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公開番号2024067451
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177538
出願日2022-11-04
発明の名称運転支援方法及び運転支援装置
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類B60W 50/10 20120101AFI20240510BHJP(車両一般)
要約【課題】ユーザの意図に応じた好みの運転特性を設定可能な運転支援システムを実現する。
【解決手段】車両C1を所定の運転特性で自動運転させるための処理を実行可能な運転支援方法である。この運転支援方法は、自動運転で実現可能な複数の運転特性のそれぞれに対応する複数の属性をユーザU1に提示する提示処理(ステップS531)と、ユーザの選択操作に基づいて、その提示処理で提示された複数の属性の中から少なくとも1つの属性を選択する選択処理(ステップS532)と、その選択処理で選択された属性に対応する運転特性を自動運転に反映させるための設定を行う設定処理(ステップS533)とを含む。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
車両を所定の運転特性で自動運転させるための処理を実行可能な運転支援方法であって、
前記自動運転で実現可能な複数の運転特性のそれぞれに対応する複数の属性をユーザに提示する提示処理と、
前記ユーザの選択操作に基づいて、前記提示処理で提示された複数の属性の中から少なくとも1つの属性を選択する選択処理と、
前記選択処理で選択された属性に対応する運転特性を前記自動運転に反映させるための設定を行う設定処理と、を含む、
運転支援方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の運転支援方法であって、
前記提示処理では、前記属性と、当該属性に対応する運転特性で前記車両を走行させる経路との組合せを属性毎に前記ユーザに提示し、
前記選択処理では、前記ユーザの選択操作に基づいて、前記提示処理で提示された前記組合せの中から少なくとも1つの組合せを選択し、
前記設定処理では、前記選択処理で選択された組合せに対応する経路を当該組合せに対応する運転特性で前記車両に走行させるための設定を行う、
運転支援方法。
【請求項3】
請求項2に記載の運転支援方法であって、
前記設定処理では、前記選択処理で選択された組合せに対応する経路において、前記車両の位置と前記車両が走行する日時とのうちの少なくとも1つに基づいて当該組合せに対応する運転特性を変化させるための設定を行う、
運転支援方法。
【請求項4】
請求項3に記載の運転支援方法であって、
前記設定処理では、前記選択処理で選択された組合せに対応する運転特性を変化させる場合に、当該運転特性の変化に関する情報を前記ユーザに提供するための設定を行う、
運転支援方法。
【請求項5】
請求項2に記載の運転支援方法であって、
前記設定処理では、前記選択処理で選択された組合せに対応する経路において、前記車両の位置と前記車両が走行する日時とのうちの少なくとも1つに基づいて、当該組合せに対応する属性に関する音声及び画像のうちの少なくとも1つを出力させるための設定を行う、
運転支援方法。
【請求項6】
請求項1から5の何れかに記載の運転支援方法であって、
前記運転特性は、前記属性毎に予め定められたアクセル操作量の遷移と前記アクセル操作を開始するまでのタイミングとのうちの少なくとも1つと、前記属性毎に予め定められたブレーキ操作量の遷移と前記ブレーキ操作を開始するまでのタイミングとのうちの少なくとも1つと、前記属性毎に予め定められたステアリング操作を開始するまでのタイミングと、前記属性毎に予め定められた方向指示器操作を開始するまでのタイミングと、前記属性毎に予め定められた車両の運転時における車間距離と道路の中央に対する車両の左右の寄り具合とを含む当該車両の走行位置と、のうちの少なくとも1つを含む、
運転支援方法。
【請求項7】
請求項1から5の何れかに記載の運転支援方法であって、
前記属性は、人物及び仮想キャラクタを含む個人を特定する情報である、
運転支援方法。
【請求項8】
請求項1に記載の運転支援方法であって、
所定の計測車両に乗車したドライバによる運転操作に基づいて前記ドライバの運転特性を生成し、前記ドライバの運転特性と前記ドライバの属性とを関連付けた情報を前記提示処理で提示される前記属性に関する情報として保存する運転特性生成処理、をさらに含む、
運転支援方法。
【請求項9】
請求項8に記載の運転支援方法であって、
前記運転特性生成処理は、
前記ドライバによる運転操作に関するセンサ情報を含む運転データを取得する取得処理と、
前記運転データに基づいて、前記ドライバによる運転操作の量と、当該運転操作の遷移と、当該運転操作を開始するまでのタイミングと、当該運転操作による前記計測車両の走行位置とのうちの少なくとも1つを前記ドライバの運転特性として生成する生成処理と、を含む、
運転支援方法。
【請求項10】
請求項1に記載の運転支援方法であって、
所定の車両及びその周囲のうちの少なくとも一部を含む動画と、当該車両に乗車したドライバのうちの少なくとも一部を含む動画とに基づいて前記ドライバの運転操作を推定し、前記ドライバの運転特性と前記ドライバの属性とを関連付けた情報を前記提示処理で提示される前記属性に関する情報として保存する運転特性生成処理、をさらに含む、
