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公開番号2024048639
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154663
出願日2022-09-28
発明の名称感度試験装置
出願人ニッタン株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 17/10 20060101AFI20240402BHJP(信号)
要約【課題】一度に複数の煙感知器の検査を行うことで試験時間を短縮することができる煙感知器の感度試験装置を提供する。
【解決手段】発煙装置により発生された煙が導入される内部空間を備えた煙供給部と、1または2以上の試験対象の煙感知器が着脱可能に設置される取付け板が配設され煙供給部から煙が流入される試験空間を備えた試験器本体部と、煙感知器の感度を判定するための制御装置とを備えた煙感知器の感度を検査する感度試験装置において、試験空間は取付け板により複数の試験室に仕切られ、複数の試験室にはそれぞれ煙濃度検出手段が配設され、複数の試験室はそれぞれ煙供給部の壁体に形成された開口部を介して煙供給部の内部空間に連通されており、取付け板は当該取付け板の感知器取付け面と平行な方向に挿抜可能に構成され、制御装置は煙濃度検出手段からの信号に基づいて取付け板に設置されている煙感知器の感度を判定するようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発煙装置により発生された煙が導入される内部空間を備えた煙供給部と、1または2以上の試験対象の煙感知器が着脱可能に設置される取付け板が配設され前記煙供給部から煙が流入される試験空間を備えた試験器本体部と、煙感知器の感度を判定するための制御装置と、を備えた煙感知器の感度を検査する感度試験装置であって、
前記試験空間は、前記取付け板により複数の試験室に仕切られ、
前記複数の試験室にはそれぞれ煙濃度検出手段が配設されており、
前記複数の試験室はそれぞれ前記煙供給部の壁体に形成された開口部を介して前記煙供給部の前記内部空間に連通されており、前記取付け板は当該取付け板の感知器取付け面と平行な方向に挿抜可能に構成され、
前記制御装置は、前記煙濃度検出手段からの信号に基づいて前記取付け板に設置されている煙感知器の感度を判定することを特徴とする感度試験装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記試験器本体部が複数個連結され、前記煙供給部は複数個の前記試験器本体部に対応する長さを有するように構成されているとともに、
前記制御装置は複数個の前記試験器本体部内に配設された前記取付け板にそれぞれ設置されている煙感知器の感度を検査可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の感度試験装置。
【請求項3】
前記煙供給部の前記開口部には煙流入量調整手段がそれぞれ設けられており、
前記制御装置は、前記煙濃度検出手段からの信号に基づいて前記煙流入量調整手段を制御して対応する前記試験室内の煙濃度を調整するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の感度試験装置。
【請求項4】
前記取付け板は当該取付け板に設置されている煙感知器の端子に一方の端部が接続された配線の他端部が接続された端子部を備え、
前記煙供給部の壁体には前記煙感知器の前記端子部が挿抜可能な複数個の接続部が設けられ、
前記制御装置は、前記複数個の接続部のそれぞれに前記煙感知器の前記端子部が接続されているか判定可能であり、前記接続部に前記端子部が接続されていない場合には、前記試験室に対応する前記煙流入量調整手段により前記開口部を閉鎖することを特徴とする請求項3に記載の感度試験装置。
【請求項5】
前記取付け板の前記感知器取付け面と反対の面には、当該取付け板の挿抜方向と同一方向に移動可能に、前記試験室の前記煙供給部と反対側の開口を閉鎖するための蓋体が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の感度試験装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、流入した煙の濃度が所定のしきい値に達したことを感知して火災の発生を検出する機能を有する煙感知器等の感度試験装置に適用して有効な技術に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
火災感知器には、暗箱と呼ばれる煙検出室内に、それぞれの光軸が互いに交差するように発光素子と受光素子とを配置し、発光素子から放射されて煙検出室内に流入した煙の粒子によって散乱された光を受光素子に受光させ、その受光量が所定のレベルに達したことを感知すると火災発報信号を出力する機能を有する煙感知器がある。
煙感知器は長年使用していると暗箱内部に埃や塵が堆積あるいは付着して、感知器の感度が変化してしまうおそれがあるため、定期的に点検を行う必要がある。そこで、設置場所に持ち込んで煙感知器の感度を検査する可搬型の感度試験装置が開発され実用化されている。また、感度試験装置には、出荷前の感知器を工場にて検査する感度試験装置もある。このうち、可搬型の感度試験装置は、小型、軽量であることが要求される。また、同時に複数の感知器の感度試験が行えることが望まれる。
