特許ウォッチ

公開番号2024096559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-17
出願番号2023000112
出願日2023-01-04
発明の名称緊急通報装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 23/00 20060101AFI20240709BHJP(信号)
要約【課題】緊急通報の状態を使用者に直感的に認識させる。
【解決手段】緊急時に通報を行うための緊急通報装置1であって、バックライト20を内蔵し、緊急通報時を示すシンボルをバックライト20の光によって表示する操作ボタン10と、緊急通報装置1の状態を示すインジケータ30と、操作ボタン10が操作されていない状態ではバックライト20を点灯させ、操作ボタン10が操作された場合にバックライト20を点滅させ、緊急通報装置1に異常が発生した場合にインジケータ30を点灯させる制御部70とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
緊急時に通報を行うための緊急通報装置であって、
バックライトを内蔵し、緊急通報時を示すシンボルを前記バックライトの光によって表示する操作ボタンと、
前記緊急通報装置の状態を示すインジケータと、
前記操作ボタンが操作されていない状態では前記バックライトを点灯させ、前記操作ボタンが操作された場合に前記バックライトを点滅させ、前記緊急通報装置に異常が発生した場合に前記インジケータを点灯させる制御部と、を有する緊急通報装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、緊急通報装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来より、車両に搭載され、緊急時に通報を行うための緊急通報装置が知られている。
【０００３】
特許文献１には、緊急通報発信釦とインジケータとを有し、インジケータの点灯状態を、緊急通報状態以外の通常時には連続点灯し、緊急通報発信釦が押下された緊急通報連絡時には消灯し、また、機器の異常時には点滅するように制御する技術が開示されている。また、特許文献１に開示された技術では、車幅灯の点灯等に同期してインジケータの照明装置に出力する電圧を減圧し、照明を減光して夜間の明る過ぎを解決している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００１－２５０１９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に開示された技術においては、緊急通報発信釦が押下されたかどうかも、機器に異常が発生したかどうかも、インジケータの状態によって通知している。そのため、インジケータによる通知が緊急通報と関係しているのかどうかがわかりにくく、また、緊急通報がユーザインタフェースとして視覚的、直感的に伝わりにくい。
【０００６】
その結果、インジケータの状態が変化した場合、それが何を通知しているのかわかりにくく、使用者に不安感を与えてしまったり、使用者が機器に異常が発生したと誤認識してしまったりする虞がある。
【０００７】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、緊急通報の状態を使用者に直感的に認識させることができる緊急通報装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記目的を達成するために本発明は、
緊急時に通報を行うための緊急通報装置であって、
バックライトを内蔵し、緊急通報時を示すシンボルを前記バックライトの光によって表示する操作ボタンと、
前記緊急通報装置の状態を示すインジケータと、
前記操作ボタンが操作されていない状態では前記バックライトを点灯させ、前記操作ボタンが操作された場合に前記バックライトを点滅させ、前記緊急通報装置に異常が発生した場合に前記インジケータを点灯させる制御部とを有する。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、緊急通報の状態を使用者に直感的に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の一実施形態に係る機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る操作ボタン及びその周辺の構成を示す図である。
本実施形態に係る緊急通報時の処理を説明するためのフローチャートである。
本実施形態に係る障害発生時の処理を説明するためのフローチャートである。
従来の緊急通報装置に係る操作ボタン及びその周辺の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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