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公開番号
2024068540
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-20
出願番号
2022179071
出願日
2022-11-08
発明の名称
車両の上部車体構造
出願人
マツダ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62D
25/04 20060101AFI20240513BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】質量、コストを極力増大させることがなく、側突時にセンターピラーレインの車幅方向内側への侵入量を抑制すること。
【解決手段】センターピラーレイン33と、該センターピラーレイン33の上端部343が固定されるルーフレール11と、を備え、ルーフレール11は、車幅方向に突出して車両前後方向に連続して延びる膨出部15aを有し、膨出部15aは、上端部343が固定される固定部37rと、センターピラーレイン33から車両前後方向に離間する末端部38と、を備えた。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
センターピラーレインと、該センターピラーレインの上端部が固定されるルーフレールと、を備え、
前記ルーフレールは、車幅方向に突出して車両前後方向に延びる膨出部を有し、
前記膨出部は、前記上端部が固定される固定部と、前記センターピラーレインから車両前後方向に離間する末端部と、を有することを特徴とする
車両の上部車体構造。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記膨出部は前記ルーフレールの側面部に設けられた
請求項1に記載の車両の上部車体構造。
【請求項3】
前記センターピラーレインから後方へ延びる前記膨出部を第1膨出部とし、
前記第1膨出部の前記末端部に対して後方において隣接する位置に、車幅方向に突出する第2膨出部が設けられた
請求項1又は請求項2に記載の車両の上部車体構造。
【請求項4】
前記ルーフレールの上面部又は下面部の車両前後方向における、前記第1膨出部と前記第2膨出部との間と同じ位置に、車幅方向に延びるビード部が設けられた
請求項3に記載の車両の上部車体構造。
【請求項5】
前記ビード部は、前記ルーフレールの前記上面部から上方へ突出する上面ビード部とし、
前記ルーフレールの前記下面部には、車幅方向に延びるとともに下方へ突出する一対の下面ビード部とを有し、
前記下面ビード部は、前記下面部の車両前後方向における、前記第1膨出部と前記第2膨出部との間を隔てた各位置に互いに隣接して設けられた
請求項4に記載の車両の上部車体構造。
【請求項6】
前記ルーフレールから車幅方向内側へ延びるルーフレインを備え、
前記センターピラーレインを前縁辺とするとともに前記ルーフレールを上縁辺とするドア開口部が形成され、
前記ドア開口部における前記センターピラーレインと前記ルーフレールとの角部は、車両側面視で弧形状に形成され、
前記固定部の後方に位置する前記末端部は、
前記角部の後端位置より後方に位置し、且つ、前記センターピラーレインに対して後側で最も近接する前記ルーフレインの前端位置より前方に位置することを特徴とする
請求項1に記載の車両の上部車体構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、センターピラーと、該センターピラーの上端部が固定されるルーフレールとを備えた車両の上部車体構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車幅方向の両端部において車両前後方向に延びる左右一対のルーフレールと、左右一対のルーフレールを車幅方向に連結するルーフレインとを備えた車両の上部において、ルーフレールに上端部が接合されて下方へ延びるセンターピラーに対して側突荷重が入力時に、該側突荷重をルーフレインを介して車幅方向の反対側へ伝達する構造が知られている。
【0003】
ところで、センターピラーに側突荷重の入力時に、上述したように車幅方向の反対側への荷重分散を効率よく行う必要があるが、センターピラーとルーフレールとの結合部は一般に強度が低くなり易く、またセンターピラーとルーフレールとの剛性差によって応力が集中し易い。
【0004】
このため、センターピラーに対して側突荷重が入力時に、結合部においてルーフレールが変形するおそれがあり、その場合、該変形したルーフレールと共に車室内に侵入するセンターピラーの侵入量が増大するおそれがある。
【0005】
その対策として例えば、ルーフレインの板厚を厚くすることが考えられるが、質量、コストの増大を招く。例えば、車幅方向外側からの衝撃荷重の入力に対して前記結合部を補強するものとして特許文献1が提案されている。
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術は、結合部においてセンターピラーとルーフレールとの夫々に複雑なビードを複数設けたり、ルーフレインからセンターピラーまで延びる特殊なガセットを設ける等して結合部を補強するものであるため、質量およびコストを抑制するという課題について改善の余地がある。
【0007】
すなわち、特許文献1には、車幅方向外側からの衝撃荷重の入力に対して、結合部においてルーフレールを折れない程度まで頑強に補強する技術は開示されているが、ルーフレールの折れ変形位置をコントロールすることで、結果としてセンターピラーレイン上端部の車室側への変位量を抑制するという技術思想について何ら着目されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2019-89488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、質量、コストを極力増大させることがなく、側突時にセンターピラーレインの車幅方向内側への侵入量を抑制できる車両の上部車体構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明の車両の上部車体構造は、センターピラーレインと、該センターピラーレインの上端部が固定されるルーフレールと、を備え、前記ルーフレールは、車幅方向に突出して車両前後方向に延びる膨出部を有し、前記膨出部は、前記上端部が固定される固定部と、前記センターピラーレインから車両前後方向に離間する末端部と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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