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公開番号2024092498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208474
出願日2022-12-26
発明の名称画像記録システム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240701BHJP(信号)
要約【課題】ドライブレコーダが検出するイベントの条件を好適に設定する技術を提供する。
【解決手段】サーバ14は、予め定められたイベント条件をドライブレコーダ22に送信する。ドライブレコーダ22は、車両12に関する状況がイベント条件を満たすことを検出した場合、車両12に関する状況を撮影したイベント録画の画像を取得する。ドライブレコーダ22は、車両に関する状況がイベント条件を満たすか否かにかかわらず、車両12する状況を継続して撮影した常時録画の画像を取得する。サーバ14は、ドライブレコーダ22から送信された常時録画の画像を解析した結果に基づいて、予め定められたイベント条件とは異なる新たなイベント条件を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されるドライブレコーダと、
サーバと、を備え、
前記サーバは、予め定められたイベント条件を前記ドライブレコーダに送信するイベント条件送信部を有し、
前記ドライブレコーダは、
前記車両または運転者に関する状況が前記イベント条件を満たすことを検出した場合、前記車両または運転者に関する状況を撮影したイベント録画の画像を取得するイベント録画部と、
前記車両または運転者に関する状況が前記イベント条件を満たすか否かにかかわらず、前記車両または運転者に関する状況を継続して撮影した常時録画の画像を取得する常時録画部と、
少なくとも前記常時録画の画像を前記サーバへ送信する画像送信部と、を有し、
前記サーバは、前記ドライブレコーダから送信された前記常時録画の画像を解析した結果に基づいて、前記予め定められたイベント条件とは異なる新たなイベント条件を生成するイベント条件生成部をさらに有し、
前記サーバの前記イベント条件送信部は、前記新たなイベント条件を前記ドライブレコーダに送信する、
画像記録システム。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記イベント条件生成部は、前記ドライブレコーダから送信された前記常時録画の画像の特徴と類似度が高い危険な運転状況を示す画像の特徴に基づいて、前記新たなイベント条件を生成する、
請求項1に記載の画像記録システム。
【請求項3】
前記イベント条件生成部は、危険な運転状況を示す画像の特徴と、前記ドライブレコーダから送信された前記常時録画の画像の特徴との類似度に応じた閾値を含む前記新たなイベント条件を生成する、
請求項1または2に記載の画像記録システム。
【請求項4】
前記イベント条件生成部は、前記ドライブレコーダから送信された前記常時録画の画像の特徴と差が大きい安全な運転状況を示す画像の特徴に基づいて、前記新たなイベント条件を生成する、
請求項1に記載の画像記録システム。
【請求項5】
前記イベント条件生成部は、安全な運転状況を示す画像の特徴と、前記ドライブレコーダから送信された前記常時録画の画像の特徴との差に応じた閾値を含む前記新たなイベント条件を生成する、
請求項1または4に記載の画像記録システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像記録システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
以下の特許文献1には、常時記録機能(常時録画機能とも呼ぶ。)と、トリガ記録機能(イベント録画機能とも呼ぶ。)を備えるドライブレコーダの各種設定値をネットワークを介して外部装置から変更する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-032612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これまで、ドライブレコーダが撮影のトリガとして検出するイベントの条件は、ドライブレコーダまたは外部装置において予め定められていた。本発明者は、ドライブレコーダが検出するイベントの条件を、車両の走行状況や運転者の状態等に応じて柔軟に設定できることが望ましいと考えた。
【0005】
本発明は本発明者の上記課題認識に基づきなされたものであり、その目的は、ドライブレコーダが検出するイベントの条件を好適に設定する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の画像記録システムは、車両に搭載されるドライブレコーダと、サーバと、を備える。サーバは、予め定められたイベント条件をドライブレコーダに送信するイベント条件送信部を有する。ドライブレコーダは、車両または運転者に関する状況がイベント条件を満たすことを検出した場合、車両または運転者に関する状況を撮影したイベント録画の画像を取得するイベント録画部と、車両または運転者に関する状況がイベント条件を満たすか否かにかかわらず、車両または運転者に関する状況を継続して撮影した常時録画の画像を取得する常時録画部と、少なくとも常時録画の画像をサーバへ送信する画像送信部とを有する。サーバは、ドライブレコーダから送信された常時録画の画像を解析した結果に基づいて、予め定められたイベント条件とは異なる新たなイベント条件を生成するイベント条件生成部をさらに有する。サーバのイベント条件送信部は、新たなイベント条件をドライブレコーダに送信する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、装置、方法、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ドライブレコーダが検出するイベントの条件を好適に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の画像記録システムの構成を示す図である。
第1実施形態のサーバの機能ブロックを示すブロック図である。
画像記録システムの動作を示すフローチャートである。
危険な運転状況に関するメタ情報の生成過程を模式的に示す図である。
特徴量マップの例を示す図である。
標準化特徴量マップの例を示す図である。
パラメータ調整テーブルの例を示す図である。
比較データと対応クラスタとの関係を示す図である。
変形例のドライブレコーダの機能ブロックを示すブロック図である。
第2実施形態のサーバの機能ブロックを示すブロック図である。
安全な運転状況に関するメタ情報の生成過程を模式的に示す図である。
特徴パラメータの決定の例を示す図である。
パラメータ調整テーブルの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
第1実施形態の画像記録システムは、車両のドライブレコーダの常時録画機能によって撮影された映像の解析結果に基づいて、イベント録画を開始する契機となる新たなイベントを自律的に追加する。第1実施形態の画像記録システムは、車両の走行に関する状況や運転者の状態等が危険な運転状況に類似すると判断される場合に、その危険な運転状況に基づいて新たなイベントを追加する。
(【0011】以降は省略されています)

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