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公開番号
2025076282
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2024146912
出願日
2024-08-28
発明の名称
磁気コア、磁性部品および電子機器
出願人
TDK株式会社
代理人
前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類
H01F
1/22 20060101AFI20250508BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 直流重畳特性を向上させコアロスを改善させた磁気コアを提供する。
【解決手段】 軟磁性粒子を含む磁気コアである。軟磁性粒子の体積基準での粒度分布において、粒子径が(0.5×D50)以上である軟磁性粒子を大粒子とする。ある大粒子から大粒子に最も近い3個の大粒子までの距離の平均値をALとし、全ての大粒子において算出されるALの中央値をMとして、Mが特定の範囲内である。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軟磁性粒子を含む磁気コアであって、
前記軟磁性粒子の体積基準での粒度分布において、粒子径が(0.5×D50)以上である前記軟磁性粒子を大粒子として、
ある大粒子から当該大粒子に最も近い3個の大粒子までの距離の平均値をALとし、全ての大粒子において算出されるALの中央値をMとして、
1.0μm<M<(0.5×D50)を満たす磁気コア。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
D50が4.0μm以上60.0μm以下である請求項1に記載の磁気コア。
【請求項3】
軟磁性粒子を含む磁気コアであって、
前記軟磁性粒子の体積基準での粒度分布において、粒子径が(0.5×D50)以上である前記軟磁性粒子を大粒子として、
ある大粒子から当該大粒子に最も近い3個の大粒子までの距離の平均値をALとし、全ての大粒子において算出されるALの中央値をMとして、
0.35μm<M<(0.5×D50)を満たし、かつ、
D50が0.80μm以上4.0μm未満である磁気コア。
【請求項4】
少なくとも一部の前記軟磁性粒子の組成が組成式(Fe
1-p
X1
p
)
100-(a+b+c+d+e+f)
B
a
P
b
Si
c
C
d
X2
e
X3
f
(原子数比)で表され、
X1がCoおよびNiから選択される1種以上、
X2がTi、Cr、Mn、Al、Ga、Ag、Zn、S、Ca、Mg、V、Sn、As、Sb、Bi、N、Au、Cu、希土類元素および白金族元素から選択される1種以上、
X3がZr、Nb、Mo、Hf、Ta、Wから選択される1種以上であり、
0≦p≦0.5、
2.00≦a≦20.00、
0.00≦b≦14.00、
0.00≦c≦15.00、
0.00≦d≦5.00、
0.00≦e≦3.00、
0.00≦f≦9.00、および
70.00≦100-(a+b+c+d+e+f)≦96.00を満たす請求項1~3のいずれかに記載の磁気コア。
【請求項5】
少なくとも一部の前記軟磁性粒子がFeのみ、または、FeとCoおよび/またはNiとを含む請求項1~3のいずれかに記載の磁気コア。
【請求項6】
請求項1~3のいずれかに記載の磁気コアを含む磁性部品。
【請求項7】
請求項1~3のいずれかに記載の磁気コアを含む電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁気コア、磁性部品および電子機器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、金属磁性粉末を圧粉して得られる圧粉コアとコイル部とを一体成形したインダクタが記載されている。
【0003】
圧粉コアに金属磁性粉末を用いる場合にはコア損失が大きくなりやすい。金属磁性粉末として非晶質合金粉末を用いることでコア損失が低下する。しかし、成形時に圧粉コアの密度を向上させることが難しくなる。
【0004】
特許文献2および特許文献3には、結晶質の合金磁性粉末と非晶質の合金磁性粉末とを混合して用いることが記載されている。
【0005】
特許文献4には、実用球形度の平均値が高い非晶質軟磁性粉末を用いることで、従来よりも低損失なインダクタ等を提供できることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-309024号公報
特開2004-197218号公報
特開2004-363466号公報
特許第5110660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、直流重畳特性を向上させコアロスを改善させた磁気コアを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の一側面に係る例示的な実施形態の磁気コアは、
軟磁性粒子を含む磁気コアであって、
前記軟磁性粒子の体積基準での粒度分布において、粒子径が(0.5×D50)以上である前記軟磁性粒子を大粒子として、
ある大粒子から当該大粒子に最も近い3個の大粒子までの距離の平均値をALとし、全ての大粒子において算出されるALの中央値をMとして、
1.0μm<M<(0.5×D50)を満たす。
【0009】
D50が4.0μm以上60.0μm以下であってもよい。
【0010】
上記の目的を達成するために、本発明の他の側面に係る例示的な実施形態の磁気コアは、
軟磁性粒子を含む磁気コアであって、
前記軟磁性粒子の体積基準での粒度分布において、粒子径が(0.5×D50)以上である前記軟磁性粒子を大粒子として、
ある大粒子から当該大粒子に最も近い3個の大粒子までの距離の平均値をALとし、全ての大粒子において算出されるALの中央値をMとして、
0.35μm<M<(0.5×D50)を満たし、かつ、
D50が0.80μm以上4.0μm未満である。
(【0011】以降は省略されています)
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