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公開番号2024041188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145852
出願日2022-09-14
発明の名称配車システム
出願人個人
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/123 20060101AFI20240319BHJP(信号)
要約【課題】煩雑な手順を必要とせずに、配車を依頼した利用者のもとに確実に配車を完了することができる配車システムを提供する。
【解決手段】
利用者が携帯する通信端末3と、通信端末3から識別情報を受信する管理サーバ2と、車両の運転手側が所持する携行通信機8と、を備え、通信端末3と携行通信機8とは、それぞれ近距離無線通信手段を備え、通信端末3と携行通信機8とは、近距離無線通信手段の有効距離内で通信が確立できるようになっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配車依頼を識別情報とともに送信することができる操作部を備える利用者が携帯する通信端末と、
前記通信端末から前記識別情報を受信する管理サーバと、
車両の運転手側が携行する携行通信機と、
を備え、
前記通信端末と前記携行通信機とは、それぞれ近距離無線通信手段を備え、
前記通信端末と前記携行通信機とは、前記近距離無線通信手段の有効距離内で通信が確立できるようになっていることを特徴とする配車システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記管理サーバは前記配車依頼の受信に基づき、当該配車依頼に対して手配された携行通信機の識別情報を前記通信端末に送信し、
前記通信端末は、前記近距離無線通信手段の有効距離で通信が確立された携行通信機から識別情報を受信し、該識別情報と前記管理サーバから受信した前記識別情報とを照合し、正しい場合には報知手段による報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の配車システム。
【請求項3】
前記管理サーバは前記配車依頼の受信に基づき、当該配車依頼を送信した通信端末の識別情報を前記携行通信機に送信し、
前記携行通信機は、前記近距離無線通信手段の有効距離で通信が確立された通信端末から識別情報を受信し、該識別情報と前記管理サーバから受信した前記識別情報とを照合し、正しい場合には報知手段による報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の配車システム。
【請求項4】
前記通信端末は、前記管理サーバに配車完了通知を送信する完了通知処理部を備え、
前記近距離無線通信手段の有効距離で通信が確立された携行通信機から受信した識別情報と前記管理サーバから予め受信した前記携行通信機の識別情報とを照合し、正しい場合にのみ、前記完了通知処理部は前記管理サーバへ配車完了通知の送信が可能となることを特徴とする請求項2に記載の配車システム。
【請求項5】
前記管理サーバは配車依頼を受信すると、配車管理者側に設置された情報端末に対して配車情報を送信し、前記携行通信機は該配車情報を前記情報端末から共有されるようになっており、
前記携行通信機は、前記近距離無線通信手段の有効距離で通信が確立された通信端末から受信した識別情報と前記管理サーバから予め受信した前記通信端末の識別情報とを照合する探索処理を行い、正しい場合にのみ前記情報端末へ探索処理終了通知の送信が可能となることを特徴とする請求項3に記載の配車システム。
【請求項6】
前記報知手段は所定の音声を出力できるスピーカーであることを特徴とする請求項2また3に記載の配車システム。
【請求項7】
前記報知手段から出力される前記音声は、前記通信端末と前記携行通信機との近接距離に応じて段階的に変化することを特徴とする請求項6に記載の配車システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信技術を用いて利用者にタクシーなどの車両を配車する配車システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えばタクシーの配車は、利用者がタクシー会社に電話を掛け、自身の居場所を口頭で伝えるのが一般的であったが、近年ではスマートフォンなどの携帯端末の通信技術を活用して配車の依頼を行うことができる配車サービスの利用が増えている。このような配車サービスでは、スマートフォンに内蔵されたGPS受信機を用いて取得された位置情報が、配車依頼情報とともに配車サービスを提供するサービスサーバに送信され、サービスサーバ側で当該位置情報に向けてタクシーが適宜手配される仕組みになっている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-189913号公報(第6頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような配車サービスを可能にする配車システムでは、サーバに送信された携帯端末の配車依頼時点における位置情報が手配されるタクシーに伝達されるため、利用者にとっては自身の居場所を正確に伝える手間がなく、利便性の高いものになっている。