッシュ部を有するメッシュ状の導体パターンを含むアンテナ装置であって、導体パターンは、第1の方向に延びる複数の第1の導電線、及び第1の方向と交差する第2の方向に延びる複数の第2の導電線を含み、導体パターンには、第1の導電線及び第2の導電線が形成されない領域として、開口部と、開口部から導体パターンの縁部まで延びるスリットと、が形成され、スリットの幅は、開口部の幅より小さく、スリットの縁部に配置されるメッシュ部の少なくとも一部は、スリットに対して開放されている。
【0007】
本開示の一側面に係るICカードは、上述のアンテナ装置と、開口部に配置されるICモジュールと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一側面によれば、視認性を抑制できるアンテナ装置、及びICカードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態によるアンテナ装置を内蔵するICカードの外観を示す略斜視図である。
ICカードを下面側から見たときの分解斜視図である。
図1に示すIII-III線に沿った断面図である。
アンテナ装置の平面図である。
スリットと開口部との接続部付近を拡大した拡大図である。
比較例に係るアンテナ装置の導体パターンを示す拡大図である。
変形例に係るアンテナ装置の平面図である。
変形例に係るアンテナ装置の断面図である。
変形例に係るアンテナ装置の断面図である。
変形例に係るアンテナ装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示のいくつかの実施形態について詳細に説明する。ただし、本開示は以下の実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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