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公開番号2024070393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180853
出願日2022-11-11
発明の名称画像照射装置
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240516BHJP(車両一般)
要約【課題】画像生成ユニットからの出射光によって画像表示部に表示用画像を映し出すように構成された画像照射装置において、表示用画像を広い左右幅で映し出することができるようにする。
【解決手段】画像生成ユニット20からの出射光を反射鏡40によってフロントウインドウ102の表示用領域102Aへ向けて反射させる構成とする。その際、反射鏡40は、ハウジング50に対して左右方向に延びる軸線Ax回りに回動可能に支持された構成とし、これを回動させるためのアクチュエータ80がハウジング50に支持された構成とする。その上で、アクチュエータ80とその駆動力を反射鏡40に伝達する駆動力伝達部材82とが、左右方向に関して反射鏡40の両側端縁よりも内側の位置に配置された構成とする。これにより、ハウジング50の内部空間12において反射鏡40の左右幅を最大限に確保可能とし、表示用画像の左右幅を最大限に確保可能とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像表示部に表示用画像を映し出すように構成された画像照射装置において、
上記表示用画像を生成する画像生成ユニットと、上記画像生成ユニットからの出射光を上記画像表示部へ向けて反射させる反射鏡と、上記反射鏡を収容するハウジングとを備えており、
上記反射鏡は、上記ハウジングに対して左右方向に延びる軸線回りに回動可能に支持されており、
上記ハウジングに、上記反射鏡を上記軸線回りに回動させるためのアクチュエータが支持されており、
上記アクチュエータは、駆動力伝達部材を介して上記反射鏡に駆動力を伝達するように構成されており、
上記アクチュエータおよび上記駆動力伝達部材は、左右方向に関して上記反射鏡の両側端縁よりも内側の位置に配置されている、ことを特徴とする画像照射装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
上記アクチュエータは、上記駆動力伝達部材を装置前後方向に往復動させるように構成されており、
上記駆動力伝達部材は、上記反射鏡の下方側に配置されており、かつ、上記反射鏡に対して上記軸線回りに回動可能な態様で連結されている、ことを特徴とする請求項1記載の画像照射装置。
【請求項3】
上記アクチュエータは、上記ハウジングに固定されたアクチュエータ本体と、上記アクチュエータ本体から下方へ向けて突出した状態で装置前後方向に往復動し得るように構成された出力軸部材とを備えている、ことを特徴とする請求項2記載の画像照射装置。
【請求項4】
上記駆動力伝達部材は、H形の断面形状で装置前後方向に延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項3記載の画像照射装置。
【請求項5】
上記反射鏡は、左右方向に長い外形形状を有する凹面鏡で構成されており、
上記アクチュエータは、左右方向に関して上記反射鏡の中央に位置するように配置されている、ことを特徴とする請求項1~4いずれか記載の画像照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、画像表示部に表示用画像を映し出すように構成された画像照射装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、車載用の画像照射装置として、車室内に配置された状態で、フロントウインドウ(すなわちウインドシールド)やその車室内側に配置された透光板等の画像表示部に表示用画像を映し出すように構成されたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような画像照射装置として、表示用画像を生成する画像生成ユニットと、この画像生成ユニットからの出射光を画像表示部へ向けて反射させる反射鏡と、この反射鏡を収容するハウジングとを備えたものが記載されている。
【0004】
この「特許文献1」に記載された画像照射装置においては、反射鏡がハウジングに対して左右方向に延びる軸線回りに回動可能に支持されるとともに、この反射鏡を上記軸線回りに回動させるためのアクチュエータがハウジングに支持された構成となっている。その際、この「特許文献1」に記載された画像照射装置においては、アクチュエータが反射鏡の側方に配置された駆動力伝達部材を介して反射鏡に連結された構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2020/110580号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
車載用の画像照射装置においては、画像表示部に表示用画像をできるだけ広い左右幅で映し出すことができる構成とすることが望まれる。
【0007】
しかしながら、上記「特許文献1」に記載された画像照射装置においては、駆動力伝達部材が反射鏡の側方に配置されているので、この駆動力伝達部材の配置用スペースの分だけ反射鏡の左右幅が狭くなってしまい、このため画像表示部に映し出される表示用画像の左右幅もその分だけ狭くなってしまう。
【0008】
このような問題は、車載用以外の画像照射装置においても同様に生じ得る問題である。
【0009】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、画像生成ユニットからの出射光によって画像表示部に表示用画像を映し出すように構成された画像照射装置において、表示用画像を広い左右幅で映し出することができる画像照射装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願発明は、アクチュエータおよび駆動力伝達部材の配置に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
(【0011】以降は省略されています)

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