運転支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動運転に関する運転特性を車両に設定させることが可能な運転支援方法及び運転支援装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車内の状態に応じて自動運転での運転特性を変更する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、ドライバに対して登録された運転特性、又は、乗員の体調や疲労度に応じた静寂性の高い運転特性等を、自動運転での運転特性として設定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-122750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来技術では、予め定められた条件に従って自動的に運転特性を変更することが可能である。ここで、自動運転では各種の運転特性を実現することが可能である。そこで、ユーザの思い入れが強い運転特性、例えば、ユーザが憧れる人物の運転特性、ユーザが憧れる仮想のキャラクタの運転特性等を自動運転で実現することも考えられる。しかし、上述した従来技術では、予め定められた条件に従って自動的に運転特性が変更されるため、思い入れが強い運転特性をユーザが体験することが困難である。
【0005】
本発明は、ユーザの意図に応じた好みの運転特性を設定可能な運転支援システムを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両を所定の運転特性で自動運転させるための処理を実行可能な運転支援方法である。この運転支援方法は、自動運転で実現可能な複数の運転特性のそれぞれに対応する複数の属性をユーザに提示する提示処理と、ユーザの選択操作に基づいて、提示処理で提示された複数の属性の中から少なくとも1つの属性を選択する選択処理と、選択処理で選択された属性に対応する運転特性を自動運転に反映させるための設定を行う設定処理とを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザの意図に応じた好みの運転特性を設定可能な運転支援システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両の車室内の構成例を簡略化して示す図である。
図2は、各属性に関する運転特性を生成する運転特性生成システムのシステム構成の一例を示す図である。
図3は、車両に設置されている運転支援システムのシステム構成の一例を示す図である。
図4は、記憶部に記憶されている運転特性情報DBの格納内容を簡略化して示す図である。
図5は、運転特性情報DBに運転特性情報が格納されている複数の属性に関する選択候補情報をユーザに提示する場合の提示例を示す図である。
図6は、運転特性情報DBに格納されているアクセル情報の一例を示す図である。
図7は、運転特性情報DBに格納されているブレーキ情報の一例を示す図である。
図8は、運転特性情報DBに格納されているステアリング情報の一例を示す図である。
図9は、運転特性情報DBに格納されている走行位置情報の一例を示す図である。
図10は、運転特性生成装置における運転特性生成処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、故人、キャラクタ等に関する運転特性を生成する運転特性生成システムのシステム構成の一例を示す図である。
図12は、運転特性生成装置における運転特性生成処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、故人、キャラクタ等に関する運転特性を生成する運転特性生成システムのシステム構成の一例を示す図である。
図14は、運転特性生成装置における運転特性生成処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、運転支援装置における設定処理の一例を示すフローチャートである。
図16は、記憶部に記憶されている運転特性情報の格納内容を簡略化して示す図である。
図17は、運転特性情報DBに運転特性情報が格納されている属性及び走行経路の組合せに関する情報をユーザに提示する場合の提示例を示す図である。
図18は、車両の走行中における情報の出力例を簡略化して示す図である。
図19は、車両の車室内で電子機器を使用して所望の属性を選択する場合の使用例を簡略化して示す図である。
図20は、電子機器により実現される運転支援システムのシステム構成の一例を示す図である。
図21は、車両の外部に設置されている情報処理装置を使用して所望の属性を選択する場合の使用例を簡略化して示す図である。
図22は、情報処理装置により実現される運転支援システムのシステム構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0010】
[運転特性の設定例]
図1は、車両C1の車室内の構成例を簡略化して示す図である。なお、図1では、運転席、助手席(図示省略)よりも前側を、車両C1の後ろ側から見た場合の外観構成例を示す。また、図1では、説明を容易にするため、ダッシュボード2、ステアリングホイル3、フロントウインド4、バックミラー5、UI(User Interface)200以外の図示は省略する。なお、車両C1は、自動運転が可能な自動運転車両である。また、ユーザU1は、運転席に乗車する乗員である。
(【0011】以降は省略されています)

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