【0003】
従来、煙感知器の感度試験装置に関する発明として、例えば特許文献1~3に記載されているものがある。
このうち、特許文献1に記載されている感度試験装置は、1つの筐体の上部に試験対象となる煙感知器および濃度検出器が配置される試験空間を、また下部に擬似煙を発生させて試験空間に放出させる発煙容器収納部および循環用のファンを備えた発煙部を設け、発煙容器収納部内に、加熱により水溶性液体を霧化して疑似煙を発生させるためのヒータを配設し、濃度検出器に供給する電源からヒータに電力を供給するようにしたものである。また、特許文献1には、試験装置とは別個の構成された発煙装置により発生された疑似煙を筐体下部の空間に流入させる構成が記載されている。
【0004】
一方、特許文献2に記載されている感度試験装置は、試験対象となる複数の煙感知器が収容される試験空間を有する収容部と、試験空間に供給する疑似煙を発生させる煙発生部と、煙感知器が既定の範囲内で疑似煙を感知するか否かの判定を行う制御部と、上蓋部と、煙発生部から発生した疑似煙を試験空間内に循環させるファンとを備え、制御部は試験終了を表す条件が満たされると、煙発生部への電力を停止させるようにしたものである。また、特許文献2の試験装置は、1つの試験空間に複数の煙感知器を配設して同時に試験することができるように構成されている。
【0005】
特許文献3に記載されている感度試験装置は、煙を発生する煙発生手段と、煙発生手段で発生した煙により煙感知器の試験を行う試験部とを備え、試験部は、煙が通過する試験空間を内部に有する保持器を備え、煙感知器の煙を感知する部分である検煙部を含む一部分が、保持器の試験空間に設置されて煙感知器の試験を行うようにしたものである。なお、特許文献3には、試験空間を有する複数の保持器を並列に配設して、共通の発煙装置からの煙を各保持器内の試験空間に流入させる構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-168172号公報
特開2019-207471号公報
特開2022-52123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載されている感度試験装置は、1度に1つの煙感知器を試験する構成であるため、試験効率が悪いという課題がある。
これに対し、特許文献2に記載されている感度試験装置は、持ち運びが可能であるとともに、1つの試験空間内に複数の煙感知器を配設して同時に試験することができるという利点を有するものの、複数の感知器取付けベースが互いに近接して設けられたプレート状の台座部が筐体の底壁と平行に設けられた構成であるため、試験空間内の清掃がしにくいという課題がある。
【0008】
また、特許文献1及び2の感度試験装置は、いずれも筐体上部の試験空間と筐体下部の煙発生空間が常時連通されている構成であるため、試験終了後に感知器を取出す際に煙発生空間内の煙も排出されてしまい、無駄に排出される煙が多く発煙物質の消費量が多い。さらに、特許文献1及び2いずれの試験装置も、感知器取付けベースが不要な埋込み型の煙感知器の試験はできないという課題がある。
一方、特許文献3に記載されている感度試験装置は、同時に複数の感知器の試験を行うことで試験時間を短縮できるとともに試験空間を狭くすることで発煙量を低減することができるという利点を有するものの、試験空間の数は固定されており柔軟性が低く、かつ運搬を容易にすることについて何ら考慮していない。
【0009】
本発明は上記のような課題に着目してなされたものでその目的とするところは、一度に複数の煙感知器の検査を行うことで試験時間を短縮することができるとともに発煙量が少なくて済む感度試験装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、装置の運搬や試験空間内部の清掃がし易くなり取扱い性が良好な感度試験装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するため、本出願に係る発明は、
発煙装置により発生された煙が導入される内部空間を備えた煙供給部と、1または2以上の試験対象の煙感知器が着脱可能に設置される取付け板が配設され前記煙供給部から煙が流入される試験空間を備えた試験器本体部と、煙感知器の感度を判定するための制御装置と、を備えた煙感知器の感度を検査する感度試験装置において、
前記試験空間は、前記取付け板により複数の試験室に仕切られ、
前記複数の試験室にはそれぞれ煙濃度検出手段が配設されており、
前記複数の試験室はそれぞれ前記煙供給部の壁体に形成された開口部を介して前記煙供給部の前記内部空間に連通されており、前記取付け板は当該取付け板の感知器取付け面と平行な方向に挿抜可能に構成され、
前記制御装置は、前記煙濃度検出手段からの信号に基づいて前記取付け板に設置されている煙感知器の感度を判定するように構成したものである。
(【0011】以降は省略されています)

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