TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025087205
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201704
出願日
2023-11-29
発明の名称
半導体装置
出願人
新光電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
23/28 20060101AFI20250603BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】製造コストを低減できる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置10Aは、半導体素子30と、電極パッド32の上面の少なくとも外周縁を被覆するように設けられた第1有機基板40と、第1有機基板40の上面に設けられた配線層70と、半導体素子30の下面に形成された導電層A1とを有する。半導体装置10Aは、導電層A1の下面の少なくとも外周縁を被覆するように設けられた第2有機基板50と、第1有機基板40と第2有機基板50との間に設けられた半導体素子30を封止する封止樹脂60とを有する。導電層A1は電極パッド31を有する。第1有機基板40は、第1基板本体41と、第1基板本体41の下面に形成されるとともに半導体素子30の上面に接着された第1接着層42とを有する。第2有機基板50は、第2基板本体51と、第2基板本体51の上面に形成されるとともに導電層A1の下面に接着された第2接着層52とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下面に形成された第1電極パッドと上面に形成された第2電極パッドとを有する1以上の半導体素子と、
前記第2電極パッドの上面の少なくとも外周縁を被覆するように前記半導体素子の上面に設けられた第1有機基板と、
前記第1有機基板の上面に設けられるとともに前記第2電極パッドと電気的に接続される第1配線層と、
前記半導体素子の下面に形成された導電層と、
前記導電層の下面の少なくとも外周縁を被覆するように前記導電層の下面に設けられた第2有機基板と、
前記第1有機基板と前記第2有機基板との間に設けられた前記半導体素子を封止する封止樹脂と、を有し、
前記導電層は、前記第1電極パッドを有し、
前記第1有機基板は、第1基板本体と、前記第1基板本体の下面に形成されるとともに前記半導体素子の上面に接着された第1接着層とを有し、
前記第2有機基板は、第2基板本体と、前記第2基板本体の上面に形成されるとともに前記導電層の下面に接着された第2接着層とを有する、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1有機基板は、高耐電圧樹脂材により形成されており、
前記第2有機基板は、高耐電圧樹脂材により形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1有機基板の熱膨張係数と前記第2有機基板の熱膨張係数との差は、前記第2有機基板の熱膨張係数と前記半導体素子の熱膨張係数との差よりも小さい、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2有機基板は、前記導電層の外側面よりも外方に突出するように形成されており、
前記封止樹脂は、前記導電層から露出する前記第2有機基板の上面に設けられており、
前記封止樹脂は、前記導電層の外側面を被覆するように形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2有機基板は、前記第1有機基板の外側面よりも外方に突出するように形成されており、
前記封止樹脂は、前記第1有機基板の外側面を被覆するように形成されている、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記導電層は、
前記半導体素子の下方に設けられた金属板と、
前記金属板と前記第1電極パッドとを電気的に接続する接合部と、を更に有し、
前記第2有機基板は、前記金属板の下面に設けられている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記金属板は、前記第1有機基板の外側面よりも外方に突出するように形成されており、
前記半導体装置は、
前記封止樹脂を厚さ方向に貫通して前記金属板の上面の一部を露出する貫通孔と、
前記貫通孔を充填するとともに前記金属板と電気的に接続される貫通電極と、を更に有する、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第2有機基板は、前記第2有機基板を厚さ方向に貫通して前記金属板の下面の一部を露出する開口部を有する、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1有機基板と、前記半導体素子と、前記第1配線層と、前記導電層と、前記第2有機基板と、前記封止樹脂と、を有する構造体と、
前記構造体が内部に配置される収容孔を有する基板と、
前記基板の上面及び下面を被覆するとともに前記構造体を内蔵する樹脂層と、
前記樹脂層の上面に形成されるとともに、前記第1配線層と電気的に接続される第2配線層と、を更に有する、請求項1に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、半導体装置としては、電力の制御や電力の供給を行うパワー系の半導体装置(パワーモジュール)が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の半導体装置としては、下基板と上基板との間に搭載された半導体素子と、下基板と上基板との間に設けられた半導体素子を封止する封止樹脂と、上基板の上面に形成された配線層とを有するものが知られている。この種の半導体装置では、下基板としてセラミック基板が用いられるとともに、上基板として有機基板が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-94391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記半導体装置においては、製造コストの低減が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一観点によれば、下面に形成された第1電極パッドと上面に形成された第2電極パッドとを有する1以上の半導体素子と、前記第2電極パッドの上面の少なくとも外周縁を被覆するように前記半導体素子の上面に設けられた第1有機基板と、前記第1有機基板の上面に設けられるとともに前記第2電極パッドと電気的に接続される第1配線層と、前記半導体素子の下面に形成された導電層と、前記導電層の下面の少なくとも外周縁を被覆するように前記導電層の下面に設けられた第2有機基板と、前記第1有機基板と前記第2有機基板との間に設けられた前記半導体素子を封止する封止樹脂と、を有し、前記導電層は、前記第1電極パッドを有し、前記第1有機基板は、第1基板本体と、前記第1基板本体の下面に形成されるとともに前記半導体素子の上面に接着された第1接着層とを有し、前記第2有機基板は、第2基板本体と、前記第2基板本体の上面に形成されるとともに前記導電層の下面に接着された第2接着層とを有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一観点によれば、製造コストを低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の半導体装置を示す概略断面図(図2における1-1線断面図)である。
図2は、第1実施形態の半導体装置を示す概略平面図である。
