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公開番号2024153508
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023067447
出願日2023-04-17
発明の名称組立体
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60J 5/10 20060101AFI20241022BHJP(車両一般)
要約【課題】サブウーファの動作によるバックドアのインナーパネルの振動を低減する。
【解決手段】組立体100は、インナーパネル11を含むバックドア10と、インナーパネル11に取り付けられているサブウーファ20と、インナーパネル11に設けられ、サブウーファ20により振動するインナーパネル11の1次振動モード及び2次振動モードを低減する2つ以上のブレース30a,30b(30)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
インナーパネルを含むバックドアと、
前記インナーパネルに取り付けられているサブウーファと、
前記インナーパネルに設けられ、前記サブウーファにより振動する前記インナーパネルの１次振動モード及び２次振動モードを低減する２つ以上のブレースと、
を備える組立体。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記インナーパネルの中心から前記ブレースまでの距離は、前記インナーパネルの１次振動の波長の１／４倍である、
請求項１に記載の組立体。
【請求項３】
前記バックドアがアウターパネルを更に含み、前記インナーパネルと前記アウターパネルとが前記ブレースを介して固定されている、
請求項１又は２に記載の組立体。
【請求項４】
前記インナーパネルが、車両のトリムの共振点近傍と、接続可能である、
請求項１又は２に記載の組立体。
【請求項５】
前記インナーパネルにおける振動が抑制されている領域が、前記トリムの共振点近傍と接続可能である、
請求項４に記載の組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、組立体に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、特許文献１に記載されるように、車両のバックドアにスピーカを設ける技術が開示されている。ここで、低音を再生する技術として、バックドアにサブウーファを搭載することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－２０２６５３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
サブウーファの動作により、バックドアのインナーパネルが振動することがあった。当該振動により、音声出力の音圧又は音質が低下することがあった。また当該振動により、乗客にとって不快な音であるビビリ音が発生することもあった。
【０００５】
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、サブウーファの動作によるバックドアのインナーパネルの振動が低減された組立体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る組立体は、
インナーパネルを含むバックドアと、
前記インナーパネルに取り付けられているサブウーファと、
前記インナーパネルに設けられ、前記サブウーファにより振動するインナーパネルの１次振動モード及び２次振動モードを低減する２つ以上のブレースと、
を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の一実施形態によれば、サブウーファの動作によるバックドアのインナーパネルルの振動が低減され得る。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態に係る組立体のインナーパネルを、内面から見た図である。
本開示の一実施形態に係る組立体を備える車両を示す平面図である。
図１の組立体の水平断面図である。
図１の組立体の２つのブレース、及びブレースを連結する連結部材を示す斜視図である。
車両における組立体及びトリムを、トリムを半透明とした状態で示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（実施形態の概要）
図１を参照して、本開示の実施形態に係る組立体１００の概要について説明する。図２に示されるように、組立体１００は、車両１０００の例えば後側に含まれる。
【００１０】
車両１０００は、例えば自動車であるが、これに限られず任意の車両であってもよい。自動車は、例えばガソリン車、ディーゼル車、ＢＥＶ（Battery Electric Vehicle）、ＨＥＶ（Hybrid Electric Vehicle）、ＰＨＥＶ（Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、又はＦＣＥＶ（Fuel Cell Electric Vehicle）等であるが、これらに限られない。
（【００１１】以降は省略されています）

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