このように手配されるタクシーには配車依頼時点における利用者の位置情報が伝達されるため、利用者はその場から動かないことが前提となるが、例えば高齢者等のように配車サービスの利用に不慣れな利用者が配車依頼の完了後に元いた場所から移動してしまった場合、手配されたタクシー運転手はこの配車依頼を行った利用者と落ち合えずに配車が完了できない可能性がある。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、煩雑な手順を必要とせずに、配車を依頼した利用者のもとに確実に配車を完了することができる配車システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明の配車システムは、
配車依頼を識別情報とともに送信することができる操作部を備える利用者が携帯する通信端末と、
前記通信端末から前記識別情報を受信する管理サーバと、
車両の運転手側が携行する携行通信機と、
を備え、
前記通信端末と前記携行通信機とは、それぞれ近距離無線通信手段を備え、
前記通信端末と前記携行通信機とは、前記近距離無線通信手段の有効距離内で通信が確立できるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、通信端末と携行通信機との近距離無線通信の有効距離で確立された通信により、配車依頼をした利用者の通信端末と、手配された車両の運転手側の携行通信機との少なくともいずれか一方から他方を発見することができ、利用者の身体的特徴や氏名などを車両の運転手側が把握しているか否かに関わらず、配車を依頼した利用者のもとに確実に車両を手配することができる。
【0007】
前記管理サーバは前記配車依頼の受信に基づき、当該配車依頼に対して手配された携行通信機の識別情報を前記通信端末に送信し、
前記通信端末は、前記近距離無線通信手段の有効距離で通信が確立された携行通信機から識別情報を受信し、該識別情報と前記管理サーバから受信した前記識別情報とを照合し、正しい場合には報知手段による報知を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、通信端末と携行通信機との通信時に報知が行われることで、通信端末を携帯する利用者は配車依頼を受けた携行通信機、すなわち車両または運転手を確実に見つけることができ、配車を依頼した利用者のもとに確実に車両を手配することができる。
【0008】
前記管理サーバは前記配車依頼の受信に基づき、当該配車依頼を送信した通信端末の識別情報を前記携行通信機に送信し、
前記携行通信機は、前記近距離無線通信手段の有効距離で通信が確立された通信端末から識別情報を受信し、該識別情報と前記管理サーバから受信した前記識別情報とを照合し、正しい場合には報知手段による報知を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、通信端末と携行通信機との通信時に報知が行われることで、携行通信機を所持する車両の運転手は配車依頼をした通信端末を携帯した利用者を確実に見つけることができ、配車を依頼した利用者のもとに確実に車両を手配することができる。
【0009】
前記通信端末は、前記管理サーバに配車完了通知を送信する完了通知処理部を備え、
前記近距離無線通信手段の有効距離で通信が確立された携行通信機から受信した識別情報と前記管理サーバから予め受信した前記携行通信機の識別情報とを照合し、正しい場合にのみ、前記完了通知処理部は前記管理サーバへ配車完了通知の送信が可能となることを特徴としている。
この特徴によれば、識別情報が正しい場合にのみ管理サーバへ配車完了通知が送信されるため、配車を依頼した利用者のもとに間違いなく車両が手配されたことを知らせることができる。
【0010】
前記管理サーバは配車依頼を受信すると、配車管理者側に設置された情報端末に対して配車情報を送信し、前記携行通信機は該配車情報を前記情報端末から共有されるようになっており、
前記携行通信機は、前記近距離無線通信手段の有効距離で通信が確立された通信端末から受信した識別情報と前記管理サーバから予め受信した前記通信端末の識別情報とを照合する探索処理を行い、正しい場合にのみ前記情報端末へ探索処理終了通知の送信が可能となることを特徴としている。
この特徴によれば、識別情報が正しい場合にのみ配車管理者側に設置された情報端末へ探索処理終了通知が送信されるため、配車を依頼した利用者のもとに間違いなく車両が手配されたことを配車管理者側に知らせることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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