図3は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図4は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図5は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図6は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図7は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図8は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図9は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図10は、第2実施形態の半導体装置を示す概略断面図(図11における10-10線断面図)である。
図11は、第2実施形態の半導体装置を示す概略平面図である。
図12は、第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図13は、第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図14は、第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図15は、第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図16は、第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図17は、第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図18は、第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図19は、第3実施形態の半導体装置を示す概略断面図である。
図20は、第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図21は、第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図22は、第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図23は、第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図24は、第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図25は、第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図26は、第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図27は、第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
図28は、変更例の半導体装置を示す概略断面図である。
図29は、変更例の半導体装置を示す概略断面図である。
図30は、変更例の半導体装置を示す概略断面図である。
図31は、変更例の半導体装置を示す概略断面図である。
図32は、変更例の半導体装置を示す概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して各実施形態を説明する。なお、添付図面は、便宜上、特徴を分かりやすくするために特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率については各図面で異なる場合がある。また、断面図では、各部材の断面構造を分かりやすくするために、一部の部材のハッチングを梨地模様に代えて示し、一部の部材のハッチングを省略している。平面図では、各部材の平面形状を分かりやすくするために、一部の部材にハッチングを付している。また、本明細書において、「平面視」とは、対象物を図1の鉛直方向(上下方向)から見ることを言い、「平面形状」とは、対象物を図1の鉛直方向から見た形状のことを言う。本明細書における「上下方向」及び「左右方向」は、各図面において各部材を示す符号が正しく読める向きを正位置とした場合の方向である。
【0009】
(第1実施形態)
以下、図1~図9に従って第1実施形態を説明する。
(半導体装置10Aの全体構成)
まず、図1に従って、半導体装置10Aの全体構成について説明する。
【0010】
半導体装置10Aは、例えば、電力の制御や電力の供給を行うパワー系の半導体装置(パワーモジュール)である。例えば、半導体装置10Aは、DC-DCコンバータである。半導体装置10Aは、金属板20と、接合部21と、1以上(本実施形態では、4個)の半導体素子30と、半導体素子30の上面に設けられた第1有機基板40とを有している。半導体装置10Aは、金属板20の下面に設けられた第2有機基板50と、半導体素子30を封止する封止樹脂60と、第1有機基板40の上面に設けられた配線層70とを有している。半導体装置10Aでは、第1有機基板40と第2有機基板50との間に半導体素子30が内蔵されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
APB株式会社
二次電池
26日前
甲神電機株式会社
変流器
1か月前
株式会社東光高岳
変圧器
19日前
株式会社電知
組電池の製造方法
5日前
株式会社東光高岳
変圧器
19日前
ローム株式会社
チップ部品
22日前
ローム株式会社
半導体装置
28日前
株式会社コロナ
タッチ式操作装置
8日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
5日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
27日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
11日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
27日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
今日
CKD株式会社
倣い装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
集合導線
28日前
株式会社ダイヘン
ヒューズ
8日前
ローム株式会社
半導体装置
13日前
株式会社ダイヘン
搬送装置
11日前
APB株式会社
二次電池セルの製造方法
26日前
株式会社不二越
ソレノイド
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
株式会社不二越
ソレノイド
14日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
20日前
トヨタ自動車株式会社
充電システム
28日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
5日前
トヨタ自動車株式会社
電池昇温装置
15日前
新電元工業株式会社
磁性部品
22日前
CKD株式会社
傾き調整装置
15日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
21日前
富士電機株式会社
半導体装置
15日前
三菱電機株式会社
半導体装置
27日前
新電元工業株式会社
磁性部品
22日前
SMK株式会社
コネクタの取付構造
15日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
4日前
FDK株式会社
放熱構造
19日前
TDK株式会社
電子部品
18日前
続きを見る
他の特許を見る