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公開番号2024038941
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022143323
出願日2022-09-08
発明の名称サーバ装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240313BHJP(信号)
要約【課題】複数人が絡む事故の発生時に、迅速かつ正確な判断や処置を担保する。
【解決手段】事故の発生時に、事故車両を含む周辺車両あるいは携帯端末と通信接続を行い、事故車両を含む周辺車両あるいは携帯端末から事故情報を収集する収集部202と、収集された事故情報から事故車両を特定する特定部203と、特定された事故車両に関する情報と紐ついた事故のID情報を生成するID情報生成部204と、ID情報と少なくとも収集された事故情報とを紐付けたデータベースを格納する記憶部205と、データベースに同一のID情報が複数ある場合に、複数台が絡む事故であると判定する判定部206と、複数台が絡む事故が発生したと判定された場合に、ID情報に紐ついた事故情報を緊急通報センターあるいは、情報提供の要請がある緊急救命機関、保険会社を含む要求元に通報する通報部208と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
事故の発生時に、事故車両を含む周辺車両あるいは携帯端末と通信接続を行い、前記事故車両を含む周辺車両あるいは前記携帯端末から事故情報を収集する収集部と、
収集された前記事故情報から前記事故車両を特定する特定部と、
特定された前記事故車両に関する情報と紐ついた事故のID情報を生成するID情報生成部と、
前記ID情報と少なくとも前記収集部において収集された事故情報とを紐付けたデータベースを格納する記憶部と、
前記データベースに同一の前記ID情報が複数ある場合に、複数台が絡む事故であると判定する判定部と、
前記複数台が絡む事故が発生したと判定された場合に、前記ID情報に紐ついた前記事故情報を緊急通報センターあるいは、情報提供の要請がある緊急救命機関、保険会社を含む要求元に通報する通報部と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
該収集された前記事故情報を整理して通報情報を生成する通報情報生成部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記事故車両に関する情報が、車体番号あるいは車両識別番号であることを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記データベースには、前記事故車両に関する情報に、さらに診断情報が紐付けられていることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
車両において、交通事故や車両故障などの緊急事態が発生したときに、その状態を示す緊急通報を、携帯電話や自動車電話あるいは車両に搭載された通信機器等の移動体通信網を通じて報知するシステムが実用化されている。
【0003】
上記のシステムとして、緊急センターにおいて衝突事故の内容を詳しく把握するために、車両に対する歩行者の衝突時の状況を特定する歩行者事故情報を検出する歩行者事故情報センサと、車両の衝突時の乗員の危険発生時の状況を特定する乗員事故情報を検出する乗員事故情報センサと、歩行者との衝突を判定したとき、前記歩行者事故情報を緊急通報センターの通信装置に送信し、乗員の危険発生を判定したとき、前記乗員の事故情報を前記通信装置に送信する事故情報送信部と、を備える緊急通報システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、事故車両が基地局と通信可能な装置を搭載していない場合であっても、事故現場周辺から事故情報を収集することを可能とするために、事故を起こした車両である事故車両あるいは基地局が、事故発生を検知した場合に、事故毎に個別のIDを生成し、事故車両あるいは狭域通信基地局が、IDを含む画像保存要求を生成し、その画像保存要求を自車両周辺の無線通信エリアあるいは自局のサービスエリアに向けて送信し、無線通信エリア内あるいはサービスエリア内で画像保存要求を受信した周辺車両が、その画像保存要求に含まれたIDを抽出して、常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データが記録された一時記録部から画像データを読み出し、周辺車両が、IDと一時記録部から読み出した画像データとを関連付けて、事故情報として事故情報保存部に保存する技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-244167号公報
特開2009-165021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のように、車両が関わる事故が発生した場合には、緊急通報センター等の機関がその事故の内容を詳しく把握できるような情報提供が必要となる。そのため、特許文献2に記載の技術は、上記の要請に応えるもののように思える。
【0007】
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、緊急通報センター等の機関が必要とするデータが、それぞれの周辺車両の事故情報保存部に保存されている。
そのため、緊急通報センター等の機関が多くの情報から、その事故の内容を詳しく把握できるような情報提供を求める場合には、それぞれの周辺車両にアクセスして情報を収集する必要があるため、迅速な判断や処置を行うことが困難であったという課題があった。
【0008】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数人が絡む事故の発生時に、迅速かつ正確な判断や処置を担保するサーバ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、事故の発生時に、事故車両を含む周辺車両あるいは携帯端末と通信接続を行い、前記事故車両を含む周辺車両あるいは前記携帯端末から事故情報を収集する収集部と、収集された前記事故情報から前記事故車両を特定する特定部と、特定された前記事故車両に関する情報と紐ついた事故のID情報を生成するID情報生成部と、前記ID情報と少なくとも前記収集部において収集された事故情報とを紐付けたデータベースを格納する記憶部と、前記データベースに同一の前記ID情報が複数ある場合に、複数台が絡む事故であると判定する判定部と、前記複数台が絡む事故が発生したと判定された場合に、前記ID情報に紐ついた前記事故情報を緊急通報センターあるいは、情報提供の要請がある緊急救命機関、保険会社を含む要求元に通報する通報部と、を備えることを特徴とするサーバ装置を提案している。
【0010】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、該収集された前記事故情報を整理して通報情報を生成する通報情報生成部を備えたことを特徴とするサーバ装置を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

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