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公開番号2024057948
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164956
出願日2022-10-13
発明の名称災害警報システム
出願人表示灯株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08B 27/00 20060101AFI20240418BHJP(信号)
要約【課題】警報装置の全体的な起動時間を減らし、迅速な避難誘導を行うとともに、複数の警報装置の起動時間のずれを抑制する災害警報システムを提供する。
【解決手段】災害警報システム1は、複数の避難誘導看板柱2と、避難誘導看板柱2の動作を管理するセンターサーバ3とを有する。また、作業者が、操作端末11を用いて、災害警報システム1の操作を行い、ステータス10を適宜変更する。そして、避難誘導看板柱2は、所定のタイミング毎に、制御部5の通信部23によって、センターサーバ3へアクセスして、ステータス10を受信し、受信したステータス10に応じた動作を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
災害発生時に、複数の避難誘導看板柱と、複数の前記避難誘導看板柱を管理するセンターサーバによって、被災者を避難誘導する災害警報システムであって、
各前記避難誘導看板柱は、音及び光の少なくとも一方によって前記災害の発生を報知する警報装置と、前記避難誘導看板柱の制御を行う制御部とを備え、
各前記制御部は、自身が属する前記避難誘導看板柱に係る前記警報装置を制御可能であるとともに、前記センターサーバと通信可能であって、
各前記制御部は、所定のタイミング毎に前記センターサーバへアクセスする通信である所定通信を同期された状態で行うとともに、前記センターサーバによって管理されている自身に対応したステータスを読み取り、
各前記ステータスは、対応する前記警報装置の動作を決定する警報ステータスを含み、
各前記警報ステータスは、対応する前記警報装置について、停止又は起動を任意に設定可能であって、
災害発生時には、前記警報ステータスが起動に設定されることで、各前記制御部が、前記所定通信によって、前記ステータスを受信し、前記警報ステータスが起動である際に、前記警報装置を報知動作させることを特徴とする災害警報システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
災害発生時に、センターサーバと通信可能である避難誘導看板柱によって、被災者を避難誘導する災害警報システムであって、
前記避難誘導看板柱は、音及び光の少なくとも一方によって前記災害の発生を報知する警報装置と、前記避難誘導看板柱の制御を行う制御部とを備え、
前記制御部は、自身が属する前記避難誘導看板柱に係る前記警報装置を制御可能であるとともに、前記制御部の動作指示を行う前記センターサーバと通信可能であって、
前記制御部は、所定のタイミング毎に前記センターサーバへアクセスする通信である所定通信を同期された状態で行うとともに、前記センターサーバによって管理されている自身に対応したステータスを受信し、
前記ステータスは、対応する前記警報装置の動作を決定する警報ステータスを含み、
前記警報ステータスは、対応する前記警報装置について、停止又は起動を任意に設定可能であって、
災害発生時には、前記警報ステータスが起動に設定されることで、前記制御部が、前記所定通信によって、前記ステータスを受信し、前記警報ステータスが起動である際に、前記警報装置を報知動作させることを特徴とする災害警報システム。
【請求項3】
前記避難誘導看板柱は、被災者に対して避難場所及び対応可能な災害を表示する表示板を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の災害警報システム。
【請求項4】
平常時及び災害終了時には、前記警報ステータスが停止に設定されることで、前記制御部が、前記所定通信によって、前記ステータスを受信し、前記警報ステータスが停止である際に、前記警報装置を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の災害警報システム。
【請求項5】
前記警報装置は、音を報知し、
前記制御部は、前記警報装置の報知動作時に再生するメッセージを保存する記憶部を備えて、
前記メッセージは、前記制御部によって、前記メッセージ毎にメッセージ識別情報が振り分けられ管理されて、
前記ステータスは、前記メッセージ識別情報を更に含み、
前記制御部は、前記所定通信によって、前記ステータスを受信することで、前記警報ステータスを取得するとともに、前記メッセージ識別情報を取得して、
さらに、前記警報ステータスが起動である際に、前記制御部が、前記警報装置を報知動作させて、前記メッセージ識別情報に対応する前記メッセージを再生することを特徴とする請求項1又は2に記載の災害警報システム。
【請求項6】
前記メッセージは、前記センターサーバとの通信によって、追加、変更、及び削除の少なくとも何れかが可能であることを特徴とする請求項5に記載の災害警報システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記所定通信の所定のタイミングを計る時計を備えて、
前記時計は、インターネットを介したNTPサーバとの通信、及び前記センターサーバとのアクセスの少なくとも一方によって、正確な時刻に同期されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の災害警報システム。
【請求項8】
前記時計は、電源断となって電力が供給されなくなった際に、予備として代わりに電力を供給する電池を備えていることを特徴とする請求項7に記載の災害警報システム。
【請求項9】
前記センターサーバは、複数の前記制御部を任意のグループに分けて管理して、
