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公開番号
2024072964
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-29
出願番号
2022183888
出願日
2022-11-17
発明の名称
乗員保護装置
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
主分類
B60R
21/045 20060101AFI20240522BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗員の下肢を受け止めて乗員を保護するとともに、テーブルの収納空間の省スペース化を図ることができる乗員保護装置を提供する。
【解決手段】乗員保護装置50は、運転席90の前方の収納位置と、収納位置より後方で運転席90と近接した位置である繰り出し位置との間を移動可能に構成され、車両1によって衝突検知又は衝突の予備検知が行われた際に収納位置から繰り出し位置に移動し、車両1の衝突時に繰り出し位置において乗員Mの膝部MKを受け止めて乗員Mを保護する保護ユニット51と、保護ユニット51に保持され、保護ユニット51の内部に収納可能であり、保護ユニット51が繰り出し位置に位置するときに保護ユニット51から取り出し可能なテーブル99と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のシートに着座する乗員を保護するための乗員保護装置において、
前記シートの前方の収納部に収納され、前後方向に移動可能に構成され、前記車両によって衝突検知又は衝突の予備検知が行われた際に後方に移動して前記シートに近接し、前記車両の衝突時に前記乗員の下肢を受け止めて前記乗員を保護する保護ユニットと、
前記保護ユニットに保持され、前記保護ユニットの内部に収納可能であり、前記保護ユニットが前記収納部から後方に移動したときに前記保護ユニットから取り出し可能なテーブルと、
を備えることを特徴とする乗員保護装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記保護ユニットは、
前記前記車両の衝突時に前記乗員の下肢に当接して前記乗員を受け止める当接部材と、
前記当接部材の前方に配置され、前記当接部材を保持する箱状の収納部材と、
を備え、
前記テーブルは、前記収納部材の内部に収納されていることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
【請求項3】
前記テーブルは、スライドレールを介して前記保護ユニットに保持されていることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
【請求項4】
前記保護ユニットを前記収納部から後方に移動させるための操作部を備えることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
【請求項5】
前記乗員保護装置は、前記車両のインストルメントパネルに収納され、前記車両の前座席に着座する前記乗員の下肢を受け止めて前記乗員を保護することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の乗員保護装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のシートに着座する乗員の下肢を受け止めて乗員を保護する乗員保護装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に記載の構成のように、乗員保護装置として、車両のシートの前方に設けられ、車両の衝突時に後方に繰り出してシートに着座する乗員の下肢を受け止めて乗員を保護する構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-11206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の自動運転化などに伴い、将来的にシートに着座する乗員がテーブルを用いて食事等を行う機会が増加することが予測される。その際、特許文献1の構成のような乗員の下肢を受け止めて乗員を保護する乗員保護装置の収納空間と、テーブルの収納空間とがシート前方に別々に存在する場合、シート前方の空間が狭くなって乗員の快適性に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、乗員の下肢を受け止めて乗員を保護するとともに、テーブルの収納空間の省スペース化を図ることができる乗員保護装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明に係る乗員保護装置の代表的な構成は、車両のシートに着座する乗員を保護するための乗員保護装置において、前記シートの前方の収納部に収納され、前後方向に移動可能に構成され、前記車両によって衝突検知又は衝突の予備検知が行われた際に後方に移動して前記シートに近接し、前記車両の衝突時に前記乗員の下肢を受け止めて前記乗員を保護する保護ユニットと、前記保護ユニットに保持され、前記保護ユニットの内部に収納可能であり、前記保護ユニットが前記収納部から後方に移動したときに前記保護ユニットから取り出し可能なテーブルと、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、乗員保護装置において、乗員の下肢を受け止めて乗員を保護するとともに、テーブルの収納空間の省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る乗員保護装置を搭載した車両の運転席の周囲を左側から見た図である。
運転席から前方を見た図である。
乗員保護装置の断面概略図である。
車両の衝突の予備検知が行われた際の乗員保護装置の断面概略図である。
車両が衝突した際の運転席の周囲を左側から見た図である。
保護ユニットからテーブルを取り出す動作を示す乗員保護装置の断面概略図である。
テーブルを取り出した際の運転席の周囲を左側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、まず本発明の一実施形態に係る乗員保護装置50の全体構成について、図面を参照しながら説明する。以下の説明において、左右方向は、乗員保護装置50を搭載した車両1の左方向と右方向、具体的には運転席90に着座する乗員Mから見た左方向と右方向を意味する。前後方向は、車両1の前方向と後方向、具体的には運転席90に着座する乗員Mから見た前方向と後方向を意味する。上下方向は、鉛直方向の上方向と下方向を意味する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、相対配置等は、特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係る乗員保護装置50を搭載した車両1の運転席90の周囲を左側から見た図である。図2は、運転席90から前方を見た図である。図1、図2に示す様に、乗員保護装置50は、車両1の前座席である運転席90(シート)の前方のインストルメントパネル(以下、「インパネ」と言う。)12の下部に搭載されている。具体的には、インパネ12から後方に突出するステアリングコラム6のコラムカバー9の下部に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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