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公開番号
2024033722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-13
出願番号
2022137487
出願日
2022-08-31
発明の名称
車両用計器装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G08C
15/06 20060101AFI20240306BHJP(信号)
要約
【課題】汎用性に優れた車両用計器装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載され、入力された信号に応じて、車両に関する物理量を表示するメータ200であって、物理量を表示する表示部と、信号に応じて、表示部を制御するマイコン210と、CAN(第一通信プロトコル)に基づく第一信号とUART(第二通信プロトコル)に基づく第二信号との両方の入力に対応した単一のコネクタ(接続端子)と、を備え、マイコン210は、信号が第一信号であるかを判定するステップS3(第一判定動作)と、信号が第二信号であるかを判定するステップS8(第二判定動作)と、を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、入力された信号に応じて、前記車両に関する物理量を表示する車両用計器装置であって、
前記物理量を表示する表示部と、
前記信号に応じて、前記表示部を制御する制御部と、
第一通信プロトコルに基づく第一信号と第二通信プロトコルに基づく第二信号との両方の入力に対応した単一の接続端子と、
を備え、
前記制御部は、
前記信号が前記第一信号であるかを判定する第一判定動作と、
前記信号が前記第二信号であるかを判定する第二判定動作と、
を実行する
車両用計器装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記第一通信プロトコルは、
Controller Area Network (CAN)と
Universal Asynchronous Receiver/Transmitter (UART)と
のいずれか一方であり、
前記第二通信プロトコルは、他方である
請求項1に記載の車両用計器装置。
【請求項3】
前記第一通信プロトコルは、前記CANである
請求項2に記載の車両用計器装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第一判定動作を実行した後に前記第二判定動作を実行する
請求項3に記載の車両用計器装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第一判定動作と前記第二判定動作の結果、前記信号が前記第一信号と前記第二信号のいずれでもない場合、エラー表示を行うよう前記表示部を制御する
請求項1に記載の車両用計器装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用計器装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に搭載される計器装置として、特許文献1に記載の構成が開示されている。この構成では、各種センサ群と接続されたコントロールボックス(3)が、計器(1),(2)らを制御することで、測定した物理量の表示を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-18974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される計器(1),(2)は、受信部(11),(14)を備える。これら受信部は、特定のプロトコルに基づいた信号でのみ、通信を行える。従って、計器(1),(2)は、接続されている相手側機器が対応するプロトコルに変更が生じた場合に、その相手側機器とは通信を行えない
【0005】
本発明の目的とするところは、上述課題に着目し、より汎用性に優れる車両用計器装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用計器装置は、
車両に搭載され、入力された信号に応じて、前記車両に関する物理量を表示する車両用計器装置であって、
前記物理量を表示する表示部と、
前記信号に応じて、前記表示部を制御する制御部と、
第一通信プロトコルに基づく第一信号と第二通信プロトコルに基づく第二信号との両方の入力に対応した単一の接続端子と、
を備え、
前記制御部は、
前記信号が前記第一信号であるかを判定する第一判定動作と、
前記信号が前記第二信号であるかを判定する第二判定動作と、
を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
メータ200とその周辺機器を表したブロック図。
コントロールユニット100のブロック図。
メータ200のブロック図。
メータ200の動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の車両用計器装置の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第一実施形態]
1-1.構成の説明
1-2.動作の説明
1-3.効果例
[変形例]
【0009】
[第一実施形態]
<1-1.構成の説明>
本開示の車両用計器装置は、例えば図1から図3に示されるようなメータ200として構成される。
【0010】
メータ200は、乗用車やオートバイ、作業車などの車両に搭載される。メータ200は、搭載された車両に関する物理量をユーザ(乗員など)へ報知する。メータ200が報知する物理量は、例えば車両の速度、動力の稼働状態(エンジン回転数、過給器の圧力、モータ回転数、バッテリ電力の充放電量など)、クーラント液温度、オイル温度などである。メータ200は、これらに挙げた物理量以外にも、車両状態、運行、走行環境などに関わる情報を表示しても良い。メータ200は、例えば車両へ後付けされる補助計器として搭載されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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