前記警報ステータスを前記グループ毎に、一斉に変更することを特徴とする請求項1に記載の災害警報システム。
【請求項10】
前記制御部は、停電等によって電力が供給されなくなった際に、予備として代わりに電力を供給する予備電源部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の災害警報システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は災害時に、警報装置を備えた避難誘導看板柱によって、避難者への避難誘導を行う災害警報システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
警報装置へ順次信号等を送信して、警報装置を作動させる災害警報システムが従来知られている。例えば、特許文献1に記載の災害警報システムは、連絡本部側に設置される無線電話送信機を備えた警報送信装置と、避難場所側に設置され、それぞれ電話番号が異なる無線電話受信機を有する複数の警報受信装置とを備える。そして、警報送信装置は、無線電話網を利用して、災害の発生した地域の避難場所側にある警報受信装置を個別に発呼して、各避難場所に応じた通報メッセージを送信する。さらに、警報受信装置は、無線電話受信機で受信した通報メッセージを電光掲示板に表示する手段を備えるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-288132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した災害警報システムでは、複数の警報受信装置へ夫々個別に、通報メッセージを発呼する必要が生じるため、全体として起動に時間を要し、特に起動順が後の警報受信装置において、避難誘導が遅れる問題があった。また、多数の警報受信装置の起動時間のずれが発生する問題もあった。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題に鑑み、警報装置の全体的な起動時間を減らし、迅速な避難誘導を行うとともに、複数の警報装置の起動時間のずれを抑制する災害警報システムを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る災害警報システムは、災害発生時に、複数の避難誘導看板柱と、複数の避難誘導看板柱を管理するセンターサーバによって、被災者を避難誘導する災害警報システムであって、各避難誘導看板柱は、音及び光の少なくとも一方によって災害の発生を報知する警報装置と、避難誘導看板柱の制御を行う制御部とを備え、各制御部は、自身が属する避難誘導看板柱に係る警報装置を制御可能であるとともに、センターサーバと通信可能であって、各制御部は、所定のタイミング毎にセンターサーバへアクセスする通信である所定通信を同期された状態で行うとともに、センターサーバによって管理されている自身に対応したステータスを読み取り、各ステータスは、対応する警報装置の動作を決定する警報ステータスを含み、各警報ステータスは、対応する警報装置について、停止又は起動を任意に設定可能であって、災害発生時には、警報ステータスが起動に設定されることで、各制御部が、所定通信によって、ステータスを受信し、警報ステータスが起動である際に、警報装置を報知動作させることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明に係る災害警報システムは、災害発生時に、センターサーバと通信可能である避難誘導看板柱によって、被災者を避難誘導する災害警報システムであって、避難誘導看板柱は、音及び光の少なくとも一方によって災害の発生を報知する警報装置と、避難誘導看板柱の制御を行う制御部とを備え、制御部は、自身が属する避難誘導看板柱に係る警報装置を制御可能であるとともに、制御部の動作指示を行うセンターサーバと通信可能であって、制御部は、所定のタイミング毎にセンターサーバへアクセスする通信である所定通信を同期された状態で行うとともに、センターサーバによって管理されている自身に対応したステータスを受信し、ステータスは、対応する警報装置の動作を決定する警報ステータスを含み、警報ステータスは、対応する警報装置について、停止又は起動を任意に設定可能であって、災害発生時には、警報ステータスが起動に設定されることで、制御部が、所定通信によって、ステータスを受信し、警報ステータスが起動である際に、警報装置を報知動作させることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の災害警報システムにおいて、避難誘導看板柱は、被災者に対して避難場所及び対応可能な災害を表示する表示板を備えていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の災害警報システムにおいて、平常時及び災害終了時には、警報ステータスが停止に設定されることで、制御部が、所定通信によって、ステータスを受信し、警報ステータスが停止である際に、警報装置を停止することを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の災害警報システムにおいて、警報装置は、音を報知し、制御部は、警報装置の報知動作時に再生するメッセージを保存する記憶部を備えて、メッセージは、制御部によって、メッセージ毎にメッセージ識別情報が振り分けられ管理されて、ステータスは、メッセージ識別情報を更に含み、制御部は、所定通信によって、ステータスを受信することで、警報ステータスを取得するとともに、メッセージ識別情報を取得して、さらに、警報ステータスが起動である際に、制御部が、警報装置を報知動作させて、メッセージ識別情報に対応するメッセージを再生することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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