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公開番号2024087269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202002
出願日2022-12-19
発明の名称見守りシステム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G08B 25/04 20060101AFI20240624BHJP(信号)
要約【課題】ユーザの操作により、車両の周囲の人に見守りしていることを報知することができる見守りシステムを提供する。
【解決手段】見守りシステム1は、車両内の環境情報を取得するセンシングデバイス500と、ユーザの操作により、センシングデバイスが作動中であることを示す見守り状態を、前記車両外に向けて報知する報知部430等と、を備える。報知部は、表示部を含み、前記表示部は、前記見守り状態の経過時間と、前記センシングデバイスによりセンシングされた車両内の環境情報と、を併せて表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両内の環境情報を取得するセンシングデバイスと、
ユーザの操作により、前記センシングデバイスが作動中であることを示す見守り状態を、車両外に向けて報知する報知部と、
を備える、見守りシステム。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記報知部は、表示部を含み、前記表示部は、前記見守り状態の経過時間と、前記センシングデバイスによりセンシングされた車両内の環境情報と、を併せて表示する、請求項1に記載の見守りシステム。
【請求項3】
前記表示部は、フロントガラス、ドアガラス又は背面ガラスに搭載された透明ディスプレイであり、ユーザの操作により、前記透明ディスプレイに電圧印加することで、前記見守り状態であることと、前記見守り状態の経過時間と、前記センシングデバイスによりセンシングされた車両内の環境情報と、を併せて表示させる、請求項2に記載の見守りシステム。
【請求項4】
前記センシングデバイスにより、センシング内容を検出した場合、当該検出された旨をユーザ端末に通知し、
前記センシング内容に対応する前記車両のアクチュエータを作動させる、請求項1に記載の見守りシステム。
【請求項5】
前記センシングデバイスは、車内の赤ん坊のおむつ及び車内の座席、車内又は車外の音声、車内の温度及びCO

を感知し、前記アクチュエータは、スピーカ、エアコン、ドアロック、サイネージ、及び車外連絡を含む、請求項4に記載の見守りシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、見守りシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両内における生体の置き去りを検知するシステムが知られている。特許文献1には、過去の置き去り履歴情報を参照して車両内における置き去り検出条件を変更する車両制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-149360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
子供を車中に残して子供の親である運転手が数分間だけ買い物や用を足すことが必要な場合がある。しかしながら、車の周囲の人は、そのような状況を知ることができず、単に子供が車中に置き去りにされたと認識してしまい、警察や警備員等の第三者に通報してしまう場合がある。また、子供の親である運転手が車両内の温度などの環境を制御して意図的に子供を置き去りにする(すなわち、見守り状態である)場合であっても、周囲の人がその状況を理解しない限り、やはり第三者に通報される場合がある。
【0005】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、車両の周囲の人に、車中の子供等を見守り中であることを報知することができる見守りシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様にかかる見守りシステムは、
車両内の環境情報を取得するセンシングデバイスと、
ユーザの操作により、前記センシングデバイスが作動中であることを示す見守り状態を、前記車両外に向けて報知する報知部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ユーザの操作により、車両の周囲の人に見守りしていることを報知することができる見守りシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかる見守りシステムの全体構成を説明する図である。
実施の形態1にかかるユーザ端末及びセンシングデバイスの構成を示すブロック図である。
実施の形態1にかかるアクチュエータの機能選択を説明する図である。
実施の形態1にかかる自動トリガの機能選択を説明する図である。
比較例にかかる見守りシステムの動作手順を説明する図である。
実施の形態1にかかる見守りシステムの動作手順を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施形態にかかる見守りシステムは、目的に応じてセンシング内容および報知条件を設定することで、車中に子供が取り残されている状況、又は残さざるを得ない状況を車の周りに周知させる。かかる状況にあることを、透明ディスプレイや投影技術を用いて、車のドアガラス、リアガラス等に表示することで、子供が安全に管理された状態で車中に居ることを周囲に報知することができる。
【0010】
本システムにおいて、サイネージが利用される。サイネージはOLED(Organic Light Emitting Diode)や液晶技術を用いることで電圧印加(ON/OFF)により透明及び不透明を切り替え、映像の切り替えを可能とする。スマホ等のタッチ操作等によりサイネージに見守り状態であることを表示させることができる。サイネージ技術は、調光ガラスとプロジェクタの組み合わせを利用してもよい。透明OLEDは、網戸と同様に、格子状に抜けた部分を通じて背景の景色が見える仕組みになっており、RGBの色のついたセルと透明画素を交互に配置することで、オフ時には透明部分を通して背景が見えるようになる。
(【0011】以降は省略されています)

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